ストレスとダイエット現代の生活でストレスを感じない人はいないでしょう。通勤・通学や家事、仕事や人付き合いなどストレスのたまる要素は無数に存在しています。そのストレスが原因で体重が変化することはよくあります。

その中でストレスがあると痩せる人と、太ってしまう人がいます。あなたはどちらでしょうか?しかもたいていは、太っている人はストレスがあるとさらに太り、痩せている人はストレスが加わるとますます痩せてしまうのです。もちろんこの体重の変化にもちゃんとした理由がありますので、気をつければストレスで太ることを抑えることができます。

ストレスで太ってしまう人
人間の体は脂肪細胞から「レプチン」と呼ばれる一種のホルモンが分泌されます。
レプチンは脂肪細胞からごく少量が分泌され、血液によっての視床下部に到達し働きかけ、食欲を抑制します。レプチンはダイエットに深く関わりある物質です。

つまり脂肪の多い食事をするときにはレプチンが十分に分泌されるべきで比例していることが必要なのです。ところが、ストレスによってこのレプチンがあまり分泌されなくなることがあります。

ストレスのある状況に適応しようとして、脳内の視床下部が刺激されてさまざまな反応が起こります。視床下部には、加わる刺激が強くなりすぎないように制御するシステムが備わっています。しかしストレスが加わり続けていると、制御されてしまい、刺激に対してパンクして反応できなくなってしまうのです。

こうなってしまうと正常ではなくなり、脂肪の多い食事をしても、太っても食欲抑制はされにくくなります。悪循環に陥ってしまい、どんどん食べてストレス太りになるのです。

もともとが太っている人は、脂っこいものを好んでよく食べるのではないでしょうか。ダイエットを目指すためにはしっかりとレプチンの刺激が視床下部で活かしたいところです。ストレスが続いていると視床下部では、もうレプチンの刺激があっても、食欲制御はされず食欲は旺盛なままになってしまって満腹感を脳が感知できないので、どんどん太り続けていくのです。

ストレスがあるとその不快感を打ち消すために、快感や安心感を求めるのは人間の危機回避行動です。快感にも安心感にもいろいろありますが、食欲を満たすことで得られる快感や安心感はとても大きなものです。ですから、人によっては食べたり飲んだりすることでストレスを解消しようと、より一層、美食や大食をします。

ストレスで太る人の傾向としては、この「ストレス食い」とか「やけ食い」をしてしまいます。

また食べる以外にもストレスのあるときは、運動量が減っていることがあります。気持ちがいっぱいになっていて運動どころではないと、運動をしなくなります。

この状態では、心身ともに疲労してはいても、消費カロリーは減少しています。摂取カロリーと消費カロリーのバランスから考えても太ってしまうライフスタイルができあがっているのです。

さらに悪いことにストレスがあると、睡眠不足にもなりがちです。忙しくて時間がなかったり、悩みや不安で眠れないということがあるでしょう。いずれにしても、睡眠不足も大る原因になります。誰にでも言えることですが起きている時間が長いと、食事回数が1回増えたり、間食や夜食がどうしても増えます。これが連日続くようだと太る大きな原因です。以上のようなことが複合的に絡み合ってストレス太りは成立してしまうのです。

それを予防するためにはストレッチなどの軽い運動をとりいれることをおすすめします。からだを動かすことがいちばんのストレス発散になるからです、特にストレッチは激しい運動ではなく家でもどこでもできる手頃な方法で、全身の筋肉を刺激すれば脂肪燃焼効果がアップしますし、交感神経も刺激して睡眠時もスムーズな睡眠に導入してくれます。


ストレスで痩せていく人
その反対に、人によっては、ストレスにより食欲がなくなったり、胃腸の働きが悪くなったりします。羨ましいと思ってしまうかもしれませんが、本人は必死です。

あまり食べられないと言って体調不良になったり、さっぱりしたものということで低カロリーのものを少ししか食べられないのですから、痩せてしまうのも当然です。痩せている人こそ、ストレスがあると痩せてしまうのです。
そんな人は消化不良で下痢をしてしまい、栄養分がしっかりと吸収されないこともあります。

ストレスがあると、人の体は戦いに備えた設定になります。現代社会では、戦いこそないものの、ストレスも多様化して精神的なつらさが主となるストレスがあります。精神的なストレスだけでも、人体はときに、命がけで敵を追ったり追われたりするのに適した体調に設定されてしまいます。

そんなときは、のんびり食事をしていては敵にやられるので、消化器の機能を低下させて対応します。消化能力が低下するので、胃もたれがしたり、空腹になりにくく食欲が出ないこともあります。痩せていく人はこんな成り行きでどんどん痩せていくので決して健康とは言えません。

やはりストレスを取り除くという根本的な解決が必要になってきます。それが難しい場合はストレッチやウォーキングなど体を動かして気分転換をすることをおすすめします。


食習慣の変化をできるだけ小さくする工夫
ダイエットをしようと思えば「食習慣の変化」は避けて通れない道かもしれません。食事の量や回数を減らしたり、質を変えるなどいずれの場合も、程度の差はあれ、そこにストレスが発生します。

ストレスはリバウンドの原因になったりダイエットを諦める大きな原因です。
つまり食習慣の変化をいかに小さく抑えるかということが大切です。

ただ、食事の量や回数はともかくとして「食事の質」、それも糖質制限という視点から考えると、今の日本は甘味料が発達して、ダイエット環境が整っており、糖質制限が簡単になりました。

近年では熱を加えても甘味を損なわない甘味料が手軽に購入できるようになり、飲み物だけでなく煮物などの料理にも使えるようになったことも大きな要素です。

ゼロカロリー飲料はもう当たり前となり、お酒の分野でもこの流れは続いています。

糖質だけではありません。たとえば脂肪の吸収を抑制するマヨネーズや、脂肪の再合成を抑える魚肉ソーセージなどの食材が次々に開発されています。

自然がいちばんと考える人たちからは、添加物や人工甘味料などは、体によくない影響があるとやり玉に上げられるものでもあります。

ですがこれらの食材は、たいへんなコストと時間をかけて開発され、政府や公的機関によって安全性を確かめられているので安心です。

これから商品を工夫して取り入れることができればストレスなくダイエットをスムーズにできることは間違いありません。




この記事を見た人は、こんな記事も見ています!