手 軽 さ 70/100
コ ス ト 70/100
アレンジ10/100
身体負担90/100
知  識50/100
ペ ー ス 50/100
体温&ダイエット普段の生活で体が消費するエネルギーは主に、「基礎代謝」「生活活動代謝」「食事誘発性代謝」の3つです。

食事誘発性代謝…食事前から食事後3時間に熱として出るエネルギーで、 食事をすると汗をかいたりします。

生活活動代謝…体を動かして使うエネルギーのことです。

基礎代謝…何もしない状態で消費するエネルギーで、心臓や体の各器官、体温などを維持するためのエネルギーです。この基礎代謝が高いほど、何もしなくても痩せやすく太りにくい体になれるのです。

性別や年齢にもよりますが、 一般的には筋肉の少ない人ほど基礎代謝は低くなり、16歳頃をピークに、年齢と共に低下していきます。
そしてもう一つ関係しているのが体温なのです。


体温が低い人は太りやすい
太りやすかったり、痩せにくいと感じた人は、あなたの体温が原因かもしれません。日本人の一般平均体温36.5℃~37℃とされていますが、それ以下の人は要注意!

あまり食べないのに、太り気味の人はもしかすると低体温の体質が原因かもしれません。体温が低いのは基礎代謝が低いためで、食べたものがエネルギーにならないため、脂肪として蓄えられることになります。

低体温の人は基礎代謝が悪く脂肪が燃えにくく、そんなに食べていないのにすぐ太るし、痩せづらいというダイエットにとても不向きな体質になってしまっています。

体温とダイエットは密接な関係にあります。なぜなら、体温が1℃下がると代謝が12%も下がってしまいます。
具体的にいうと、 平熱が36.0℃の人は36.5℃の人とでは同じ食事をしていても、体温が0.5℃低いと半年で1.8kgも太る計算になります。

また体温が低いと、肌が荒れ吹き出物が出てきます。さらに、低体温質では水太り体質になります。低体温では、新陳代謝が悪くなり余分な水分がたまりやすくなるからです。

血液中の体液が血管の外にあふれて血管外皮下組織に余分な水分がたまってしまいむくみが出てきます。原因は、毛細血管から出た組織液が再び吸収されるのですが、この再吸収が上手く働かなくなるからです。立ち仕事の人が夕方になると足がパンパンに腫れ、靴がきつくなるのもこのためです。

基礎代謝と冷えではどういう関係があるのか?

体温が高い=代謝が良い

エアコンを例に説明すると、実は人間の体も原理は同じで、周囲の温度(気温)よりも温度を下げようとしたり、逆に上げようとすれば、その温度差の分だけたくさんのエネルギーが必要になるのです。

エアコンの場合は設定温度を1℃変えれば約10%の省エネになる・・・ などと言われているわけですが、ダイエットしたい人の場合は設定温度を高めに、つまり体温を高くしておいたほうがエネルギーの消費量が増えて有利という事になります。

たった1度と思われるかもしれませんが、一般的平熱から1度下がって35.5℃になると代謝の低下以外にも免疫力の低下や排泄機能の低下、自律神経失調症が引き起こされます。

「きちんとカロリー計算しているのに太ってしまう」 「毎日ウォーキングをしているのに効果が出ない」という人は、体温が低かったり、基礎代謝が低下しているのかもしれません。

早速あなたの体温をチェック
朝に目覚めてすぐ測る基礎体温が重要です。36.5℃以上では元気で健康ですが、36℃では疲れやすく免疫力がやや低下気味です。
35.5℃では自律神経失調症・アレルギー体質となり便秘や下痢になりやすくなります。そして怖いのが35.0℃で免疫機能が正常に働かず、がん細胞がもっとも活発になる体温です。

低体温症とは、核心温が35℃以下の人のことです。核心温はや臓器の体温のことで、ふつうは直腸か口腔での測定で体温を表示しますが、核心温はこれより0.4℃ほど高くなります。

また、日本では脇の下で体温を測りますが欧米では口腔での測定が普通です。体温の高い人ほど、免疫力を担うリンパ球が多くなり、免疫力が高まります。風邪で発熱するのは、体が自ら体温を上げてリンパ球を増やし、病原菌と戦いやすくするためです。


チェック1
あなたの平熱は?

午前中の10時ごろ、脇の下で測定してみてください。 生理開始後から排卵までの2週間の間で測定します。
(排卵後はホルモンの影響で体温が上がりますので、 測定しても正確な数値を把握することはできません)

チェック2
下半身が冷えているかも?

仰向けになり、おへその上と下に手を当てて、 温度を比べてみてください。

おへそから下が冷たい人は、下半身が冷えています。(下半身太りの恐れがあるかも?)

チェック3
生活習慣が体を冷やしているかも?


食事習慣において気をつけること
からだを温める食事4原則
①根菜類やイモ類を食べる
レンコン、ゴボウ、里イモ、サツマイモなどが代表的な食材です。土のなかで育つ野菜と覚えると良いでしょう。

②タンパク質や鉄分を摂る
血液や筋肉のもとになるタンパク質は体温の保温効果があり、肉や魚、大豆などに含まれます。鉄分は冷え性の人に多い貧血を防ぎ、レバーや貝類、ドライフルーツなどに含まれています。

③ビタミンB1やビタミンEを摂る
ビタミンB1は糖分を分解し、エネルギーとして燃焼させ、体温を上昇させます。豚肉、うなぎ、玄米などに含まれています。ビタミンEは血液の流れを促進させ、体温を上げます。玄米や大豆、ゴマ、ナッツ、青魚などに含まれています。

④食材は加熱して食べる
炒めたり、煮たり、茹でたりして調理します。サラダも生野菜ではなく、ニンジンやブロッコリー、カリフラワーなどを茹でて食べるとGOOD。


生活習慣において気をつけること
①冷暖房に頼らない
冷暖房は適温を守り、夏の冷えすぎの冷房にはカーディガンを、冬は膝かけなどで、冷え対策をしましょう。

②適度な運動
からだの熱の発生部位(安静時)
骨格筋 約22%
肝臓  約20%
脳   約18%
心臓  約11%
腎臓  約7%
皮膚  約5%
その他 約17%
    計100%

体重の半分の重量がある骨格筋が一番多い結果となっています。筋肉からの産熱量の割合は筋肉質の人の場合では80%近くまで上昇します。体温を上昇させ、冷えを改善させるには、いかにからだを動かすことが大切かわかっていただけると思います。

③入浴を習慣に
入浴をすると血行がよくなるので、夏場でも入浴を心がけましょう。

④食べ物・食べ方で体を冷やしている
食べ過ぎ
食べ過ぎると、とたんに眠くなったり、疲れが出る理由は、食物を消化するために胃腸の壁に多量の血液を配給して胃腸を働かせる必要があるからだ。つまり、脳や筋肉へ配給される血液量が少なくなるのである。

体を冷やす食べ物
熱量=カロリーですが、からだを冷やす食べ物はそれ以上にマイナス要素がある。食べ物の性質の中には、カロリーだけでは説明できないものがあるということになる。現代日本人の食生活を見ると、体を冷やす食べ物をとり過ぎているのです。

体を冷やす食べ物を列挙すると、
水分の多い食べ物―水、酢、お茶、コーヒー、コーラ、ジュース、牛乳、ビール
南方産の食べ物―バナナ、パイナップル、ミカン、レモン、メロン、トマト、キュウリ、スイカ、カレー、コーヒー、紅茶
白っぽい食べ物― 白砂糖、化学調味料、化学薬品
柔らかい食べ物―パン、バター、マヨネーズ、クリーム
生野菜

⑤ちょっとした服装の工夫
お腹こそ体の中心とし、ここを温めることで全身が温まって代謝がよくなるので、腹や腰の部分に使い捨てカイロをヤケドに注意して貼るといいです。

また、冬の外出時には、マフラーやマスクの着用も効果。こうした衣服が体を覆う部分、つまり、肩、首の後ろ、脇、心臓や腎臓(腰の下部)の周囲には発熱を促す褐色脂肪細胞が多いので、ベストなどを着ると効率よく体が温まります。特に冬の冷たい布団はつらいですが、電気毛布を使用している人も多いと思います。確かに「冷え」から身を守る方法としてはいいですが、あまりにこれに頼りすぎると、自分自身で発熱する力が弱ってしまう恐れがある。その点、一番いいのは、湯たんぽを使うことです。

冬の防寒もさることながら、夏の冷房による「冷房病」も、特に女性にとっては深刻な問題である。
対策として、ハイヒールやあまりにタイトな(体を締めつける)下着の着用は避けるということだ。これらは血流を悪くするため、冷えをますます増長してしまう恐れがある。



自分が低体温だなと思った人は毎日の生活習慣のチェック食生活を見直してみてください。 平熱を1℃上げるだけで、脂肪が燃えやすくなり、みるみる痩せ体質になってきますよ! 体温を上げて、太る原因を断ち切りましょう。



←生活編 第3章:太る体質が存在した!?|第5章:自律神経とダイエット→