生活習慣の改善方法
ただ何となくダイエットにチャレンジしても長続きしません。具体的な目標と日々の成果が見えれば、成功率はぐんと高まります。規則正しい生活と無理のない運動で痩せるリズムをつくっていきましょう!


1、なりた自分を思い描く
目標は見える所に貼る
スポーツでは、身体を鍛えることだけでなくイメージトレーニングが重要視されています。成功した自分をイメージしてことに臨むと集中力が高まり、パフォーマンスもアップするからです。

このようになりたい自分を思い描くことは、ダイエットを成功させるためにも大切です。「9号の服が着られるようになりたい」とか「憧れの芸能人のようになりたい」など理由はなんでも良いので目標を持ってイメージ通りの著名人の写真や、着たい服を見えるところに置き、痩せた自分を思い描きましょう!

周囲には減量の宣言を
あいまいな気持ちでは減量は成功しません。周囲の知人、家族の助けは必要です。宣言をすれば友人は容易には飲み屋へは誘わないでしょうし、ほどほどにされるでしょう。

家族も何らかの形で支えてくれるはずです。あなたの健康のためなのですから。そして周囲に宣言しなければ、あなたはもう一人のあなたに約束してください。目的、目標を定めての減量を。世の中で一番卑怯なことは自分との約束を破ることなのですから。


2、運動はできるところから始める
街は無料のジムです
フィットネスクラブやプールへ通うのは時間的に、経済的に無理でも、普段の生活で意識的に身体を動かすだけで、毎日続けていれば着実に消費エネルギーは増やせます。

たとえばショッピングのようなゆっくり歩きを、急ぎ足にかえれば消費カロリーも倍以上に。通勤で自転車や会社で階段を使うのも有効です。自宅でも時間をかけて入浴すれば、カロリー消費だけでなく肥満の大敵・ストレスの解消にも効果的!入浴後や起き抜けのストレッチ、朝のラジオ体操など、できることから運動量を増やしていきましょう!
ラジオ体操のダイエット効果について

なぜダイエットに運動は必要なのか?
運動をせずに食事を制限して痩せても、筋肉がつかなければ、たるんでしまい、かえって老けて見えることになります。

また身体を動かすことで、成長ホルモンが分泌されやすくなり、じっとしているだけでも脂肪燃焼効果をアップしてくれるので、食事だけでダイエットするよりも、効率よく、より早く効果を実感できるのです。

また、身体を動かすと、気持ちがリフレッシュされて生活が活動的になり、無意識のうちにカロリー消費がアップするような生活を送ることができるとも、考えられています。

運動をすることで、食事面でカバーできない部分を補うだけでなく、精神的にも、前向きな気持ちが持てるようになり、気分の浮き沈みをコントロールしてくれる効果もあり、ダイエットとは切り離せない存在なのです。


運動不足にならないために確認しよう
①今の歩数計は何千歩ですか。
②デスクワークは、時々足を使って動く意識を持つこと。
③買い物、用事は歩いて楽しむこと。
④通勤、会社では階段を必ず使うようにする。
⑤基本はノーカーデーを目指すこと。
⑥休日の昼間は横にならないようにして歩数が多くなるように心がける。
⑦軽いスポーツを趣味にして、筋力、体力をアップさせること。
⑧ストレッチ、ダンベル、体操、スクワットを続けること。


→参考:消費カロリー 一覧


さらに詳しく PART1
「運動は20分以上続けないと効果がない?」


以前は20分以上続けないと体脂肪が減少しないと言われていました。確かに20分以上続けると、脂肪は効率よく燃え始めます。

しかし、脂肪の燃焼率にこだわるよりも、身体の消費カロリーを増やしていくことが肝心!短時間の運動でも積み重ねれば同じことです。30分続けてウォーキングは難しくても朝夕の通勤に10分余計に歩いたり昼休みに近くの公園まで10分歩いてリフレッシュするなど、細切れでも総量を増やすことが一番大切です!
ウォーキングダイエットのすすめ



3、ストレス解消法を見つける
お笑いライブで笑う・映画で泣く
現代の生活では、ほとんどの人が仕事や人間関係など何かしらのストレスを持っています。

ストレスがたまるとケーキなど甘いものが食べたくなるのは、血糖値が上がって脳が落ち着くため。でも誘惑に負けて食べ過ぎると自己嫌悪に陥り、それがストレスになります。

ストレス解消法には、半身浴やスポーツで汗をかく、映画や小説で思い切り笑ったり泣いたりする、お気に入りのチームに声援を送るなど、身体の中から何かを外に出す行為が効果的!自分に合ったストレス解消法を見つけましょう!
ストレスとダイエットについて

さらに詳しく PART2
余計な脂肪分を持って実感してみよう!


体重をあと5kg減らす必要があるとしたら、実際にペットボトルでも米袋でも5kgのものを持って、余計に身体にまとまっている重さを実感しましょう!

もうひとつ重さをきちんと把握しておきたいのが、普段食べているごはんの量です。ごはん茶碗0杯といっても、器の形や大きさで30g・44Kcalもの差があるのです!




4、毎日の生活記録をつける
運動習慣を計る!
ダイエット成功のカギは規則正しい生活。同じ時刻に起床・就寝していれば、食事のリズムも自然と規則正しくなっていき、筋肉や内臓も体内時計に沿った、活動に適した時間に動かすことができます。

毎日一定時刻に体重を記録し、下記表の行動習慣をチェックしましょう!記録することで生活リズムができ、生活習慣への見直しや減量への意識づけにもなります。大切なのはだめだったことをチェックするのではなく、”できたことを教えなおす”つもりで記録します。
→その他おすすめダイエット:はかるだけダイエットレコーディングダイエット

消費カロリーを増やすには運動量を増やすことです。身近な運動をちょっとずつ積み上げていくことで、消費カロリーはアップします。

下記にあるのはいずれも日常生活で実践できることばかり。あなたが、ちょっとの努力でできる身近な運動を書き換えてもOK!できたことを点数計算します。

たとえチェックを忘れていてもかまいません。記録は身体を動かすうえでの動機づけでしかないのです。肝心な事は手間を惜しまず身体を動かす習慣づくりです。

行動チェック
使い方はとても簡単で該当項目の点数を入力しましょう。
後は合計が算出されます。 早速ダウンロードして使ってみてください!ダウンロード



生活編 第2章:基礎代謝とダイエットの関係→



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