味噌汁ダイエットは料理が手軽で毎日飽きずに飲めるのが魅力的な方法
目次
手 軽 さ
コ ス ト
アレンジ
身体負担
知 識
ペ ー ス
最近の家庭ではお米離れとともに味噌離れも進んでいるようですが、お米と同様に味噌は日本が世界に誇るべきすばらしい食べ物です。
味噌の原料である大豆はからだを冷やす性質をもっていますが、米麹と自然塩を加えて1年、2年、3年と寝かせることで、大豆がアミノ酸に分解されて、からだを温める性質に変わるのでダイエット効果が期待できます。→からだを温めて痩せる方法
味噌は消化機能に働きかける作用もあります。なので食事の最初に食べるのが良いです。最初に味噌汁の塩気をからだに取り込むことで胃腸が動き始め、そこへご飯が入っていくと、効率よく消化吸収されるというわけです。
味噌汁は栄養豊富なので飲む点滴と言われています。
旬の具材をたっぷり入れればおかずもそれほどいりません。味噌にはその他、ニコチンを中和したり、がんを予防したり、老化を防止するといった働きもあります。
①大豆ペプチドで基礎代識をアップ!
大豆ペプチドは、小腸で吸収される際、腸管の神経を刺激。すると、交感神経が優位になり、 血流がアップするため、 基礎代謝がアップします。→基礎代謝とダイエットの密接な関わり
②大豆サポニンが余分な栄養の吸収を抑制!
大豆サポニンは、栄養の吸収口、小腸にある絨毛が肥大するのを正常化。余分な栄養の吸収スピードを遅らせます。また、脂肪を分解する酵素の働きを阻害して、 吸収を妨げるという効果もあります。
③アミノ酸が脂防を燃焼!
さらに大豆には、 燃焼系のアミノ酸「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」が豊富。脂肪の燃焼効果もアップします。→アミノ酸のダイエット効果
④味噌の発酵パワー!
元々、大豆の中に大豆ペプチドは含まれていません。 消化の段階で、大豆タンパクは吸収率の高い大豆ペプチドへと分解されるのです。一方、味噌の場合は発酵の過程で大豆タンパクを麹菌が大豆ペプチドに分解!
つまり、 あらかじめ味噌には大豆ペプチドがたっぶり含まれているために、 他の大豆食品を摂るよりも効率が良いのです。さらに、 発酵の工程で燃焼系アミノ酸の量もアップするというオマケつき。
味噌汁には大きく分けて3つの力があります。
①「味噌の力」
まことに手前味噌な話ではありますが、味噌には様々なつくり方があります。その製造工程には大豆を煮て塩と麹を加えて発酵させたものです。その製造過程では、脳の働きを助け記憶力や学習能力を高めるグルタミン酸を生じます。→グルタミン酸とダイエットの関係
また、味噌主原料である大豆は体に有用な植物性タンパク質を多く含む食品です。ただし煮たり炒めたりするだけでは消化吸収が悪く、その恩恵を十分に得れません。
②「主食を選ぶ力」
あなたが味噌汁を飲むときに、同時に食べるとしたら「ごはん」と「パン」どちらを選ぶでしょうか?
ほとんどの人が「ごはん」を選ぶはずです。つまり、味噌汁を食べることは、食事全体が和食スタイルになるということです。→和食で効果的に痩せる方法
さらにごはんを同時に食べると、タンパク質の摂取バランスが「味噌」と「ごはん」を別々に食べたときよりも良くなるという特徴があります。この食べあわせは、大豆タンパク質に不足している「メチオニン」を米のタンパク質が補います。
③「具の力」
みそ汁の具といえば、「豆腐」「わかめ」「シジミ」「ねぎ」「大根」「なめこ」「豚肉」など、それだけをとっても「体に効く食べ物特集」ができるような食材が並びます。また、汁物なので食材を調理するのに余計な油を使用することもなく、野菜も生で食べる時より多く食べることができます。
結局この「味噌」+「ごはん」+「具」の三位一体の「食」で、体に必要十分な栄養を補うことが可能になるというのが、味噌汁の驚くべき効果なのです。
味噌汁ダイエットの正体とは…
赤味噌と白みその違いは熟成期間や製法の違いによるものですが、当然それぞれに食べた時の効果があります。
赤味噌が交感神経を優位にして日中の基礎代識をアップ!
寝起きの身体は、 副交感神経が優位なため基礎代謝が低い状態。これを、 交感神経優位の痩せやすい身体へと素早くスイッチしてくれるのが、赤味噌です。朝は赤味噌を使った味噌汁を飲みましょう。
白味噌に多く含まれるギャバが食欲を抑制 !
白味噌に含まれているギャバは、 空腹感を抑えてくれます。摂った栄養が脂肪になりやすい夕食時に、白味噌を使った味噌汁を飲めば、ダイエット効果が期待できます。
赤みその利点
メラノイジンが腸のぜん動運動を活発化!
メラノイジンは便秘を改善するのはもちろん、腸を動かすことで、かなりのエネルギーを消費。基礎代謝をアップさせます!中でも赤みそには、他の味噌に比べ、 ダントツに多くメラノイジンが含まれています。
白みそ 0.9mg
合わせみそ 3.8mg
赤みそ 17.3mg
②メカブのダイエットバワー
メカブには腸のぜん動運動を活発化するフコイダンがわかめの5倍以上含まれています。100gあたり
めかぶ8g
わかめ1.5g
昆布1.5g
基礎代謝を高める赤みそはアミノ酸とフコイダンのパワーでその効果をさらに高めます
白味噌の利点
ギャバは、 味噌の製造工程で加えられる麹に豊富な成分!赤味噌に比べ白味噌には、倍以上の麹が使われています。キャバの量を比較してみると。
100gあたり
白みそ 64mg
合わせみそ 31mg
赤みそ 23mg
白みそがダントツなので、夕食時に白味噌を使った味噌汁を飲めば、空腹中枢を鎮静させて、食べすぎを抑えることができるのです。→たくさん食べるのを防ぐ方法
白味噌と合う食材
①サトイモのダイエットパワー
サトイモのヌルヌル成分、 ムチンやガラクタンは水溶性の食物繊維で水分を吸収して膨らむため、胃での帯留時間が長く、満腹感を与えてくれます。さらに、余分な脂肪やコレステロールを吸着し、排出してくれる働きもあるので、摂取カロリーを減らす効果も期待できます。
②インゲンのダイエットパワー
インゲンに含まれる、 アルファ・アミラーゼ・インフィビターという成分には、糖の消化を阻害する働きがあります。
白味噌にインゲンとサトイモを加えれば、 脂肪や糖の吸収量を抑え、摂取カロリーをさらに減らすことができるのです。
コ ス ト
アレンジ
身体負担
知 識
ペ ー ス
大豆の偉大なパワー
最近の家庭ではお米離れとともに味噌離れも進んでいるようですが、お米と同様に味噌は日本が世界に誇るべきすばらしい食べ物です。
味噌の原料である大豆はからだを冷やす性質をもっていますが、米麹と自然塩を加えて1年、2年、3年と寝かせることで、大豆がアミノ酸に分解されて、からだを温める性質に変わるのでダイエット効果が期待できます。→からだを温めて痩せる方法
味噌は消化機能に働きかける作用もあります。なので食事の最初に食べるのが良いです。最初に味噌汁の塩気をからだに取り込むことで胃腸が動き始め、そこへご飯が入っていくと、効率よく消化吸収されるというわけです。
味噌汁は栄養豊富なので飲む点滴と言われています。
旬の具材をたっぷり入れればおかずもそれほどいりません。味噌にはその他、ニコチンを中和したり、がんを予防したり、老化を防止するといった働きもあります。
①大豆ペプチドで基礎代識をアップ!
大豆ペプチドは、小腸で吸収される際、腸管の神経を刺激。すると、交感神経が優位になり、 血流がアップするため、 基礎代謝がアップします。→基礎代謝とダイエットの密接な関わり
②大豆サポニンが余分な栄養の吸収を抑制!
大豆サポニンは、栄養の吸収口、小腸にある絨毛が肥大するのを正常化。余分な栄養の吸収スピードを遅らせます。また、脂肪を分解する酵素の働きを阻害して、 吸収を妨げるという効果もあります。
③アミノ酸が脂防を燃焼!
さらに大豆には、 燃焼系のアミノ酸「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」が豊富。脂肪の燃焼効果もアップします。→アミノ酸のダイエット効果
④味噌の発酵パワー!
元々、大豆の中に大豆ペプチドは含まれていません。 消化の段階で、大豆タンパクは吸収率の高い大豆ペプチドへと分解されるのです。一方、味噌の場合は発酵の過程で大豆タンパクを麹菌が大豆ペプチドに分解!
つまり、 あらかじめ味噌には大豆ペプチドがたっぶり含まれているために、 他の大豆食品を摂るよりも効率が良いのです。さらに、 発酵の工程で燃焼系アミノ酸の量もアップするというオマケつき。
味噌汁には大きく分けて3つの力があります。
①「味噌の力」
まことに手前味噌な話ではありますが、味噌には様々なつくり方があります。その製造工程には大豆を煮て塩と麹を加えて発酵させたものです。その製造過程では、脳の働きを助け記憶力や学習能力を高めるグルタミン酸を生じます。→グルタミン酸とダイエットの関係
また、味噌主原料である大豆は体に有用な植物性タンパク質を多く含む食品です。ただし煮たり炒めたりするだけでは消化吸収が悪く、その恩恵を十分に得れません。
②「主食を選ぶ力」
あなたが味噌汁を飲むときに、同時に食べるとしたら「ごはん」と「パン」どちらを選ぶでしょうか?
ほとんどの人が「ごはん」を選ぶはずです。つまり、味噌汁を食べることは、食事全体が和食スタイルになるということです。→和食で効果的に痩せる方法
さらにごはんを同時に食べると、タンパク質の摂取バランスが「味噌」と「ごはん」を別々に食べたときよりも良くなるという特徴があります。この食べあわせは、大豆タンパク質に不足している「メチオニン」を米のタンパク質が補います。
③「具の力」
みそ汁の具といえば、「豆腐」「わかめ」「シジミ」「ねぎ」「大根」「なめこ」「豚肉」など、それだけをとっても「体に効く食べ物特集」ができるような食材が並びます。また、汁物なので食材を調理するのに余計な油を使用することもなく、野菜も生で食べる時より多く食べることができます。
結局この「味噌」+「ごはん」+「具」の三位一体の「食」で、体に必要十分な栄養を補うことが可能になるというのが、味噌汁の驚くべき効果なのです。
味噌汁ダイエットの正体とは…
赤味噌と白みその違いは熟成期間や製法の違いによるものですが、当然それぞれに食べた時の効果があります。
赤味噌が交感神経を優位にして日中の基礎代識をアップ!
寝起きの身体は、 副交感神経が優位なため基礎代謝が低い状態。これを、 交感神経優位の痩せやすい身体へと素早くスイッチしてくれるのが、赤味噌です。朝は赤味噌を使った味噌汁を飲みましょう。
白味噌に多く含まれるギャバが食欲を抑制 !
白味噌に含まれているギャバは、 空腹感を抑えてくれます。摂った栄養が脂肪になりやすい夕食時に、白味噌を使った味噌汁を飲めば、ダイエット効果が期待できます。
赤みその利点
メラノイジンが腸のぜん動運動を活発化!
メラノイジンは便秘を改善するのはもちろん、腸を動かすことで、かなりのエネルギーを消費。基礎代謝をアップさせます!中でも赤みそには、他の味噌に比べ、 ダントツに多くメラノイジンが含まれています。
白みそ 0.9mg
合わせみそ 3.8mg
赤みそ 17.3mg
チェックワード メラノイジン
メラノイジンは、夕ンパク質やアミノ酸が、糖と化学反応を起こして作られる成分。 発酵・熟成の間に作られます。抗酸化作用を持っており、脂質の酸化を防いで動脈硬化を予防してくれるので、ダイエットに効果的。食物繊維に似た働きをするため、腸のぜん動運動を活発化させたりコレステロール値を下げ血糖値を正常に保つ働きもあります。→血糖値とダイエットの関係について
メラノイジンは、夕ンパク質やアミノ酸が、糖と化学反応を起こして作られる成分。 発酵・熟成の間に作られます。抗酸化作用を持っており、脂質の酸化を防いで動脈硬化を予防してくれるので、ダイエットに効果的。食物繊維に似た働きをするため、腸のぜん動運動を活発化させたりコレステロール値を下げ血糖値を正常に保つ働きもあります。→血糖値とダイエットの関係について
赤みそと合う食材
①高野豆腐のダイエットパワー
高野豆腐に含まれているアミノ酸の量は大豆食品の中でもピカイチです。
アミノ酸含有量 (㎎/100g) |
バリン | ロイシン | イソロイシン |
高野豆腐 | 2800 | 4600 | 2800 |
豆腐 | 380 | 600 | 370 |
納豆 | 830 | 1300 | 760 |
油揚げ | 1000 | 1700 | 1000 |
②メカブのダイエットバワー
メカブには腸のぜん動運動を活発化するフコイダンがわかめの5倍以上含まれています。100gあたり
めかぶ8g
わかめ1.5g
昆布1.5g
基礎代謝を高める赤みそはアミノ酸とフコイダンのパワーでその効果をさらに高めます
白味噌の利点
ギャバは、 味噌の製造工程で加えられる麹に豊富な成分!赤味噌に比べ白味噌には、倍以上の麹が使われています。キャバの量を比較してみると。
100gあたり
白みそ 64mg
合わせみそ 31mg
赤みそ 23mg
白みそがダントツなので、夕食時に白味噌を使った味噌汁を飲めば、空腹中枢を鎮静させて、食べすぎを抑えることができるのです。→たくさん食べるのを防ぐ方法
チェックワード ギャバ
ギャバとは抑制系の神経伝達物質のこと。空腹中枢に間接的に働きかけ、空腹感を抑制してくれます。つまり、ギャバを摂るとお腹が減りにくくなるのです。
ギャバとは抑制系の神経伝達物質のこと。空腹中枢に間接的に働きかけ、空腹感を抑制してくれます。つまり、ギャバを摂るとお腹が減りにくくなるのです。
白味噌と合う食材
①サトイモのダイエットパワー
サトイモのヌルヌル成分、 ムチンやガラクタンは水溶性の食物繊維で水分を吸収して膨らむため、胃での帯留時間が長く、満腹感を与えてくれます。さらに、余分な脂肪やコレステロールを吸着し、排出してくれる働きもあるので、摂取カロリーを減らす効果も期待できます。
②インゲンのダイエットパワー
インゲンに含まれる、 アルファ・アミラーゼ・インフィビターという成分には、糖の消化を阻害する働きがあります。
白味噌にインゲンとサトイモを加えれば、 脂肪や糖の吸収量を抑え、摂取カロリーをさらに減らすことができるのです。
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