手 軽 さ 70/100
コ ス ト 50/100
アレンジ30/100
身体負担70/100
知  識70/100
ペ ー ス 50/100
砂糖をやめてダイエットする方法
砂糖ほど体に悪いものはない
ジュースやスイーツを始めとして菓子パンや加工品など世の中には、砂糖で甘くした食品が山ほど多く出回っています。

脳にエネルギーが回り、集中力が増す効果や甘いものを口にすると幸せな気分になるということもあると思いますし、実際に甘さがある方がおいしいと感じるので、ついつい甘いものに手が伸びてしまうかもしれないけど、砂糖は百害あって一利なしなので、なるべく食べないようにしましょう。

砂糖のように世の中に広く出回っていて、調理の際は必ず使うもので、多くの人が口にしているからといって必ずしも安心というわけではありません。砂糖がどのように作られているのかご存知でしょうか?その作り方を知ったら食べれなくなりますよ。

白砂糖は、サトウキビを絞り、石炭、炭素、亜硫酸、亜硫酸ガスを使って煮詰め、不純物を取り除いてからホウ酸塩や塩素を加えて精製し、塩素などの無機酸で漂白して作ります。

精製する過程でサトウキビに含まれていたミネラルやビタミンなどの微量栄養素は全部失われてしまいます。なので砂糖というのは調味料というより化学薬品のようなものです。

栄養がないので本来人間が摂る必要のないものです。消化吸収が早いので、白砂糖が大量にからだに入ると血糖値が急激に上がってしまいます。そして、それを下げようとしてインスリンが過剰に分泌され、逆に血糖値が下がりすぎて低血糖になってしまいます。これが悪化すると糖尿病という恐ろしい病気になります。→糖尿病の症状や予防について

低血糖が続くと、今度は血糖値を上昇させようとしてアドレナリンが分泌されます。アドレナリンというのは興奮状態のときに放出されるホルモンで、出過ぎると、脳が正常な判断ができなくなってしまいます。イライラしたり、キレやすくなったり、暴力的になったり、眠れなくなったりするのです。→血糖値とダイエットの関係について

さらに砂糖は滞在性、増量性、習慣性という特性をもっているから厄介なんです。

滞在性というのは、白砂糖を食べていてもすぐに変化が起きないので、病気の進行に気づかないこと。

増量性というのは、使っているうちに甘味に慣れ、甘味が感じられなくなり量が増えていくこと。

習慣性というのは、白砂糖の入った甘いお菓子を食べ続けていると、次がほしくなりやめられなくなることです。少しでも甘い誘惑に負けてしまったら、それが当たり前の習慣になってしまい、泥沼のような生活に陥るというわけです。


甘いものをやめるだけで病気が治れば簡単だと思うかもしれませんが、実際に甘いものをやめて体調がよくなった人はたくさんいます。甘いものが大好きで、体調が優れないという人は、とりあえず甘いものを絶ってみてください。

やめたとたんに世界が変わりますが、そのやめるのが一番難しいという人もいるでしょう。先ほどの習慣が当たり前になった状態だと絶つのにも一苦労です。→痩せる食生活に変える方法

そういう人は精製していない黒砂糖、キビ糖、てんさい糖、メイプルシュガー、水飴など、カルシウム、ミネラルが含まれた糖類を使ってください。これらは、化学物質の砂糖とは違い栄養が含まれている食品だからです。でも、糖類がしっかりとあることに変わりはないので、くれぐれも摂りすぎないように注意しましょう。→ダイエットと栄養素の関係

ちなみに、三温糖は褐色なので白砂糖より黒砂糖に近いものと誤解して砂糖と違って体にいいと思っている人もいるかもしれませんが、同じく化学物質です。むしろ白砂糖を着色したものなので砂糖よりさらに悪いということをしっかり覚えておいてください。

からだを温め、血を作る塩があれだけ目の敵にされているというのに、なぜからだを冷やし、血を汚してしまう白砂糖の害についてはあまり取り上げられないのか不思議でなりません。



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