手 軽 さ 30/100
コ ス ト 70/100
アレンジ50/100
身体負担30/100
知  識50/100
ペ ー ス 50/100
高齢者に必要なダイエット
日本は世界屈指の長寿国になり、社会の高齢化は加速度をつけて進んでいます。これからも高齢化が進んでいくと考えると、若い人が少なくなって老人が老人を介護するのが当たり前の時代になってくるでしょう。

20代、30代では年をとったときのことなんて考えないかもしれません。でも健康に長生きするためには、今から準備をしていても早すぎることはないのです。

日本人女性の平均寿命は80歳を超えています。その中で心配されていることが高齢者の肥満が増加していることです。か細いおじいちゃんやおばあちゃんのイメージは過去のものであり、その原因は食生活が昔よりも豊かになったことや欧米化しためと考えられます。→痩せる食生活に変える方法

これからの懸念は肥満老人が増えることであり、健康で長生きをするためにもダイエットは、人生を通して一生考えていきたい問題です。


70歳を越えてのダイエットは一人で勝手にしてはいけません。あなたは、70年間生きてこられました。

素晴らしいことです。何のためにダイエットをするのか。何歳まで、生きる計画なのか、專門医とよく相談して、骨密度、筋肉が増え、体力が向上し、免疫力が高まり、寝たきり防止になり、心血管系、脳に良く、動脈硬化を阻止し、アンチエイジングに良い、食事、生活習慣、運動を正しく実践できなければ意味をなしません。→生活習慣を改善して痩せる方法

人間は生きている限り老化現象には逆らえません。誰もが平等に訪れるものなのですが、その代表的なものに、サルコペニア(筋肉減弱症)とオステオペニア(骨減弱症)と呼ばれる状態があります。

個人差はありますが、だいたい40歳を過ぎる中年期を迎える頃から、人間の体はタンパク質の合成力が低下し始めます。これにともない筋肉の量が減り、エネルギー産生も衰えてきます。骨も同じように衰えていきます。

このまま年をとっていくと、筋肉と骨はすっかり弱り、こけると骨折しやすくなったり、ひざなど足が不自由になる可能性もあります。運動をするのもおっくうになってきます。エネルギーが消費されないとお腹も空かず、食欲不振になります。→膝と体重の関係

タンパク質もエネルギーも摂取不足になり、タンパク質の合成はさらに低下し、筋肉と骨はどんどん弱っていきます。食欲が減っても動かなければ消費されないので痩せることはありませんので、まさに負の連鎖と言ってもいいでしょう。→筋肉を増やして痩せる方法

糖尿病や高血圧症などの病気にかかるおそれが高くなります。年をとるとただでさえ基礎代謝量が下がるため、太りやすくなります。→基礎代謝とダイエットの密接な関わり

肥満老人にならないためにはからだを動かすという意識を持つことが大切なのです。筋トレやランニングなどで筋肉や骨を鍛えて、いつまでも若々しくいることがもっとも理想的です。→ランニングダイエットの詳しい方法

きっと誰しも人の世話にならずに、自分らしく老後を過ごしたいと思っていると思います。何もしないままでは何も始まりません。まずは体力と筋力が最低限必要なので鍛えることをおすすめします。日常生活の着替え、洗顔、歯磨き、食事、トイレ、入浴といった何気ない行動も、筋力が下がってしまうと、自由にできなくなってしまいます。


筋肉がたくさんあると脂肪燃焼効果がアップするので、ダイエットなら筋肉量を増やしたほうが有利です。でも筋肉って、使わないと急速に減少してしまうことをご存じでしょうか。

よく知られるエピソードとして、地球へ帰還した宇宙飛行士が歩けないほどに筋肉を減らしてしまっていたという話があります。宇宙は無重力状態であるために筋肉にまったく負荷がかからないので、短期間で多くの筋肉が失われてしまったわけです。

これと同じことはもちろん運動不足でも起こります。
若いころはスポーツをして筋肉を鍛えたような人も、年とともに体を動かす機会は減ってしまうものです。負荷が少なくなれば、加速度的に筋肉が落ち、代謝が落ちて、見違えるように太ってしまう人も少なくありません。そして骨密度も低下するので怪我や骨折などの可能性も高くなってしまいます。

それを防ぐためには、減らさないよう少し努力を積まなくてはなりません。
定期的に負荷を与えていれば、筋肉を増やしたり減少を抑えることができます。減るときと同じような勢いで増えることはありませんし、それで代謝が大幅にアップするようなこともないのですが、筋肉は鍛えれば裏切ることなく着実につくのです。

体力や筋力は年とともに衰えていくのは避けられないので、1日でも早く筋力を強化し、体力をつけるように行動を起こす必要があります。

関節などを痛めないように気をつけ、適切な量の負荷をかけさえすれば何歳になっても高齢でも鍛えることができるのです。そして、簡単に筋肉を維持したり量を増したりすることができるのです。ですから、年齢とともに低下する基礎代謝や骨密度を少しでも高いレベルに維持するためには、毎日少しずつ筋肉に負荷を与えることが不可欠であるわけです。→筋トレの詳しい実践方法


動くことは高齢者の生活自立力を高め、寝たきり防止にも効果があることは間違いありません。
特に高齢者が鍛えて欲しいからだの部位は脚力と握力と腕力です。この3つは最後までキープしたい筋力です。

というのも、もし脚が不自由になったら移動が難しくなり、生活の質は格段に下がってしまいます。全体的にからだの筋力が低下するだけでなく、痴呆やその他の病気の進行も早めてしまいます。脚力は使わないと急速に衰えるので歩くことやスクワットをして筋肉を維持していきましょう。→スクワットダイエットの実践方法

腕や手に関してはたとえ車椅子に頼る生活になったとしても、握力と腕力がしっかりしていれば、基本的な生活動作は不自由なくこなすことができます。少し重たい荷物でも運ぶことができたり、生活の中でできる範囲が広がります。高齢者にとって筋トレで鍛えることは生活を維持するために必要なことなので、若いうちから継続して体を動かすという気持ちが大切です。

もちろん今からはじめることで筋力を増やしたり維持できるので遅いことはありません、できることからスタートしてみましょう。


1日の日課として足踏みを50回しよう
高齢者でなおかつ肥満気味の人におすすめの体操です。ゆっくりと行ってください。

膝関節が直角になるように腿部の関節まで、ゆっくりと上げ、手を振って足踏みをしてください。ゆっくりと1セット50回です。

この運動をしているとダイエットにも効果があって、なおかつ寝たきりになる可能性は低いです。どこでも続けることができるので毎日継続して続けることが大切です。

大腿部の筋肉の調整です。1日に3セットできれば、成功です。1日に1セットでも続けることが非常に大事なのです。胸は張って。前を見てください。


片足立ちを30秒をしてみよう
もしも少しでもふらつくようでしたら、机か壁か物を持ってお立ちください。足はほんの少しだけ1mでも地面から離れていればよいのです。

とても簡単な運動のように思えますが、意外とできないのです。そして、脚力が寝たきりを防ぐので、駅での待ち時間、病院での待ち時間、バスの待ち時間、何時でもできます。

バランスを取るのに非常によいのです。しなやかに筋力をつけながら、ウェイトコントロールもできるのです。



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