手 軽 さ 70/100
コ ス ト 50/100
アレンジ70/100
身体負担70/100
知  識70/100
ペ ー ス 50/100
酢で効率良く痩せる!
現代日本は「飽食の時代」といわれます。食べ物はふんだんにあり、また世界中の料理が、日本にいながらにして口にすることができる時代になりました。

ところが皮肉なことにその結果、高脂肪食、スナック菓子やソフトドリンクが生活の中にあふれ、糖質や油脂の摂取過剰を引き起こし、肥満や糖尿病など生活習慣病(成人病)が、子供にまで広がってきています。病気に至らなくとも、そのリスクの高い肥満を避けるべきであることは明らかです。→糖尿病の症状や予防について

ビジネスの社会までもウェイトコントロールは自己管理の一部として見る向きもあり、キャリアアップを目指す人には気になるところです。

酢は身体によい有機酸やミネラルを含み、エネルギー燃焼の効率をよくし、さらに減塩にも役立ち、カルシウムの吸収を助けたりと、健康的なウェイトコントロールにとって、酢で効率良く痩せることができるベストパートナーとなる食品です。

お酢には、酢酸によるエネルギー燃焼、アミノ酸による脂肪分解、コレステロールを減らすなどダイエットに効果的です。

特に、お酢に含まれる豊富なアミノ酸が体内に入ると、脂肪燃焼酵素が活発になり脂肪の蓄積を抑制してくれます。また、酢は美しい素肌づくりにも有効です。

お酢に含まれている酢酸には、細胞内でエネルギーを作るクエン酸回路を活発にする作用があります。クエン酸回路では、エネルギーの原料として脂肪が燃やされるため、ダイエット効果が期待できるのです。→アミノ酸で痩せる仕組み


酢がコレステロールを減らす
血管が狭くなると血液が通れるスペースが少なくなるわけですから、血圧は上がりやすくなります。

血管を狭くする因子として注目を集めたのが、コレステロールです。コレステロールは、全身の細胞膜やホルモンの原料になる脂質の1つ。重要な物質でもありますが、多すぎると血管壁について動脈硬化の原因となります。

体を害するコレステロールのことを悪玉コレステロールと呼び、減らしていかなければなりません。食生活の欧米化にともなって、どうしてもコレステロール過剰になりがちな私たち現代人にとって、そのコントロールは重要な課題になっています。

お酢に含まれる酢酸は、ドロドロ血の原因となる血小板凝集を抑制します。お酢を飲むとわずか2時間で血液のサラサラ度が大幅にアップするので、血流がよくなり、肩コリも改善されるというさらにうれしい効果もあります。→コレステロールを改善させる方法


お酢にはクエン酸と必須アミノ酸が含まれています。
クエン酸の働きは、即効的にエネルギーを高め疲労回復に役立ちます。代謝が活発になり、一時的な疲労感には効果があります。あまり飲み過ぎると一応、酸なので胃に負担をかけやすい傾向はあります。

また、アミノ酸の力で高血圧や糖尿、肩こり、肝臓を修復し、ダイエット効果も期待できます。特に、お酢に含まれる豊富なアミノ酸が体内に入ると、脂肪燃焼酵素が活発になり脂肪の蓄積を抑制してくれるので、ダイエットに効果的な食材となるのです。

さらに酢を飲むことで基礎代謝があがり肝臓の働きが良くなるというものです。他にも乳酸を取り除く働きがあります。ここまでの話で良いこと尽くめの酢です。→肝臓とダイエットの密接な関係

しかしお酢を飲めば痩せるという訳ではなく、血糖値の急上昇を防ぐ、便秘の解消に有効などダイエットの補助的な目的として活用するのがいいと思います。

また、人間の体内は弱アルカリ性に保たれている状態が健康なのですが、現代の食生活は体を酸性にする傾向にあると言われています。

しかし、お酢を摂ることで体内はアルカリ性に近づき、結果、新陳代謝が正常になり血液サラサラ、老廃物のたまらない理想的な痩せ体質になることが期待できるそうです。→アルカリ性食品が痩せる詳しい説明

またダイエット以外にも冷えや、お酢のもつ抗菌効果、これにより腸内の有害細菌を減らし、腸内の働きが活発になることで、便意がスムーズになるといった効果が期待できます。便秘を解消すれば肌荒れや吹き出物も改善という効果もあります。

詳細な方法
1日スプーン1杯で十分だそうです。スプーン1杯のお酢で内臓脂肪減少効果があります。どの方法で摂取しても良いらしいので、調理に使ったり飲んだり出来ます。

ただ健康法として続ける事が大事だと思うので、胃が弱いのに必要以上に摂取したりしない方がいいと思います。

1日1杯ならちょっとこってりした炒め物やお肉の煮物やドレッシングにプラスでも、味が変になることなく摂取できますし。1日1杯を継続する事に意義があり結果がいずれ出てくるので健康やダイエットのサポートにと言う事でした。

お酢を摂るタイミングは食中か食後がベストです。
酢は食欲増進効果もあるので食前はよくないです。
空腹時は胃酸の酸度が上がっていることが多く、そこでお酢を摂取してしまうと胃壁が荒れる原因にもなるので注意が必要です。

食中にお酢を摂れば、血糖値の急上昇を抑制する働きがあるのでダイエットには効果的。また、食後に摂れば胃液の分泌を促進し、食べ物の消化を助けてくれるそうです。


酢は昔から夏バテを防ぐのに飲まれたりして、健康によい調味料として有名です。
最近はドリンクとしていろんな種類のお酢ドリンクを飲めるようになってきました。お酢の種類も実にたくさんあって迷うと思いますので、まずいろいろあるお酢の性質と成分を比較してみました。

★酢のカロリー
酢酸100g
エネルギー(kcal)25.0
水分(g)93.3
たんぱく質(g)0.1
脂質(g)0.0
炭水化物(g)2.4

特徴として、米酢、玄米酢などの調理用のお酢は、アミノ酸は含んでいるけれど、クエン酸などが少なめになっています。それと比べて、黒酢やもろみ酢はアミノ酸が多くクエン酸も含まれています。
アミノ酸も体内で脂肪の分解を促進すると考えられているので、アミノ酸が豊富なお酢を摂れば、糖と脂肪を燃やすクエン酸とのダブルパワーでさらなる効果が期待できます。

りんご酢は、クエン酸がとてもたくさん入っています。黒酢とリンゴ酢を比較してみると、同じお酢でも成分のバランスがだいぶ違うことがわかりました。下記に特徴をまとめてみました。

りんご酢…りんご酢の利点はとても飲みやすいことにあります。成分としてはカリウムが豊富なので、血液さらさら効果が見込めます。そのほかにもナトリウムなどのミネラルが多く含まれているので、むくみを解消する効果も期待できます。

黒酢…原料は玄米やお米で、これを長期間発酵させてできたものが黒酢になります。成分として注目なのは、アミノ酸が多く含まれていること、そしてビタミンB2、ポリフェノールなども含まれていて栄養豊富なことです。代謝を上げる効果のほかに、活性酸素を減らすなどのアンチエイジング効果があるので、ダイエットと美容の両方に効果的です。→玄米とダイエットについて

香酷(こうず)…中国で調理に使われている色の黒いお酢です。原料はもち米と麦ふすまになります。もち米を蒸して酒を造り、これにもみ殻を加えて窯で自然発酵させて作ります。デメリットは中華料理の調味料には欠かせないものですが、飲料として飲もうと思ったら酸味が強すぎます。メリットとして、香酷は日本の黒酢以上に、栄養素にあふれています。飲むのには適していないのですが、カプセルなどでサプリとして摂るのはおすすめの方法です。

もろみ酢…泡盛の原料用の米と黒麹を合わせて発酵させてできたもろみに、黒砂糖を加えるまさに黒づくしのお酢になります。アミノ酸も多く含んでいる上に、黒麹菌を使うことで、酸味の主成分が、酢酸ではなくクエン酸になります。クエン酸のメリットとして疲労回復、抗菌、抗ウイルス作用などの効果が期待できます。酸味も強くなく、ダイエット中の運動前に最高のドリンクになりそうです。

ワインビネガー…主にフランスやドイツで作られています。赤と白の2種類があり、洋風の料理によく合います。

モルトビネガー…主にイギリスで作られる酢です。麦芽を原料に作られビールに似た香りがします。
ダイエットに適しているお酢ドリンクとしては黒酢ともろみ酢が有力です。酢ダイエットをしようと思ったら運動してこそ効果的なダイエット法だということを頭に入れておきましょう。それは有酸素運動の前に酢ドリンクを飲むと、脂肪燃焼効果と、疲労回復効果が高まる効果があるからです。

説明したように酢はたくさんの種類があるのですが、酢の色が黒いほどダイエットに効果的であるのです。

その理由は色が黒いほどアントシアニンという成分が多く含まれています。つまり、このアントシアニンが血流量を増やす働きがあるのです。

血流量が増えればリンパの流れも良くなり脂肪が燃焼しやすい体になります。
試しに黒酢を飲んでいただければわかるのですが、体がなにやら温かくなることを実感できると思います。→リンパとダイエットの関係について


もろみ酢がダイエット効果があるということで話題になっています。もろみ酢ダイエットが人気がある理由の一つは「毎日飲むだけ」という簡単な方法であることです。ただ飲むだけで体脂肪の燃焼を助けたり、肌をきれいにする以外にも、コレステロール値を下げたり、疲労回復、筋力増強効果などがあります。→コレステロールを下げる方法

もろみ酢に多く含まれている成分はアミノ酸やクエン酸ですが、脂肪として蓄積されたものをエネルギーに変える効果があり、体質からダイエットに適応していきます。 このクエン酸は疲労回復効果や夏バテ対策になることは有名な話ですが、特に運動や筋トレで筋肉を使った時に乳酸が作られることで疲れを感じています。その乳酸をクエン酸で分解することで、疲れた体をいち早く元の状態に戻せるのです。→筋トレの詳しい実践方法

ダイエットのために運動をしている人は特に疲れるとモチベーションも低下していきますので大切なのですが、毎日の生活が忙しい人などの疲れにも効果があるので、是非摂取したいものです。

肝心の始め方ですが、ダイエットにもろみ酢を利用する場合は、毎日30mlのもろみ酢を飲めばいいだけなので、実行しやすく、継続もしやすいダイエット方法なのです。

注意点としては飲むタイミングが大切になってきます。食前にもろみ酢を飲むのは逆効果で危険です。食事の前にもろみ酢を摂取すると、食欲が増してつい食べ過ぎてしまうこともあり、ダイエットをする場合であれば、食前より食後のほうがおすすめです。

もろみ酢を飲んだ後は代謝が高くなり、体内に蓄積されている脂肪がエネルギーに変わりやすく脂肪が燃えやすくなっているのでランニングやウォーキングなどの有酸素運動によって効率的に体脂肪を燃やすことが可能となります。

毎日もろみ酢をそのまま飲むと、飽いてしまう人もいるので、牛乳割にしたり、サラダに用いたりしてアレンジしてみるのも継続できるコツです。


黒酢には様々な健康効果があることで知られており、多くの人に利用されています。お肌の状態をよくしたい人や、健康な体をつくりたい人、体脂肪を燃焼させたい人などが、黒酢を愛飲しています。

黒酢に含まれている栄養成分の中には、アミノ酸、クエン酸、リンゴ酸などがあります。酢の一種である黒酢には、クエン酸が含まれているため、体の代謝を上げて太りにくい体を作り上げてくれるのです。蓄積された体脂肪を燃焼したい人は、脂肪燃焼を助けるアミノ酸の多い黒酢はぴったりの存在です。

体の中にいつまでも残っていた水分や老廃物を体外に出すことも、黒酢の有効成分によって促進することが可能です。体に必要の無い尿や便の排出が促進されるので、体全体が軽くなります。ダイエットをしっかり行うためには、黒酢などを飲んで代謝のいい体になって、体の中に残っているいらない成分を出すこともとても大事です。

黒酢は人気の食品となっていますが、その味はなかなか受け付けられないという人が多いようです。生のままの黒酢は酸っぱすぎて飲めないという人もいます。液体に混ぜたり、お料理に混ぜ込むなどのやり方で、摂取しやすくしてください。

しかし、加工の方法を誤ると、ダイエット効果の乏しい黒酢の飲み方になってしまいますので、注意をする必要があります。 お腹が空いた状態で黒酢を飲むと、酢に含まれている酸味が胃に負担になる可能性がありますので注意が必要です。

胃の中に食べ物が入っている状態だと黒酢を飲んでも、胃を荒らすようなことはありません。他の飲み物と黒酢をブレンドすることで、黒酢の酸味を和らげることができるようになります。

野菜ジュースやフルーツジュースと黒酢を混ぜたり、牛乳や豆乳をプラスした状態で飲むことで、黒酢の酸味も気にならなくなります。はちみつや、甘味で酸っぱさを和らげている黒酢ドリンクもありますが、甘い成分はカロリーを高めることが多くありますので、黒酢を飲む時は気をつけてください。ダイエットや健康に効果的な黒酢ですが、適切な飲み方をすることを重視したほうがダイエットに有効です。


ポイントバルサミコ酢風呂
美肌のために弱酸性のお酢のお風呂はいかがでしょう?酢風呂は血行の促進にもよいので、空調で調子をくずしがちな現代人の味方です。
とはいってもお風呂の中に酢のきつい匂いがするのはいやという方もいるでしょう。
そういう方にはちょっとぜいたくですが、バルサミコ入浴を試してみては?香りが非常によいので、今までの酢風呂と違って、ゴージャスな気分が楽しめます。やり方は1回に1/4程度のバルサミコ酢又はフルーツ酢を入れることです。→入浴のダイエット効果について



お酢で野菜をたっぷり
ダイエットに欠かせないのは野菜。しかし嫌いな人も多くのですが、ごはんやパン、お菓子など栄養素が低く高カロリーなものを食べていては痩せることはできません。→ダイエットと栄養素の関係

野菜と言えばサラダを連想しますが、たくさん食べたつもりでも量はすくなく、満足には満たされません。煮炊きすればビタミンは壊れやすく栄養も半減してしまいます。そこで活用したいのがお酢。酢でメニューでのバリエ—ションをつければ、野菜はぐんとおいしく食べやすくなります。

野菜がしんなりするまで漬けた洋風の野菜のマリネサラダもおいしいでしょうし、油が気になる人のためにはローカロリーの酢の物もいいでしょう。

お酢ドリンク
ハチミツや果汁などで少し甘みがついたお酢ドリンクを食事中に飲むなどドリンクとして活用するのもおすすめです。
ただし、飲みすぎは糖質の摂りすぎになってしまうので、グラス1杯程度にしましょう。理想はリンゴ酢などの糖分控えめのお酢ドリンクです。

ドレッシング
サラダに適量をふりかけるだけでもドレッシングがわりになります。そして市販のドレッシングよりもカロリーもおさえられるのです。分量としてはお酢:しょうゆ:オイル=2:3:3 (または、酢:オイル=2:3に塩少々)がベストですが、オリーブオイルとゴマ油など、オイルの量を控えめにすればさらにカロリーを控えられます。

お酢が苦手という人のために
お酢のツンとした刺激がどうしても苦手という人は多いはずです。もちろん、血糖値上昇抑制効果がもっとも強いのは、お酢に含まれる酢酸ですが、梅干しやかんきつ類に多く含まれるクエン酸にも酢酸同様の効果があることが知られています。お酢が苦手という人は、クエン酸を多く含む食材を摂ることで効果が期待できます。


バルサミコヨーグルトドリンク(1人分)
バルサミコ酢…小さじ1
ヨーグルト…1/4カップ
ハチミツ…小さじ1~2

これらをよく混ぜ、牛乳150ccで割る。


ラムレーズンのバルサミコムース
鉄分豊富なレーズンをバルサミコ酢にプラス。
ローカロリーの超お手軽ムースに仕立てました。

材料(4人分)
ゼラチン…10g
ラム酒漬けレーズン…大さじ2
牛乳…400cc
バルサミコ酢…大さじ1
はちみつ…大さじ3
氷…4~5片

①ゼラチンは耐熱容器に入れ、大さじ1の水でしめらせ、電子レンジで加熱し溶かしておく。
②ミキサーにラムレーズンとハチミツ、牛乳を入れ2分ミキシング。さらに氷を入れて氷粒がかすかに見える程度にミキシングし、溶かしておいたゼラチンとバルサミコ酢を入れる。
③見る間にふわりとしてくるので、充分に混ざったところでグラスに流して冷蔵庫で固める。あればミントの葉をあしらって。


酢大豆
昨今の健康食品として話題になることも多いのが酢大豆です。最近は黒豆を使ったものや黒酢を使ったものなどバリエーションが豊富になって、スーパーの店頭にも並ぶようになりました。生、あるいは煎った大豆を酔に漬けたごくシンプルな食品ですが、それだけに愛好者も多いです。酢大豆を積極的に食べるようにすると便秘がちだったのが治り、ウエストサイズもダウン。朝が辛かったのも解消。それほど酢と大豆の相性が良いのでしょう。

また、ビタミンEが多く含まれます。このような栄養の高い大豆を消化吸収の効果のある酢と一緒にとることによって、相乗効果を狙おうというのが酢大豆なのです。

作り方
洗って水気を切った大豆を用意します。広口瓶に1/3ほどの高さまで入れ、醸造酢をビンの2/3くらいまで入れます。大豆が酢を吸ったら、さらに酢を追加。これを繰り返して大豆が酢を吸わなくなるまで続け、酢を切ってでき上がり。大豆は良質なものを求めたいものです。秋なら新豆と呼ばれるその年に収穫された豆を求めましょう。



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