手 軽 さ 70/100
コ ス ト 50/100
アレンジ10/100
身体負担70/100
知  識70/100
ペ ー ス 50/100
ヨーグルトダイエット
最近太り気味だったり、便秘に悩んでいる、ニキビやシミ、ソバカスなど、肌のコンディションが悪い、疲れやすい、朝の目覚めが悪いなどの症状に心当たりはありませんか?すべて改善するためには、まず腸を整えることが必要なのです。

肥満をはじめとして体の不快症状のほとんどは、腸内の腐敗が原因といわれています。便秘によって便が腸内に長くとどまると、毒素が体に吸収されて、全身に毒素をばらまくことになり、それぞれの人の体の最も弱いところで病気として現れるのです。

減量をはじめとして、全身をその人にとっていちばんいい状態にするには、汚れた腸をきれいにすることが何より大切です。

腸内のコンディションを整えるのに最適なのがヨーグルトです。つまりヨーグルトダイエットとはヨーグルトを食べて腸を健全な状態に戻して、減量を目指していく方法です。食べない食事制限と違って空腹感がなく、ヨーグルトに豊富に含まれているカルシウムの効果で精神的にイライラすることもありません。

そのため、ストレスがたまらず、いったん痩せたと思ってもリバウンドや反動食いが起こりにくくなります。→ストレスを味方につけて痩せる方法

ヨーグルトを食べ続けることで活性化した腸内の善玉菌が、体の中で活発に働くようになるので、ときどきヨーグルトを食べることで効果を持続することができます。

便秘を解消して基礎代謝の高い体質になれば、運動や日々の活動で消費されるカロリー量も多くなって、ダイエットがしやすい体になります。→基礎代謝とダイエットの密接な関わり

さらにヨーグルトに含まれるカルシウムが骨を丈夫にするだけでなく、ダイエットにも効果があるといわれています。カルシウムが遺伝子に作用し細胞の中の中性脂肪を分解するからです。


ヨーグルトダイエットで最大の武器は牛乳に「乳酸菌」を加えた発酵食品だからです。乳酸菌は腸内細菌の1つですが、なんと1kgもあるそうです!なかでもヨーグルトには身体にとってプラスとなることで有名な「善玉菌」が多く含まれているのが特徴で、便秘の予防効果が期待できます。

なお、ダイエットでは脂肪がよく燃える体をつくることが効果的です。脂肪がよく燃える体だと、太りにくく、やせやすくなるからです。

便秘が解消されたり、腸の調子が良くなるということは、腸の運動量が増えるということなので結果的に何もしないでエネルギーを消費してくれる基礎代謝量がアップします!結果痩せ体質にもつながります。→太りやすい体質は存在した

また辛いダイエットを強行すると、消化器の環境が悪化して下痢になる人が結構います。栄養バランスの乱れから消化器が弱り、俗に言う敵役の「悪玉菌」が異常に増えてしまうことが主な原因です。

当然、治療が必要ですから、ダイエットは失敗になります。このときヨーグルトなどで善玉菌を補い続けると、悪玉菌が増える事を阻止できます。また不足するカルシウムやミネラルやアミノ酸などを補給できるので、ダイエットで痛みがちな皮膚環境を整える働きも期待できます。→アミノ酸のダイエット効果


ヨーグルト写真
ヨーグルトを食べると、体脂肪の燃焼率が高まるので、ダイエット効果が期待できると言われています。

便秘解消に効果があると言われており、腸を活発に動くようにするには、ヨーグルトを食べるとよいと言われています。乳酸菌には、いくつかの種類がありますが、直接腸まで届く乳酸菌の量はごくわずかなのです!

しかし、人によって相性のいい乳酸菌が違うみたいです。つまり自分に合ったビフィズス菌や、ヤクルト菌、クレモレス菌などから、いいものを選ぶことで効果アップが期待できます。

試しに食べてみて、どのヨーグルトが食べやすく、効果が得られそうかを見極めましょう。

特に朝食に食べるヨーグルトは、便秘を解消して、痩せやすい体質を作るのでダイエットには有効的だと言われていますが、朝ご飯を食べる時間が十分に確保できないなら、夕ご飯にヨーグルトをつけてもOKです。

食物繊維の多い食事をした上で、ヨーグルトを使ったダイエットをすることで、腸のコンディションをよりよい状態にすることができるといいます。

ヨーグルトと食物繊維を併用することで、胃の中で分解吸収されずに腸に到達する成分が多くなりますので、腸に対してよい影響があります。つまり、夕食後にヨーグルトを食べると腸内環境が整えられて、ダイエットに有効的に働くわけです。→食物繊維とダイエットの関係について

その他ではヨーグルトを食べる前に、温めるという方法もあります。PM10:00以降に腸がよく動く時間があるので、それに合わせてヨーグルトを食べるというダイエットもありますが、夜中にカロリーがあるものを食べることはおすすめできません。

①同じ味のヨーグルトばかりを食べないこと
毎日同じ味のヨーグルトばかり食べていると、飽きてしまいダイエットが長く続きません。ヨーグルトは市販のものでもかなりのバリエーションがあるのが特徴です。新しいものを試すという楽しさもありながら、ダイエットにも効果があります。

②ヨーグルトは栄養価が高いので、体にかかる負担が他のダイエットより少ない
こんにゃくやリンゴだけのダイエットだと栄養が足りなくなるので、美容や健康面ではおすすめできません。

しかしヨーグルトは栄養素が高い食品なので、食べながらダイエットをすることができます。

ヨーグルトは果物やシリアルといった食べ物と一緒に食べられるので、きちんと栄養を摂取できます。また酵素を含んだ果物をトッピングしたりしますとヨーグルトダイエットはさらに効果があると実感しています→ダイエットと栄養素の関係

③腸内の善玉菌の餌になるのはオリゴ糖
オリゴ糖は普通の砂糖と違って胃で消化されず、腸でも吸収されないので、
人間自身の栄養にはならないのですが、そのために腸の善玉菌の餌となります。
ヨーグルトを食べるのでしたら、プレーンのものにオリゴ糖を入れて食べるのがいいと思います。

④3食全てヨーグルトなど極端なことはせず、1日1回規則正しく行なうことが重要
食べ過ぎない程度に普通の食事にすることで、無理なくダイエットを続けられます。また毎日同じですと飽きてしまったりする事がありますのでジャムを加えたりはちみつを入れたりしながら工夫しますと飽きませんので色々とアレンジしながら食べると良いと思います。

ヨーグルトは果物にも合いますしジャムにも合いますのでヨーグルトダイエットをしたい方は糖分を抑えながら酵素が入った果物を利用しながらヘルシーに美味しく召し上がる事が出来ると実感しています。
またヨーグルトには腸の調子を整える効果もあります。

便秘などに悩まされている人にも効果があるので、ダイエットとしてもおすすめできます。
ヨーグルトは非常に優秀なダイエット食品になりえるので、積極的に食べることをおすすめします。


⑤ヨーグルトは朝ではなく夜食べると効果的
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内環境を整える善玉菌で、便秘改善、コレステロールの抑制、免疫力アップなどの働きがあります。

ヨーグルトを寝る前に食べると、寝ている間に腸の動きを活発にしてくれるので、朝起きた時に便が出やすくなるのです。朝は食べてもその後のトイレで排泄してしまうので、朝食べるよりも、夜食べたほうが乳酸菌が腸に滞在している時間が長いので、腸の中の温度で乳酸菌が繁殖して、より腸を活性化させてくれるといえるでしょう。

ヨーグルトは、消化・吸収にすぐれた食べ物なので、寝る前に食べても、胃腸に負担をかけることはありません。免疫力アップ、便秘改善・美肌等、商品によっていろんな種類があるので、自分の腸に合ったものを探してみると良いでしょう。

選び方で1つだけアドバイスを。最近は、食後のデザート代わりにヨーグルトを食べる女性が増えているそうですが、食べるなら夕食の後にしましょう。ただし、砂糖を加えると胃腸に負担がかかり、カロリーも高くなります。ダイエットのためにも、加熱糖・低糖のヨーグルトを選んでそのまま食すのがいいでしょう。


ヨーグルトを食べると、腸内の善玉菌がふえ、活性化してきれいになります。腸の運動をよくし、ダイエットの大敵である排便を促して便秘を解消します。

日ごろ、便秘に悩まされている人はイライラしやすく、ストレスがたまりがちです。ストレスもダイエットには大敵であり、食中枢を麻痺させて過食に走りやすくなります。

ヨーグルトダイエットを行うと、便秘から解放され、腸内の腐敗物、老廃物がへって、腸の機能が正常化し、腸内でビタミンなども正常に作られるようになります。その結果、自律神経(意志とは無関係に血管や内臓を支配する神経)の機能が正常になり、心も安定して、イライラしなくなるので過食に陥ることもなくなります。→自律神経とダイエットについて


ヨーグルトを日ごろからよく食べるように心がけると、健康に役立つさまざまな効果が期待できます。
ヨーグルトはダイエットのときはもちろん、ふだんの生活を健康に過ごすためにも有効な食品でなのです。

・腸内細菌のバランスを整える。ビフィズス菌などの善玉菌がふえ、悪玉菌が減って腸内が浄化され、便の中の腐敗した物質が少なくなるので、便秘しなくなりガンや老化の予防につながる。
・コレステロール値や血圧を下げて、動脈硬化を防ぐ。心筋梗塞や脳梗塞など、血管が詰まって起こる病気を予防する。
・たんぱく質とビタミンAが、荒れた胃の粘膜を修復する。
・豊富なカルシウムがイライラや骨粗縣症を防ぐ。
・良質のたんぱく質が豊富なので、肝臓を守り、肝機能を回復させる。
・胃、大腸、食道、肺などにできるガンを防ぐ。
・免疫力を高める。カゼなどの感染症にかかりにくくする。
・糖尿病の予防や治療に役立つ。
・虫歯にかかりにくくする。
腸内環境を整えて痩せる方法


ヨーグルトは、乳酸菌を使って牛乳を発酵させた代表的な発酵乳です。乳酸菌にはいろいろな種類があり、主な菌は、ガゼリ菌 ・シロタ株・Bb-12・ブルガリア菌・BB536・BE80・GG・LC1・LG21 が市販されていますが、たくさんの菌がどんどん新たにでてきており、それぞれの菌の効果や働き方の違いが判っていますが、働き方は人によっても違います。

自分にあった乳酸菌を選ぶには
探し方は簡単です!

❶毎日100g以上のヨーグルトを1週間続けて食べます。朝昼晩は問いませんが同じ時間帯の方がよいかもしれませんね。

❷継続して食べてみて自分の便をチェックしてみます。

❸お通じが順調にあれば、そのヨーグルトが合っているということになります。



①ビフィズス菌(B.longum)
ビフィズス菌は人の赤ちゃん由来で主に大腸に住む代表的な善玉菌として知られています。

②ブルガリクス菌(L.bulgaricus)
腸内細菌のバランスを整えて、おなかの調子を良好に保ちます。ラクトバチルス・ブルガリクスに属し、腸内細菌全体のバランスを整える効果があり、サーモフィラス菌との相性が良いことで知られています。多糖体を産生する特性を持っているため、便秘よりむしろ免疫力の向上という効果が期待されています。

③サーモフィラス菌(S.thermophilus)
この菌の役割は、粘稠な多糖類を産生して、しっかりとした硬さやなめらかさをつくることです。また、ブルガリクス菌に必要な栄養分を生成して、ブルガリクス菌の発酵を助けます。

④ガセリ菌SP株(L.Gasseri)
ガセリ菌SPは人の小腸に生きたまま届いて長くとどまる日本人由来の菌です。内臓脂肪の蓄積抑制の効果があると報告されています。ガセリ菌SP株が腸内の運動を活発にし、食べ物がスムーズに腸内を移動することによって、過度に摂取されていたエネルギーを吸収させにくいと言われています。

⑤L.カゼイシロタ株(L.Casei Shirota)
生きたまま腸内に到達するシロタ株の働きで、良い菌を増やし悪い菌を減らして腸内の環境を改善しおなかの調子を整えます。L.カゼイ・シロタ株の大きな働きは、良い菌にとって住みやすく悪い菌にとって住みづらい腸内環境を作り、腸内細菌のバランスを改善するというものです。

⑥ラクルトバチルス・ガセリ・LG21乳酸菌(L.Gasseei OLL2716)
胃粘膜の改善や胃潰瘍・胃がんの原因となるピロリ菌の減少に効果があるといわれています。これまでの乳酸菌とは異なる機能が解明された菌株です。その他、コレステロールの低下作用の働きも認められています。

⑦ラクトバチルス・ガセイ・LC1
ピロリ菌を退治する働きがあります。生きたまま腸まで届き、腸壁に接着し、ウェルシュ菌などの有害菌を減少させる働きを持つLC1株は、腸内フローラの環境を整え、腸内環境を改善するのに有用です。

⑧1073R-1乳酸菌
ブルガリア菌の一種で、「EPS (Exopolysaccharide、菌体外に産生する多糖体(英語版))」を多く産生する特性があり、EPSには免疫賦活作用があるとされています。この免疫賦活作用により、免疫力が高まり風邪をひきにくくなること、インフルエンザウイルスに対して感染防御効果をもつことが報告されています。

また、1073R-1乳酸菌で発酵した脱脂粉乳(スキムミルク)には、動物実験で、関節炎予防効果が報告されており、リウマチモデルにおける過剰なインターロイキン-6(IL-6)、腫瘍壊死因子-α(TNF-α)、インターフェロン-γ(IFN-γ)の産生を抑制することが示されています。

⑨ビフィズス菌BB536(B.longum BB536)
ビフィズス菌BB536は健康な乳児から発見された菌で、bb536は胃酸や胆汁に強く、腸にまでしっかりと乳酸菌を届けることができますのでより整腸作用を期待することができます。整腸作用があり花粉症症状を緩和すると報告されています。

⑩高生存ビフィズス菌 BE80(B.animals subspecies lactis DN-173 010)
胃酸に強く、生きたままおなかに届き腸の動きを活発にします。BE80菌が生きて腸まで届き、腸を正常な状態に戻し健康状態が良くなる効果があるといった、乳酸菌の基本の効果に期待できます。便秘の症状である便の腸管通過時間の増加を解消・予防するには、プロバイオティクスとして代表的な善玉菌に属する乳酸菌やビフィズス菌を体外から摂るのが効果的です。

⑪ビフィドバクテリウム・ラクティス・Bb-12
酸に強くまた耐胆汁性も有した乳酸菌株で、大腸まで死なずに到達でき、腸内環境を改善する作用を持っています。最近、多くの市販されているヨーグルトにこの乳酸菌株が利用されています。

⑫ラクトバチルス・アシドフィルス L92乳酸菌
開発:カルピス社
「L-92乳酸菌」は免疫のバランスを整えることが期待できる菌として知られています。
アレルギーに大きく関与しているのがTh1細胞とTh2細胞といわれる2種類の免疫細胞で、通常両者はバランスを保ち、免疫反応をコントロールしています。

⑬KW乳酸菌
KW乳酸菌は、小岩井乳業が保有する乳酸菌の中から
キリンが選び抜いた乳酸菌です。
乳酸菌というとお腹の調子を整える効果が有名ですが、KW乳酸菌は、アレルギー症状や花粉症などの症状を緩和する効果があります。

⑭ラクトバチルスブルガリクス菌 OLL1073R-1(L.Bulgaricus OLL1073R-1)
EPS(多糖体)を多く産生する特性があり、免疫力を高める効果があると報告されています。これによって良い菌が増え悪い菌が減るため、必然的に悪い菌が作る有害物質も減り、健康な体づくりに役立ちます。

⑮LGG菌[ラムノーサス・GG株](L.Rhamnosus GG)
胃酸・胆汁酸に負けずに生きたまま腸に届き、腸内のビフィズス菌を増やして腸内の悪玉菌を減らして腸内の環境を整えます。



体質的にヨーグルトとの相性が悪い方、乳製品の過剰摂取は体の臭いがあまり良くならないという人もいますので注意が必要です。

ひとり用のカップ入りヨーグルト1個分は80~120gですが、100g当たりの熱量で比べると、50~120kcalと製品によりかなりの幅があります。製法が多様なためで、原料として生乳だけを使ったもの、脱脂粉乳だけのもの、あるいは両者を混ぜたものなどがあり、また糖分を加えたものと加えないものがあります。

そのためか、カルシウムの含有量もまちまちで、製品により100~270mgと大きな違いがあります。商品をしっかり選ばないと、痩せる効果が減少する可能性もあります。

脂肪の量やカロリーが気になるという方は、プレーンヨーグルト又は無脂肪ヨーグルトがお勧めです。甘いヨーグルトはダイエットとは逆方向ですし、味を変えるといってトッピングを次から次へと追加していては痩せれるものも痩せれなくなりますので、これも注意です。成功したければ、やはり運動して、間食抜き、腹八分目というバランスが一番効果的だということは間違いありません!

スーパーなどに売られている市販のヨーグルトには注意が必要であり、乳製品売り場の売れ筋商品のひとつは、3個パックや4個パックのヨーグルトです。買う前に考えたいことがひとつあります。

乳製品の場合、消費期限が比較的短いので、必要以上に多く買うと期限に追われてもったいないからと義務的に食べてしまうことが多くなります。身に覚えのある人は、お買い得だからといって無駄に多く買わないようにしましょう。

ヨーグルトが大好きなら、たとえ割高でもお気に入りのものを1個ずつ買うようにして、ひとつひとつ味わいながらいただきましょう。

また、家にいる時間が長い人や、夜型の生活をしている人は、ちょっと手持ちぶさたになると、お腹が空いているわけでもないのに「何かないかな」と冷蔵庫を開けたり閉じたりしてしまいがち。そんなときについ手が出やすいのが、少し前に買っておいた乳製品だったりします。くれぐれも買いすぎには注意しましょう。



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