手 軽 さ 50/100
コ ス ト 50/100
アレンジ30/100
身体負担50/100
知  識70/100
ペ ー ス 50/100
おからダイエット
痩せたいからといって、食事を抜いたりしようものなら、栄養不足になってしまったり、リバウンドを繰り返したりして、結果的に、成功に導くことが困難になってしまうこともあります。

そんな悩める皆さんに、オススメしたいダイエット方法は、食事を減らさずに、体重を落とすことができる、栄養たっぷりの「おからダイエット」です!

おからは豆腐を作ったときの豆乳のしぼりかすで、低カロリーかつ低糖質のへルシー食材なのです。→豆乳のダイエット効果
かすと思えば頼りなさそうなイメージですが、大豆の栄養成分がぎっしり詰まっています。つまり高たんぱく質で、ミネラル、カルシウムが豊富です。

そして食物繊維も豊富で、食物繊維のかたまりであるごぼうの2倍あるという不溶性食物繊維セルロースの効果で、ダイエットの大敵である便秘解消にも役立ちます。

ダイエット中はどうしても食事制限を行うために便秘になりがちです。便秘は体内にいつまでも老廃物を溜めておくことになり、健康にも悪い影響を与えてしまいます。おからは食物繊維が非常に豊富です。そのため、便通も良くしてくれるありがたい食材です。

ダイエットで摂りすぎに注意したいものに炭水化物があります。炭水化物は糖質に変わるので、脂肪になりやすく、ダイエット中はなるべく制限したいものです。

炭水化物といえば小麦粉が挙げられます。小麦粉の中におからを混ぜることで、カロリーと糖質を抑えることができます。

おからはスーパーなどでも販売をしているので、気軽に手に入れやすい食材です。
しかもとても安価で購入をすることができるので、その点でも人気があります。

おからがダイエットに向いている食材である理由は、大きく3つあります。

まず、低価格であることです。市販のダイエット食品は高額であることが多いです。高額でありながら食べなれない味で続かないこともあります。

一方、おからはスーパーや豆腐屋で手軽に購入することができます。また、一袋にかなりの量が入っているため、一度購入すればかなり食べることができる優れものなのです。

2つ目の理由は、加工がしやすいことです。おからは、色も味も個性が強くありません。料理に使ってもかさましにはなるけれど、味に強い影響は与えません。

また、色も白く食欲を阻害する心配もないのです。また、最近ではおからがパウダーになって販売されています。パウダーは、小麦粉の代用品として使うこともできます。

ハンバーグなどに使えば、味に影響なく糖質カットができます。また、パウダーの登場によっておから独特の口当たりも改善されました。おからのままだと、口の中でぼそぼそとした食感がありました。

飲み込みづらさは、おからダイエットの唯一の短所でしたが、パウダーの登場によって、その短所もなくなりました。そして、おからパウダーはスイーツにとてもむいています。

ダイエット中はスイーツは厳禁と思いがちですが、無理な我慢はストレスとなって、リバウンドを招きます。手作りのおからスイーツならば、ダイエット中でも心おきなく食べることができます。→ストレスを味方につけて痩せる方法

3つめの理由は、腹持ちの良さです。おからの吸水性は目をみはるものがあります。おからクッキーは、焼いた状態でおなかに入りますが、おなかの中で水分を吸収し大きく膨らみます。そのため、少しの量のおからでも、腹持ちがよく、結果的に食事量を減らすことができるのです。

おからは、ダイエットに適した食材ですが、健康にも適した食品です。食物繊維も豊富で、ダイエットの大敵である便秘にも効果を発揮します。日々の食生活におからを取り入れてみてはいかがでしょうか。


炭水化物が多いのに糖質食品
おからの栄養素で占める割合が多いのは意外にも炭水化物なのですが、ほとんどがカロリーのない食物繊維で糖質はわずかしか含まれていません。残念ながら余分にとった糖質は脂肪として蓄積されていきます。

しかし、おからはダイエットにぴったりの低糖質食品なので安心です。おからの糖質の主成分にはオリゴ糖も含まれており、善玉菌が活発になるので、腸内環境も改善される効果があります。→腸内環境を整えて痩せる方法


水溶性食物繊維の効果
おからに含まれている食物繊維には水溶性と不溶性のものがあります。水溶性食物繊維は糖質の吸収をゆるやかにしてくれます。つまり、血糖値の急上昇を抑えてくれるので、脂肪がつきにくく、脂肪燃焼を促進してくれます。ほかにナトリウムの吸収も防ぐので、むくみ予防にも効果的です。


不溶性食物繊維の効果
不溶性食物繊維は水分を吸収するとかさが増すので腸のぜん動運動が活発になります。そうすると便の排泄が促進されるので、腸内環境が整い、ダイエットの大敵である便秘が解消されます。
食物繊維とダイエットの関係について

満腹感があり食べすぎを防ぐ
食物繊維が多いと噛む回数が増えるため、満腹中枢を刺激して無理なく腹八分目で満足できるようになります。食べ過ぎを防げるので、カロリーを抑えることができますし、制限をしてないのでストレスがたまりません。
たくさん食べるのを防ぐ方法

大豆の栄養素で脂肪燃焼効率アップ
おからには大豆の良質な植物性たんぱく質もふくまれています。大豆たんぱく質や大豆サポニン、大豆インフラボンには、脂質代謝の効率を高める働きがあるので、ダイエットには効果的です。脂質の生成や吸収を防いだり、分解を促進して、肝臓などの内臓脂肪をたまりにくくするため、肥満や生活習慣病予防に役立ちます。


骨を丈夫にする
ダイエットを続けていると心配になるのが、栄養不足による骨粗しょう症など骨への影響です。おからには豆乳の5倍以上のカルシウムがあり、さらにカルシウムの吸収を助けてくれるリジンを含むので、骨や歯を丈夫にしてくれます。ダイエット中は通常よりストレスがかかるのでイラつきがちですが、カルシウムには興奮やイライラを抑える効果もあり、精神の安定にも役立ちます。

体重を落とせて、様々な栄養が摂取できる「おから」を、ダイエット方法の1つとして、どうぞご活用下さいませ!


おからダイエットの方法はとても簡単で、食事の材料におからを混ぜるだけです。
ここでは色々ある調理のテクニックを紹介して、飽きないレシピでダイエットを継続させましょう。

材料に加えて焼く・煮込む
ポイントは、 ベースとなる材料におからを加えたらよく混ぜこみ、できるだけ均一になじませることです。そうすると食べたときにおからが入っていることをあまり感じなくなります。

具材と合わせて味わい深く
野菜や肉、魚介類に直接おからを混ぜ合わせて、味と食感を活かすようにします。生はそのまま加えても良いですし、パウダーは水分があるものに混ぜるとしっとりして食べやすくなります。

つなぎとして
肉やたたいた魚介、納豆など、いろいろな食材におからを加えると、つなぎの役割も発揮してくれます。食材を団子状にまとめたいときなどに合わせると、片栗粉などをまぶすよりも大幅にカロリーを減らすことができます。

あえごろもに
ごまやクルミ、 ピーナッツなどを使うと栄養価が高いのですが、カロリーも高めです。あえごろもにおからを加えて野菜や魚介などにからめると、食感はそのままにヘルシーな一品のでき上がり。糖分が少なくておからの甘みも出ておいしくなります。

揚げもの、焼きもの
一般的な小麦粉やパン粉をころもとして使ってしまうと、カロリーや糖質が増えてしまう原因となります。おからパウダーで代用するとヘルシーで香ばしさも加味されるのでオススメです。

煮もののとろみづけ、あんかけのあんがわり
とろみやあんかけに不可欠な片栗粉も、カロリーや糖質が高めです。ダイエット中は、加熱すると水分を吸ってゆるいとろみが出るおからで代用することを心がけましょう。

本屋さんでレシピ本も売っているかと思いますが、ハンバーグやクッキーなどの、定番料理に挑戦されたい場合は、インターネットでも紹介されているものが沢山ありますので、そちらを参考にされても良いかもしれません。


・おからは満腹感を得られる
おからがダイエットにいいと言われているのは、それを食べることによって、満腹感をえることが出来るからです。

ダイエットをしている時に辛いのは、空腹です。その空腹を感じることなくできるのは、嬉しいですね。その理由は不溶性であるので、水を吸収して胃の中で膨らみます。その結果、満腹感を感じることが出来るということなのです。

おからを使ったお菓子などが、ダイエット食品としてあるのは、そのように満腹感を感じることが出来るからなのです。

・食物繊維が豊富
おからには、食物繊維が豊富に含まれています。そのため、便秘を解消することが出来て、体の代謝をアップさせることができるのです。しかも低カロリーというところも嬉しいですね。

・おからの利用方法
おからそのものは、癖が少ないのでいろいろな料理に使うことができます。おからを野菜と一緒に炒めたり、肉と混ぜたりして利用をすることができます。水分を含んでいるので、口当たりも美味しくなり、一石二鳥ですね。

・おからとサポニン
サポニンという物質は、ダイエットをするときに特に注目をすべきものです。それは、余分にとった糖分や脂肪を、体に吸収をさせにくくする働きがあるからです。そのため、そのサポニンの成分が含まれているおからは、ダイエット食品としてとても優れていると言えます。

・低カロリーで満腹感が高い
なぜ、おからがダイエットに向いているといわれるのか。それは、おからに含まれる豊富な食物繊維が満腹感を高めてくれるからです。
食物繊維はおからと同じように、水と混ざると膨張します。体内に取り込まれてからもこの特性は失われず、乾燥したおからを食べた場合も胃の中で水分と混ざりあい、少ない量で満腹感を得られるのです。実際に、おからからレシピの定番である卯の花にしても、一人前当たり50gと少ない量で売られています。

・便秘解消に効果あり
おからには食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は胃腸をきれいにしてくれるため、便秘を解消する効果があります。便秘はダイエットに悪影響を及ぼす症状です。便秘は体に老廃物が溜まっている状態ですから、新陳代謝が悪くなってしまいます。加えて、腸に溜まった便が内蔵の血管を圧迫してしまうため、血行も悪くなります。

血行が悪くなり、代謝機能が下がってしまうとカロリー消費量が低くなります。同じ運動を行ったとしても、代謝の良い体と代謝が悪い体では、使われるカロリーの量が大きく異なるのです。

効率よくダイエットを行うためには、代謝をアップさせる必要があります。そのためにはまず、便秘を改善しなければいけません。

また、おからに含まれる食物繊維には、腸内の余分な油分を吸収して、体の外へと排出する効果もあります。

・脂肪吸収を抑える効果
おからにはサポニンという成分が含まれています。この成分は豆腐には含まれておらず、おからに残されたダイエット成分です。サポニンには血管に付着した脂肪を洗い流して、脂肪の吸収を抑える効果があります。

血管に付着した脂肪を放置すると、動脈硬化や高血圧を招く要因となりますから、サポニンは生活習慣病を予防する効果を持っているとも言えるでしょう。また、サポニンは活性酸素の働きを抑制して、老化を食い止めるという働きも持っています。



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