手 軽 さ 70/100
コ ス ト 50/100
アレンジ30/100
身体負担50/100
知  識50/100
ペ ー ス 50/100
バナナで痩せる
数ある食材の中でも今回取り上げたのがバナナです。特に手軽と安価だということがバナナダイエットの大きな利点です。1日の1食を変えたり、空腹時に食べるだけでも効果が発揮されます。

優れたエネルギー源となるバナナは、コレステロールを低下させたり、便秘を改善したりとダイエットに適しています。甘味や満腹感もあるので、ダイエット中の制限によるストレスも緩和され、精神面でも楽に痩せられる食べ物なのです。→ストレスを味方につけて痩せる方法

調理したりする必要もなく時間が省けますし、1年中手に入るでしょう。冷蔵庫を開ける必要もなく、ついプラスで何かを取り出してしまうきっかけを防げます。とてもシンプルなのですが、簡単だからこそ続けることができるという利点もあります。

そしてバナナは果物の中でも栄養価が高く、実に色々な成分が入っています。長距離ランニングやマラソンランナーが走る前に食べることでも知られているようにスタミナを持続させる働きもあり、それ以外にもビタミン、ミネラル、食物繊維が多く含まれています。→食物繊維とダイエットの関係について

特に注目なのがファイトケミカルという成分が体質改善を促進させ、疲労回復を促します。バナナ+運動を取り入れることで、より高いダイエット効果が期待できるハズです。



①豊富なミネラルが生活習慣病予防になる
バナナに含まれるミネラルにカリウムがあります。カリウムは、血圧を上げる原因であるナトリウムの排泄を促して、高血圧の改善に効果を発揮します。むくみの改善も助けるので、水太り体質で疲れやすい人にもおすすめです。バナナ1本で成人が1日に必要な量の1/5を補えるのです。

また、血管を広げて血圧を安定させ、高血圧を予防する働きを持つマグネシウムも豊富であり、血圧を安定させ、神経の興奮もしずめるので、不整脈にも効果があります。

食物繊維もバナナ1本に3グラムほど含まれています。食物繊維の多くは、消化されずに大便となって体の外に出ていくだけですが、バナナの場合、その1/3は水溶性のため腸内で分解され、一部の成分が血液中にも吸収されます。

食物繊維にもコレステロールを低下させる働きがあり、肥満と関係の深い生活習慣病の予防にとても役立ちます。最近の研究で大腸がん、乳がんなどの予防に効果があることもわかってきました。→コレステロールを改善させる方法

②ファイトケミカルが摂取できる。
抗酸化力で健康を維持できます。

③消化酵素を摂取できる。
バナナの酵素で代謝機能を活性化できます。ガンや生活習慣病の原因とされる体内の活性酸素の酸化を防ぐ働きがバナナにはあります。→酵素とダイエットの関係について

④調理が必要でないので、片付けなどの時間が短縮できる。
合わせて場所を選ばないのも大きな利点となります。

⑤糖質の力でより持続力がアップ
ブドウ糖、果糖など糖質が多様。良くないと思いがちですが、これらの糖質は自然由来のもので、体内に吸収される速度がそれぞれ異なり、徐々にエネルギーに変わるのでスタミナが長時間持続します。つまり脂肪燃焼時間も持続します。

プロのスポーツ選手が試合中にバナナを食べるイメージが強いですが、それは炭水化物(糖分)の組成にあります。「でんぷん」「果糖」「ぶどう糖」が1本に5グラムくらいずつ含まれているのですが、それぞれグリセミック指数が異なり、でんぷんはぶどう糖に変化するまでの時聞が長く、果糖はその次です。即効性のあるぶどう糖も同じ割合で含まれていて、瞬発力と持続力を要するスポーツのエネルギー補給源として理想的だというわけです。

⑥低カロリーで高い栄養価はダイエットにぴったり
腹もちがよく、甘味があることで高カロリーと思われがちなバナナですが、甘味のもとである糖分には、ブドウ糖、果糖、ショ糖など複数の糖質が含まれています。
まず、ブドウ糖が体内に吸収されてエネルギーになり、果糖やショ糖はゆっくりとエネルギーに変わります。さまざまな糖が体の中で次々とエネルギーに変わって長時間持続するので、腹もちがいいわけです。

そして、意外にカロリーが低く100g当たり86kcalとごはんなら茶わん半分ほどに、ショートケーキなら1/3くらいに相当します。同じ量なら、満腹感はバナナのほうがあります。


デメリットとしては…
買いに行く手間ぐらいしかありません。

ダイエットに効果的と言われる理由は、バナナは血糖値の上昇がほかの食品に比べて穏やかで自然に近い点にあります。血糖値が急に上がらないので長く血糖が存在するので、脳がまだお腹がすいていないと認識する為、満腹感を長く維持できるので太りにくいということです。→血糖値とダイエットの関係について


特に決まりはなく、よく噛んで味わいながら食べることです。しいて言うならバナナ以外のものとセットで食べる場合はバナナを一番最初に食べることです。これは食べる順番が関係しています。→食べる順番を変えるだけで痩せれる

その他に禁止事項もないですし、バナナに飽きたら他の果物でも良いと思います。
気楽にダイエットできることもこのバナナダイエットの大きな利点なので、有効に利用してみましょう。

焼きバナナが最も効率的な食べ方
バナナを焼くと、水分が飛んで量が少なくなり、効率よく栄養成分をとることができます。焼くことで甘味も増すので、ダイエット中で甘いものがほしいときには最適です。

焼けば、バナナに含まれているフラクトオリゴ糖がふえて、腸から吸収されやすくなり、腸内の善玉菌であるビフィズス菌をふやすことに役立ちます。ビフィズス菌には、腸の調子を整える働きがあるので、便秘を改善したり、免疫を高めて抵抗力をつける、肌を美しくする、老化を抑えるといったことに効果をあらわします。
特に美しくヘルシーにやせたい女性にはもってこいのダイエット法です。

焼きバナナの作り方
①バナナを切る
バナナの皮をむき、中身を中央部分で切って2本にする

②アルミホイルに置く
アルミホイルを広げ、半分に折って片側にバナナを並べて置く。

③包む
アルミホイルをかぶせ、上の部分と両端をしっかり折りたたんで袋状に閉じる

④フライパンで焼く
熱したフライパンに、アルミホイルで包んだバナナを入れ、弱めの中火で焼く


⑤バナナを返す
2分ほど焼いて、バナナの焼ける香ばしい香りがしたらひっくり返す。反対側も同じように2分ほど焼く。

⑥でき上がり
火からおろし、アルミホイルをはずして完成。焼きたてがおいしいので、熱いうちに食べるのがおすすめです。保存には向かないので、食べるときに作るのがベスト


その他にもダイエットにバナナを使う方法があるので紹介します。

バナナ酢ダイエット
バナナの成分は、2/3の食物繊維と1/3のブドウ糖で構成されており、プラスお酢にはクエン酸が含まれています。 このクエン酸は、体のエネルギーを作り出す重要な働きをするのですが、バナナとお酢を合わせる ことによって、エネルギーの代謝がさらに促進されることになり、とても相性の良い組み合わせになります。バナナ酢ダイエットの効果は、疲労回復・むくみ解消・便秘解消などの 女性には嬉しい効果もあります。


酢バナナの作り方
材料(1人×1日分)
バナナ2本
食酢…約150ml
レモン…1/3個
密閉容器

①レモンを切る
レモンはまるごとよく洗う。厚さ5mm程度のレモンスライスを5枚作る。

②バナナを切る
バナナの皮をむいて厚さ2cm程度の輪切りにし、密閉容器に入れる。

③酢を加える
バナナが空気にふれないよう、すぐに酢を注ぐ。分量はバナナがヒタヒタになるまで。

④レモンをのせる
バナナが酢から出ないように、表面にレモンスライスをのせて完全におおい隠す。バナナが空気にふれると傷むので、レモンでふたをして酸化を防ぐ。

豆乳バナナダイエット
豆乳とバナナをミキサーにかけると、ふんわりとしたドリンクになります。これだけでも十分に満腹感を得ることができます。豆乳の原料は完全栄養食に近い大豆です。大豆に含まれる良質のタンパク質やイソフラボンはダイエット時に起こりがちな「骨が弱くなる」「ホルモンバランスが乱れる」ことも防いでくれます。大豆自体も納豆や豆腐のようにとても身体によいことで有名です。→豆乳のダイエット効果

バナナに多く含まれるビタミンB6は、大豆タンパクの分解、代謝を促進する働きがあります。つまり、豆乳とバナナを合わせてとれば、脂肪の燃焼を促す大豆タンパクをより効果的に使うことができるのです。豆乳とバナナを組み合わせた「豆乳バナナ」には、互いに有効成分を高め合う、じつに相性のいい驚きのダイエットパワーが隠されているのです。

青バナナダイエット
青バナナに含まれる解毒デンプンが、溜まった毒を出しやすくしてくれます。 しかし、日本に輸入されてくるバナナには100gあたり2g~7.6gしか含まれておらず、 さらに解毒デンプンはその中の数割という希少価値が高い方法です。なかなか簡単ではないですが、見かけたら実践してみましょう。



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