手 軽 さ 70/100
コ ス ト 70/100
アレンジ30/100
身体負担70/100
知  識50/100
ペ ー ス 10/100
マスクダイエットの画像
マスクダイエットとは
とても簡単な方法でダイエットが可能になります。それが一般的に使われているマスクを活用する方法です。

マスクをつけることで呼吸筋が鍛えられるので、体に多くの酸素を取り込めるようになります。
すると、今まで以上に脂肪がよく燃焼するようになります。さらに血行が促進されて、内臓機能が活性化するのです。より多くのエネルギーが消費され、結果的に基礎代謝が向上します。

基礎代謝とは、何もせずじっとしている時でも消費されるエネルギーのことです。
20~30代の男性で1日に約1500キロカロリー、女性では約1200キロカロリーとされ、1日のエネルギー消費量の60~70%を占めていると言われています。

基礎代謝が上がると、特別な運動をしなくても体の中で消費されるエネルギーが純粋に増えるため、食べたものを効率よく消化できるようになるのです。

私たちは呼吸するとき、横隔膜筋の動きで呼吸しています。呼吸時に一定の負荷を与えることで、横隔膜筋以外の普段使わない呼吸筋(内助間筋、外助間筋、胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋、復直筋、内服斜筋、外復斜筋、腹斜筋など)すべての筋肉が使われます。マスクをつけることで、1日200~400kcalのカロリーの消費を促します。

これがマスクをつけて痩せる理由になります。

また、基礎代謝は筋肉量が増えることでもアップするので、腹式呼吸を行って腹筋を鍛えることも効果的です。

より多くのエネルギーが消費され、マスクで基礎代謝を上げて痩せやすい体を手に入れましょう。→筋肉を増やして痩せる方法


メリットがたくさんあるので紹介します。

マスクで深い呼吸が促されると、血中に酸素が豊富に取り込まれるので、体のすみずみまで行きわたるようになります。

すると、肩こりや緊張頭痛などを緩和できたり、手足の冷えの改善が期待できます。また、細胞が活性化するため、美肌効果も望めます。

腹式呼吸が促されることで横隔膜が大きく動き、腸やリンパが刺激されて便秘の改善やむくみの解消につながります。
さらに嬉しい効果として、全身がリラックスして神経伝達物質「セロトニン」が増加し、うつなど心のトラブルを遠ざけることにもつながります。→セロトニンとダイエットの関係


そして、リラックスして自律神経が整うため、ストレスが解消されて免疫力が上がり、さまざまな病気を防ぐことができます。
もちろん呼吸器系の病気やトラブルの予防になることは間違いありません。過呼吸(過換気症候群)も改善します。→ストレスを味方につけて痩せる方法

マスクは呼吸に負荷がかかるため、普段よりも息を大きく吸ったり吐いたりすることが促されます。
背中を丸めた姿勢では深い呼吸はできないので、大きく吸って大きく吐こうとすれば、姿勢をよくしなければならないのです。→姿勢を正してダイエットする方法

女性の場合はとくにパソコンやスマートフォンに向き合う時間に加えて、炊事や洗濯など家事を行う時間も多いことでしょう。これらはすべて、猫背になりやすい動作なので、注意が必要です。

よい姿勢は、見た目の印象を若々しくさせます。マスクをつけながら自然に保つことを習慣化していきましょう。

マスクダイエットはメリットばかりでデメリットがないですし、すぐに始められる手軽さも魅力です。


ダイエット方法はとてもシンプルでマスクをつけて生活するだけです。

さらに細かいポイントとしては睡眠時や、食事・入浴などの時間を除き、より長くつけているほうが効果的です。
目安として1日8時間つけるようにしたいところです。通勤時や仕事中も、マスクをはずさないのが理想です。

まずは2週間をめどに続けてみてください。体重の変化や体調に応じて、調整しましょう。モチベーションを保つためにも、ぜひ毎日の習慣にしてみましょう。

個人差もあるようですが、食事にもいい影響がでると言われています。ダイエットしたい人は、間食が止められない、食欲が止まらないなど、人より多く食べてしまうことの悩みが多いです。マスクを着けて生活するので、何かを食べようとするとマスクをわざわざ外さないといけない煩わしさもあるので間食が減ります。

この食べ過ぎ予防については少しコツがあるようで、食事の後は必ず歯磨きをしてからマスクを着けるようにすると、特に効果があるとのことです。→歯磨きのダイエット効果

マスクをつけている時も、口呼吸ではなく鼻呼吸を行いましょう。酸素を多く取り込むためには口呼吸より効率がよいのです。今まで、鼻呼吸のクセがついていなかった人は、ぜひ鼻呼吸を意識して行ってください。

そのほかに腹式呼吸の回数を増やしていくこともダイエットのポイントになってきます。

腹式呼吸は、主に横隔膜の伸縮によって行う呼吸です。横隔膜が収縮すると、胸郭が下方へ広がり空気が取り込まれます。反対に、横隔膜が弛緩すると胸郭が収縮して空気が押し出されます。

腹式呼吸では、横隔膜の動きによって静脈やリンパ管が圧迫されたり、緩んだりします。血液やリンパの流れがよくなり、むくみが解消されます。また、内臓が刺激され、副交感神経が活性化して、全身がリラックスしてきます。

相乗効果として腹部が動くことでお腹まわりのダイエットにつながり、腸の嬬動運動が促されることで便秘も改善するなど、さまざまなメリットがあり、デメリットはほとんどありません。


効果的なつけ方とは?
マスクと顔の間に隙間があると、効果は下がります。マスクの正しいつけ方は、次の通りです。
①マスクの上下を確認する(ノーズワイヤが入っているほうが上です)
②マスクの表裏を確認する(ゴム紐の接着面があるほうが表です)
③ノーズワイヤーをぴったりとフィットさせる
④マスクの折り込み(プリーツ)を適度に広げてアゴまで覆う

装着後は、上から両手で押さえ、息を吐いてみましょう。
どこかから息がもれていたら、マスクが密着していないサインです。とくに鼻やアゴ、頬のまわりは要注意です。


このマスクをつけたまま運動してもよいですか?
運動の程度にもよりますが、3分以上の運動時には使用しないでください。呼吸に負荷がかかりすぎると感じた場合は、すぐにはずしましょう。マスクをつけたまま、体を大きく動かすようにして家事を行うことでも、ダイエットにつながります。普段の生活の中でマスクを活用していきましょう。


マスクの効果で痩せたあとにリバウンドしませんか?
呼吸筋が鍛えられ、酸素を取り込む力がアップすると、基礎代謝が上がり痩せやすい体になります。それは一時的なものではなく、体が根本的に変わることを意味しているので、リバウンドの心配はありません。



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