リンパダイエットで滞っているリンパを活性化させてからだの内側から痩せる
目次
手 軽 さ
コ ス ト
アレンジ
身体負担
知 識
ペ ー ス
リンパの主な役割としては、排泄機能と免疫機能があります。リンパ液の流れが滞ると、余分な水分や老廃物が体内に蓄積し、むくみやたるみ、ダイエットをしてもヤセにくかったり、体調不良など、さまざまな障害が現れます。そうしたリンパ液の滞りを解消し、症状の改善を目的として行われるのがリンパマッサージです。
リンパマッサージは、お店などでセラピストにマッサージをしてもらうイメージがあると思いますが、実は家でも手軽にできる方法があります。そして方法もいろいろあり、「体内リンパ」マッサージは、内臓の近くに多く存在する、深部にあるリンパ節を刺激して、痩せて理想のからだに近づくことのできるのです。
医学的にも、浮腫の軽減、外傷後の皮膚の再生促進などが期待でき、肥満解消や疲労回復効果もあるため、医療現場・スポーツ・美容など多くの分野に普及しています。
リンパ液はリンパ節に向かって循環しているため、リンパマッサージは流れに沿った一番近くのリンパ節に向かってゆっくりと滑らかに行うのが原則とされています。
滑剤にはオイルが使われることが多く、この場合はオイルマッサージに大別されます。
手技もオイルマッサージと類似しており、手のひらなど広い面で、ソフトなタッチでゆっくりと行います。
実はリンパといっても、私たちの体の中には大きく分けて2つのリンパがあります。
1つは表面に近いところを流れる細いリンパ。もうひとつが体の奥深いところを流れる太いリンパです。そして、体表から深部のリンパにアプローチすることで、自然に細いリンパの流れまでよくし、体内のリンパを効率的に活性化させることができるのが、このリンパマッサージダイエットの特徴なのです。
リンパが滞り、流れの悪い人は、いくらがんばってダイエットをしてもヤセにくかったり、すぐむくんだり、いつまでたっても首の凝りがとれなかったり、顔色も悪くて、メタボリックなど、悪いことずくめです。→あなたは大丈夫?メタボリックをチェックしよう
その上、体調もすぐれないので、不機嫌になったり、性格にさえ影響を及ぼすこともあるのです。自分では気がついていないのがいちばん怖いところでもあります。
まず自分がどれくらい滞っているのかを認識して、表層のリンパではなく、深層のリンパを活性化するようなマッサージを行えば、肥満からもすぐにでも解放されることでしょう。
「今さら体型を変えるダイエットなんて無理だ」
そう思うかもしれません。しかし、そんなことはありません。人の骨や筋肉の数は、解剖学的な構造にはあまり差はないみたいなのです。
つまりトップモデルも俳優も骨だけを見ればみんな同じような太さなのです。つまりその骨格の上にのっている脂肪や筋肉によってスタイルの良し悪しが決まっていくということになります。
同じ身長で太った人や痩せた人がいるのは、今まで生活してきた習慣に差があるからかもしれません。常にリンパの流れのいい生活をしていれば、太りにくい体質ですし、逆に凝りや疲れを放置して、リンパの流れの悪くなるような生活をしていれば、太りやすい体質に変わってしまっているのです。→太りやすい体質は存在した
あなたのリンパ滞り度を早速チェックしてみよう
質問に答えていくだけでどれだけ滞っているのかわかります。
結果発表
Aのあなたは…滞り度30%
まだまだ体の流れはいい状態です。美容の油断をするとトラブルが気になりやすくなってしまいます。マッサージで気になる部分に磨きをかけていきましょう。
Bのあなたは…滞り度60%
心身のSOSンが出ていませんか?疲れがとれない人は、あいた時間を利用して音楽を聴いたり、お茶を飲んだり、リラックスしましょう。さらに全身の基本マッサージを毎日行って。→お茶のダイエット効果について
Cのあなたは…滞り度90%
自分でも体の滞りを感じていませんか?体の内側から体質改善をする必要がある状態です。マッサージでまずウェイトダウンをしていきましょう。→マッサージのダイエット効果や方法
リンパは、全身に網の目に張り巡らされているリンパ管と、リンパ液を浄化する役割を果たすリンパ節、さらに胸腺、脾臓などのリンパ性器官を総称してリンパ系と呼ばれています。
リンパは体の隅々まであり、末梢から一方向に流れています。そして、わきの下や首、足の付け根にある豆粒状に集まっているリンパ節を通って、汚れた水分や異物や老廃物をろ過しながら流れていっています。
リンパ系は余分な水分や老廃物などの不要物を回収して運搬する働きをするシステムと異物から体を守る免疫システムの2の大事な働きを担っています。ところが、体のどこかでリンパの流れが滞ってしまうと、余分な水分や老廃物がたまりやすくなってしまいます。
長い期間、リンパの流れが滞り、循環が隅々まで正常に行き渡らなかったり、体の奥で余分な水分や老廃物が慢性的に停滞していると、その部分に懲りやひずみが生まれます。
疲労がとれない人、だるい人は、深部のリンパを刺激して働きかけ、リンパの流れやすい体作りからはじめてみてください。
深部のリンパの流れがよくなると、便、尿、汗が増え、排泄が促されるようになります。
すると体内に蓄積された毒素がどんどん体外に排泄されていきますから、体の内側からきれいな状態になってくるのです。すると効果は表面にもでてきます。
マッサージを続けて、肌がキレイになった、最近痩せてきた、モチベーションが出てきたと感じたら、体内の流れが改善されてきた証。そのときには、表層のリンパの流れもよくなり、疲れにくく、不調がない、健康で美しい、痩せる体質に生まれ変わってきているのです。
内側から活性化していくのはリンパは静脈が流れるすぐその横を流れており、リンパを刺激することで静脈を一緒に刺激することになり、その結果、血行もよくなります。
もうひとつこのリンパをマッサージすることで、刺激を与えることができるのが、東洋医学の考え方のひとつである「経絡」と呼ばれるものです。
経絡は、人間が生きるために必要なエネルギーである気・血・水分が流れる通路で、内臓と体表を結ぶように、全身をくまなく流れています。
それぞれの経絡は体表と内臓を結ぶものなので、内臓の調子が悪くなると経絡上にあるツボ(経穴)に、痛い、痛気持ちいい、違和感があるなどの反応点が出ます。このツボを持つ経絡には、体を循環するように流れ、体の隅々までエネルギーを運んでいるのです。→食欲を抑えるツボ
そこで、刺激を感じるツボと経絡をマッサージすることで、そのツボや経絡と関係のある内臓の調子を整えることができるのです。鍼や灸もこの原理を利用しています。リンパは西洋医学から発していますが、どちらもスムーズに何の問題もなく、流れているときが健康な状態であり、流れがどこかで滞ると不調が起きると考えられています。→鍼のダイエット効果
深部のリンパを刺激するために、基本的に押す、さする、もむなどの経絡リンパマッサージを行っていきます。一見、表面だけをさすっていたり、押してあまり意味がないように見えますが実は深部のリンパや内臓と関係する経絡にも同時に作用するようにしているのです。
とくに経絡は表面をさするだけで、体内まで刺激を与えることができるものです。
そして、リンパの流れがよくなれば、余分な水分や老廃物がどんどん排泄され、代謝がアップします。あわせて、経絡の流れがよくなるので、内臓を含めた心と体の内側からどんどん調子が整えられてきます。このように深部のリンパを刺激するマッサージは、経絡も一緒に刺激して、体の内側からその人本来の能力を引き出す最良の方法なのです。→基礎代謝が増えると痩せる仕組み
早速基本マッサージプログラムを開始してください。
またマッサージを行う際には、以下の注意点を守りましよう。
マッサージの注意点とポイント
マッサージは体のバランスを考えて、左右、上下など、同じ時間、同じ回数行う。
①心臓から遠い、手先や足先などから行う。
②食後2時間以内や飲酒後は控える。
③病気やケガをしているときは控える。
④妊娠の可能性があるときや、妊娠初期には行わないこと。
⑤バスタイムやそのあとなど、体の温まっているときに行えば、さらに効果的。
⑥体調が悪いときはムリに行わないこと。
⑦肌に傷やトラブルがある場合は、その場所を避けてマッサージを行うか控える。
オイルやボディシェルを使えば、すべりがよくなり、マッサージの効果もアップ。
リンパの流れをよくするマッサージですから、必ず方向を正しく各リンパ節にむかって行う。
効果を上げるため、できるだけ皮膚に直接触れながら体を使って行う。
マッサージをしても症状が改善されない、または悪化した場合には、専門家に相談を。
基本マッサージ
体の中心を押して、さする
①ひざを立ててあおむけになり、四指をみぞおちにあてる。そこから鼠径部まで、手の位置を少しずつずらしながら腹部のリンパを押していく。
みぞおちから鼠径部まで体の前面の中心を、手を左右交互に動かしながら四指でさする。
②鼠径部を両手の四指で何点か押したあと、鼠径部にそって、外側から中心にむかってさする。
おへそから指3外側のラインを押して、さする
①おへそから指3本分外側のラインを、胸から鼠径部まで四指を立てて押す。
②同じラインを手を左右交互に動かしながら手のひらでさする。
ひざ裏を押して、ふくらはぎをさする
①ひざ裏の膝窩リンパ節を両手の四指で押す。
②両手のひらをふくらはぎの裏側にあて、足首からひざまで手のひらを使ってさすりあげる。
背中からヒップラインを押して、さする
①背中から背骨の下についている仙骨まで手のひらで押す。
②手のひらで背中から腰、お尻の下までまっすぐさすり、次にヒップラインの丸みにそって腰までさする。お尻でふたつの楕円を描くようにさする。
③脚腕、おなか、背中と全身をまんべんなくたたく。
おなかの側面を押して、ウエストを交互にさする
①右手の四指を左ウエストの側面にあて、ゆっくりと押す。次に右のウエスト側面にむかって、手のひら全体でおなかを横にさする。
②左手の四指を右ウエストの側面にあて、ゆっくり押し、左側面にむかっておなかを横にさする。①、②を左右の手を交互に動かしながらリズミカルにさする。
ふくらはぎのマッサージでリンパ改善
むくみを解消するには、水分摂取のほかにも身体のある部分を改善しなければなりません。それは、ふくらはぎです。
ふくらはぎは第2の心臓と呼ばれ、筋肉が伸縮する力で身体の下に溜まりがちな血液やリンパをポンプのように上に押しあげています。柔らかいふくらはぎはより力強くリンパを押し上げることができるので、むくみにくいのです。しかし、ふくらはぎの筋肉が硬いとリンパを押し上げる力が弱く、脚のむくみにつながります。
ふくらはぎ改善法
ふくらはぎにたまった老廃物は、マッサージオイルを使ったリンパマッサージで流すことができます。
①片方の脚を伸ばして、床に座る
②伸ばした脚のふくらはぎを両手でつかみ、脚を前後させる。この時、両手は動かさない
③片脚ずつ30秒以上行うと、効果が表れはじめる
(補足)
オイルがない時は、ストッキングを履いて行うと、マッサージオイルを使った時と同様の効果を得ることができます。
コ ス ト
アレンジ
身体負担
知 識
ペ ー ス
リンパの主な役割としては、排泄機能と免疫機能があります。リンパ液の流れが滞ると、余分な水分や老廃物が体内に蓄積し、むくみやたるみ、ダイエットをしてもヤセにくかったり、体調不良など、さまざまな障害が現れます。そうしたリンパ液の滞りを解消し、症状の改善を目的として行われるのがリンパマッサージです。
リンパマッサージは、お店などでセラピストにマッサージをしてもらうイメージがあると思いますが、実は家でも手軽にできる方法があります。そして方法もいろいろあり、「体内リンパ」マッサージは、内臓の近くに多く存在する、深部にあるリンパ節を刺激して、痩せて理想のからだに近づくことのできるのです。
医学的にも、浮腫の軽減、外傷後の皮膚の再生促進などが期待でき、肥満解消や疲労回復効果もあるため、医療現場・スポーツ・美容など多くの分野に普及しています。
リンパ液はリンパ節に向かって循環しているため、リンパマッサージは流れに沿った一番近くのリンパ節に向かってゆっくりと滑らかに行うのが原則とされています。
滑剤にはオイルが使われることが多く、この場合はオイルマッサージに大別されます。
手技もオイルマッサージと類似しており、手のひらなど広い面で、ソフトなタッチでゆっくりと行います。
実はリンパといっても、私たちの体の中には大きく分けて2つのリンパがあります。
1つは表面に近いところを流れる細いリンパ。もうひとつが体の奥深いところを流れる太いリンパです。そして、体表から深部のリンパにアプローチすることで、自然に細いリンパの流れまでよくし、体内のリンパを効率的に活性化させることができるのが、このリンパマッサージダイエットの特徴なのです。
リンパが滞り、流れの悪い人は、いくらがんばってダイエットをしてもヤセにくかったり、すぐむくんだり、いつまでたっても首の凝りがとれなかったり、顔色も悪くて、メタボリックなど、悪いことずくめです。→あなたは大丈夫?メタボリックをチェックしよう
その上、体調もすぐれないので、不機嫌になったり、性格にさえ影響を及ぼすこともあるのです。自分では気がついていないのがいちばん怖いところでもあります。
まず自分がどれくらい滞っているのかを認識して、表層のリンパではなく、深層のリンパを活性化するようなマッサージを行えば、肥満からもすぐにでも解放されることでしょう。
「今さら体型を変えるダイエットなんて無理だ」
そう思うかもしれません。しかし、そんなことはありません。人の骨や筋肉の数は、解剖学的な構造にはあまり差はないみたいなのです。
つまりトップモデルも俳優も骨だけを見ればみんな同じような太さなのです。つまりその骨格の上にのっている脂肪や筋肉によってスタイルの良し悪しが決まっていくということになります。
同じ身長で太った人や痩せた人がいるのは、今まで生活してきた習慣に差があるからかもしれません。常にリンパの流れのいい生活をしていれば、太りにくい体質ですし、逆に凝りや疲れを放置して、リンパの流れの悪くなるような生活をしていれば、太りやすい体質に変わってしまっているのです。→太りやすい体質は存在した
あなたのリンパ滞り度を早速チェックしてみよう
質問に答えていくだけでどれだけ滞っているのかわかります。
結果発表
Aのあなたは…滞り度30%
まだまだ体の流れはいい状態です。美容の油断をするとトラブルが気になりやすくなってしまいます。マッサージで気になる部分に磨きをかけていきましょう。
Bのあなたは…滞り度60%
心身のSOSンが出ていませんか?疲れがとれない人は、あいた時間を利用して音楽を聴いたり、お茶を飲んだり、リラックスしましょう。さらに全身の基本マッサージを毎日行って。→お茶のダイエット効果について
Cのあなたは…滞り度90%
自分でも体の滞りを感じていませんか?体の内側から体質改善をする必要がある状態です。マッサージでまずウェイトダウンをしていきましょう。→マッサージのダイエット効果や方法
リンパは、全身に網の目に張り巡らされているリンパ管と、リンパ液を浄化する役割を果たすリンパ節、さらに胸腺、脾臓などのリンパ性器官を総称してリンパ系と呼ばれています。
リンパは体の隅々まであり、末梢から一方向に流れています。そして、わきの下や首、足の付け根にある豆粒状に集まっているリンパ節を通って、汚れた水分や異物や老廃物をろ過しながら流れていっています。
リンパ系は余分な水分や老廃物などの不要物を回収して運搬する働きをするシステムと異物から体を守る免疫システムの2の大事な働きを担っています。ところが、体のどこかでリンパの流れが滞ってしまうと、余分な水分や老廃物がたまりやすくなってしまいます。
長い期間、リンパの流れが滞り、循環が隅々まで正常に行き渡らなかったり、体の奥で余分な水分や老廃物が慢性的に停滞していると、その部分に懲りやひずみが生まれます。
疲労がとれない人、だるい人は、深部のリンパを刺激して働きかけ、リンパの流れやすい体作りからはじめてみてください。
深部のリンパの流れがよくなると、便、尿、汗が増え、排泄が促されるようになります。
すると体内に蓄積された毒素がどんどん体外に排泄されていきますから、体の内側からきれいな状態になってくるのです。すると効果は表面にもでてきます。
マッサージを続けて、肌がキレイになった、最近痩せてきた、モチベーションが出てきたと感じたら、体内の流れが改善されてきた証。そのときには、表層のリンパの流れもよくなり、疲れにくく、不調がない、健康で美しい、痩せる体質に生まれ変わってきているのです。
内側から活性化していくのはリンパは静脈が流れるすぐその横を流れており、リンパを刺激することで静脈を一緒に刺激することになり、その結果、血行もよくなります。
もうひとつこのリンパをマッサージすることで、刺激を与えることができるのが、東洋医学の考え方のひとつである「経絡」と呼ばれるものです。
経絡は、人間が生きるために必要なエネルギーである気・血・水分が流れる通路で、内臓と体表を結ぶように、全身をくまなく流れています。
それぞれの経絡は体表と内臓を結ぶものなので、内臓の調子が悪くなると経絡上にあるツボ(経穴)に、痛い、痛気持ちいい、違和感があるなどの反応点が出ます。このツボを持つ経絡には、体を循環するように流れ、体の隅々までエネルギーを運んでいるのです。→食欲を抑えるツボ
そこで、刺激を感じるツボと経絡をマッサージすることで、そのツボや経絡と関係のある内臓の調子を整えることができるのです。鍼や灸もこの原理を利用しています。リンパは西洋医学から発していますが、どちらもスムーズに何の問題もなく、流れているときが健康な状態であり、流れがどこかで滞ると不調が起きると考えられています。→鍼のダイエット効果
深部のリンパを刺激するために、基本的に押す、さする、もむなどの経絡リンパマッサージを行っていきます。一見、表面だけをさすっていたり、押してあまり意味がないように見えますが実は深部のリンパや内臓と関係する経絡にも同時に作用するようにしているのです。
とくに経絡は表面をさするだけで、体内まで刺激を与えることができるものです。
そして、リンパの流れがよくなれば、余分な水分や老廃物がどんどん排泄され、代謝がアップします。あわせて、経絡の流れがよくなるので、内臓を含めた心と体の内側からどんどん調子が整えられてきます。このように深部のリンパを刺激するマッサージは、経絡も一緒に刺激して、体の内側からその人本来の能力を引き出す最良の方法なのです。→基礎代謝が増えると痩せる仕組み
早速基本マッサージプログラムを開始してください。
またマッサージを行う際には、以下の注意点を守りましよう。
マッサージの注意点とポイント
マッサージは体のバランスを考えて、左右、上下など、同じ時間、同じ回数行う。
①心臓から遠い、手先や足先などから行う。
②食後2時間以内や飲酒後は控える。
③病気やケガをしているときは控える。
④妊娠の可能性があるときや、妊娠初期には行わないこと。
⑤バスタイムやそのあとなど、体の温まっているときに行えば、さらに効果的。
⑥体調が悪いときはムリに行わないこと。
⑦肌に傷やトラブルがある場合は、その場所を避けてマッサージを行うか控える。
オイルやボディシェルを使えば、すべりがよくなり、マッサージの効果もアップ。
リンパの流れをよくするマッサージですから、必ず方向を正しく各リンパ節にむかって行う。
効果を上げるため、できるだけ皮膚に直接触れながら体を使って行う。
マッサージをしても症状が改善されない、または悪化した場合には、専門家に相談を。
基本マッサージ
体の中心を押して、さする
①ひざを立ててあおむけになり、四指をみぞおちにあてる。そこから鼠径部まで、手の位置を少しずつずらしながら腹部のリンパを押していく。
みぞおちから鼠径部まで体の前面の中心を、手を左右交互に動かしながら四指でさする。
②鼠径部を両手の四指で何点か押したあと、鼠径部にそって、外側から中心にむかってさする。
おへそから指3外側のラインを押して、さする
①おへそから指3本分外側のラインを、胸から鼠径部まで四指を立てて押す。
②同じラインを手を左右交互に動かしながら手のひらでさする。
ひざ裏を押して、ふくらはぎをさする
①ひざ裏の膝窩リンパ節を両手の四指で押す。
②両手のひらをふくらはぎの裏側にあて、足首からひざまで手のひらを使ってさすりあげる。
背中からヒップラインを押して、さする
①背中から背骨の下についている仙骨まで手のひらで押す。
②手のひらで背中から腰、お尻の下までまっすぐさすり、次にヒップラインの丸みにそって腰までさする。お尻でふたつの楕円を描くようにさする。
③脚腕、おなか、背中と全身をまんべんなくたたく。
おなかの側面を押して、ウエストを交互にさする
①右手の四指を左ウエストの側面にあて、ゆっくりと押す。次に右のウエスト側面にむかって、手のひら全体でおなかを横にさする。
②左手の四指を右ウエストの側面にあて、ゆっくり押し、左側面にむかっておなかを横にさする。①、②を左右の手を交互に動かしながらリズミカルにさする。
ふくらはぎのマッサージでリンパ改善
むくみを解消するには、水分摂取のほかにも身体のある部分を改善しなければなりません。それは、ふくらはぎです。
ふくらはぎは第2の心臓と呼ばれ、筋肉が伸縮する力で身体の下に溜まりがちな血液やリンパをポンプのように上に押しあげています。柔らかいふくらはぎはより力強くリンパを押し上げることができるので、むくみにくいのです。しかし、ふくらはぎの筋肉が硬いとリンパを押し上げる力が弱く、脚のむくみにつながります。
ふくらはぎ改善法
ふくらはぎにたまった老廃物は、マッサージオイルを使ったリンパマッサージで流すことができます。
①片方の脚を伸ばして、床に座る
②伸ばした脚のふくらはぎを両手でつかみ、脚を前後させる。この時、両手は動かさない
③片脚ずつ30秒以上行うと、効果が表れはじめる
(補足)
オイルがない時は、ストッキングを履いて行うと、マッサージオイルを使った時と同様の効果を得ることができます。
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