手 軽 さ 70/100
コ ス ト 70/100
アレンジ10/100
身体負担90/100
知  識30/100
ペ ー ス 30/100
はかり 画像

なぜ体重を量るだけで痩せられるのでしょうか。たとえば、前日よりも体重が増えていれば食べ過ぎを反省するでしょうし、少し体重が減っていれば、この調子と少しうれしい気持ちになるでしょう。体重を量ることで生まれる気持ちの変化が、生活習慣の改善につながるのです。
生活習慣を改善して痩せる方法

ダイエット方法で大切なのは、やせることより持続することです。食事制限や運動は意識して行うとつらいもの。だからダイエットは長続きしないのです。

注目したいのは、体重計です。体重が増えるほど体重計には乗りたくないと思うものです。

しばらく体重計にのらないうちに、更に体重が増えていることも少なくありません。 体重が増えてダイエットをしたいと思ったのならば、まず体重計に乗ることを日課にしましょう。

例えば入浴時に測定。記録する時間は10秒もかかりません。肥満者が減量に成功しない最大の原因は、体重すら測定しないことにあります。「毎日測っても変わりない」その一言です。

ねもしあなたがこの体重測定を毎日続けられたら、必ず体重は減っていくのです。体重を毎日測れない人は減量はできません。

できればデジタル体重計でグラムまで表示されるのがいいです。

夕食後の体重と朝の体重では、1~2kgは朝の排便後の体重が少ないのです。毎朝でも毎晩でも決まった時間に乗ることがポイントです。毎日乗ってもすぐには減らないかもしれないですし、ときには昨日よりも増えてしまうかもしれないです。

しかし、継続していくことで体重に対する意識が変わります。今日計って少し多いと感じたなら、翌日に運動をしようとか、食事を改善しようとか計画することができます。 体重計は目に見えて今の自分を表してくれるので、厳しくもあり、ダイエットの励みにもなります。昨日よりも少しでも減っていればやる気が出るはずですから。

皆さんの想像できるとおり「毎日体重を計るだけダイエット」というコンセプト的には苦労無しに思えるダイエット方法です。
レコーディング(記録)ダイエットと合わせてするのが効果的です!


毎日朝と夜の2回、体重を計り記録用紙に記入しグラフをつけていくというもの。一見単純に思えますが、 なかなか奥が深く理にかなった方法なんです。

習慣的に記録用紙に書き込まれた自分の体重の変化(体重差)をグラフから読み取ることで、日頃から常にダイエットのことを意識し、運動不足や食事によるカロリーコントロールなどを改善・解消していきやすくなるという論理から考え出されたダイエット方法です。

体重の記録は、できるだけ細かく記録しておくことをおすすめします。もちろん程度というものがありますから、1日最低1回、2回だと朝晩の決まった時間に体重計に乗れば十分です。

忘れることもあるでしょうし、スケジュールの都合でできない、ということもあるでしょう。それはそれで良いのです。ただ、長く続けていくことが一番肝心です。

記録をずっと続けてとることがたいせつで、日々の生活に合わせて体重がどのように変化しているかを読み取っていくと、自分の痩せていくパターンというものがおのずと見えてきますし、結果を踏まえて今後の方略を組み立てることにも役立ちます。


この記録からはその時々の自分の状態を知ることもできます。たとえば自分では良い感じと思っていても体重があまり減っていないような時期があれば、それは「停滞期」だと判断することができます。

それを理解できれば心配をすることなく、焦りに悩まされることもないのでストレスなくダイエットを続けることができるのです。→ストレスを味方につけて痩せる方法

もしも可能ならば、日々の食事で何を食べたか、というところまで記録しておけばベストです。そしてその食事の量や質が適切だったかどうか、それも一緒に記録しておくのです。最近はダイエットを支援するアプリもいろいろありますので、これらを活用するのも良いと思います。

ダイエットの原則は、「摂取カロリー」と「消費カロリー」をコントロールしようという意識を持ち、食を含めた生活習慣を無理せずできることから見直すことにあります。

では生活習慣は「何を基準」に見直せばいいのでしょうか?
それは、「はかる」ことによって得られる数値の変化を見ることのほかにありません。
「太ってしまったけど、何が原因なのか、よくわからない」ダイエットで挫折してしまう方によく見られる疑問です。
でも数値として表されたら原因としてわかりやすくなります。気づかずにしている、自分の生活習慣のなかの太る原因につながるポイントで、気づくことがやせる近道となるのです。


はかることで自分のからだを客観的に見ることができるようになり、生活習慣の乱れが改善されます。つまり、ダイエットを成功に導くには、まず、気楽に「はかってみる」ことから始まるのです。

体重の増減の理由が「脂肪によるもの」または「基礎代謝が低い」など、からだの「中身」の状態がわかってくるということなのです。

自分のからだの数値・データがわかっていないまま、やみくもにダイエットをしてもなかなか長続きはしませんし、目標があれば適量の食事と適度な運動を継続的に意識し続けるモチベーションの維持にもつながります。

自分のからだの状態がわかれば、無理のない目標設定ができ、頑張ったことで自分のからだが変わっていくことも数値で具体的にわかります。

無理なダイエットをしても理想的な結果が出ないばかりか、途中で挫折したり、からだに負担がかかり、最終的にはリバウンドの繰り返し体重が増加してしまいます。→無理なダイエットの危険性について

ダイエットで大切なことは、短期的な目標を達成して終わるのではなく、その状態を保ち、その状態を続ける、つまり習慣化する必要があるのです。

毎日の食事量・内容や活動量・運動内容を把握するには、「はかって記録する」というごくシンプルなことが驚くほどの効果を発揮します。

「記録」するなんて面倒と思われた方、ちょっと考えてみてください。紙とペンさえあれば、それこそあっという間、5分もかかりません。必要なのはただ「記録しよう」という決意だけ。まずは「はかる」ことを習慣にしましょう。

はかることが習慣化できればダイエットは成功したようなものです。


はかるタイミングとは
私たちのからだは、食事や運動などの日常活動によって体重だけではなく、体内水分や体温も1日のうちで常に変化しています。このため、計測時間や条件に伴ってからだの状態が異なるため、体重計や体脂肪率などの計測値も常に変動します。

時間帯は日常的にはあまり計測時間にばらつきのない、夜の入浴前や起床後や食事後にはかるのもよいでしょう。ポイントは、毎日できるだけ同じ時間帯、同じ状態ではかることです。
そして、細かい変化にとらわれず、「長期的な変化傾向」を見ることをおすすめします。

夜と朝では、夕食を食べた後の夜のほうが、体重は重くなっています。すると、夜の体重増加をできるだけ少なくしたいという気持ちが生まれ、ダイエット効果が高まるといわれています。


効果的な記録方法
太ってしまった原因はなんでしょう?人によって食べすぎが原因だったり運動しないからなどいろいろあるでしょう。
体重、体脂肪率、歩数、活動量、食事内容などの記録をとり、生活習慣を振り返り、さらにメモをつける ことで、体重が増減する理由が見えてきます。

改善項目のチェックを続けることで、少しずつ太りにくい生活習慣が身に付いていきます。
生活チェックは毎日つけたほうがよいのですが、2、3日抜けてしまっても大丈夫です。逆につけないといけないことがストレスになってもよくないので、無理のない範囲で続けましょう。
ポイントは4つです。

①体重・体脂肪率などをはかり、毎日記録する
②食事や運動などを記録して自分の生活習慣を客観的に振り返る
③食べた時間、食べた物と、できればそのカロリーをメモし、摂取カロリーの合計を記録する
④活動量計で1日の総消費カロリーをチェックし、摂取カロリーとのバランスをコントロールする

簡単な日記のように自分の記録としても読み返して楽しめるようなものでも良いです。
「来週にはどうなっているだろう」という期待も膨らみ、「はかる」ことが楽しみになるでしょう。数値が示す効果に気づくと、食事内容や量に一層気を配るようになります。
今まで以上にウォーキングの時間を増やすなど、生活習慣をもっと変えてみようという、やる気が出てきます 。→ダイエット日記をつけよう

そしてその意欲は「はかり続けよう」とする強い意志を生み、その結果、ダイエットが楽しいものとなるはずです。

また、どのような食事をするとよいか、どのように運動を取り入れたらうまくいくか、無理なく自分のペースで取り入れやすい生活改善パターンも具体的にわかってくるはずです。

こうなると自分に合ったパターンでよりよい効果が生まれ始めます。それが習慣となると当たり前の日課となり意識せずに生活することができるので、痩せる生活をストレスなく過ごせるようになっていくのです。


まずは体重計をいつも目につくところに置いて、計り忘れがないようにしましょう。 体重を計るときはいつも同じ服装にします(例えば、下着だけ着用とか)。

そして、グラフは目につく場所に貼っておきましょう。 こうすれば、グラフが右肩下がりになったときにダイエットが楽しくなってくるからです。

食事の量を減らしたりジョギングをした次の日に体重が減っていることに気づきます。そんな日が続くと、きれいな右肩下がりのグラフに。

努力が結果に結びつくことが目で見てわかるため、ダイエット自体がどんどん楽しくなっていきます。この喜びが、食事制限や運動のつらさを上回るから成功しやすいのです。

また、ご飯をお代わりするよりグラフが2目盛下がったほうが気持ちいい、など。

油や糖分をとると、脳から「エンドルフィン」という強い快感物質が分泌されますが、この快感物質に打ち勝つことは容易ではありません。 しかし、右肩下がりのグラフを見ることで、この快感物質に打ち勝つ「快感」を得ることができるのです。 →ダイエットと脳の関係について

ダイエット成功の秘訣は最小目盛りが50~100gの体重計を買うようにしましょう。
エステに通ったり、サプリメントを買うよりは、安上がりなはずです。

わずかな変化は、アナログ式の体重計ではなかなか読み取りにくいもの。

減ったかどうかわからないのでは、モチベーションも上がりませんよね。



この記事を見た人は、下記にも注目しています!