ダイエットをひとりでもくもくとするのも良いですが、成功率が高い方法は周囲にダイエットをしていることを伝えることです。

ダイエットをしていると周囲の人たちに伝えれば協力してくれる場合もたくさんあります。痩せようとしていることを知られるのが恥ずかしいと思っている人もいるでしょう。

日本ではなぜかダイエットは恥というイメージがあるのですが、その考えは間違っています。

たとえば、太っていることが原因で内気な性格になっていたり、人に迷惑をかけていたりしたら、それはもっと恥ずかしいことです。

まわりにダイエット宣言することで、自分がダイエットをしている意識を高めましょう。といっても誰に伝えるとか、伝え方も大切ですので、その方法について紹介します。

ダイエットをしようと考えて最初に行なうのが「ダイエット宣言」です。宣言といっても街で「私、やせます!」と伝えるのではなく、身近な家族からダイエット宣言をしましょう。

たとえば母親など料理を作ってくれる人に対してヘルシーなおかずをお願いしたり、父親や兄弟と一緒に散歩やどこかに出かける時に誘ってもらうといった具合に、まわりに協力者を作ることが大切です。ひとりでは行動できないことでも他人がいれば行動できます。

ひとり暮らしの場合には、友達に一言してみるのもいいでしょう。いつも一緒にごはんを食べている友達などに外食の時はジャンクフードや洋食が多かったけど、和食メニューのお店に行くように提案してみるのもいいでしょう。自分のまわりにサポーターを作っていくのです。

ダイエットへの動機を持った個人が周囲の援助によって体重を減らし、それを維持するために非常に役に立つ方法として、科学的根拠があるとされています。心理学でソーシャル・サポート(社会的援助)と呼ばれている方法です。

もし友達にダイエットしたい人がいたら「一緒にやろうよ」と声をかけてみましょう。人間というのはひとりで何かをするときと、他人がいるところでするときでは、その行動が変化します。

たとえばカラオケボックスにひとりで行ったとしましょう。その場合と友達の前で歌うときとでは、友達の前のほうが、うまく歌えるのです。

他人と一緒のほうが強い力が出て、いい方向へ変化することを「社会的促進(ソーシャル・ファシリテーション)」といいます。

またもうひとつの方法として、最近流行のネットを利用するのもいいでしょう。これは観察者がいるだけでその行動が促進されるという「見物効果(オーディエンス・エフェクト)」が発揮されます。ブログやダイエットサイトのみんなが見ているからがんばれるという状態です。

最近はアプリでもダイエット日記など毎日の体重、体脂肪率などを入力すると自動的にグラフ表示してくれる機能がついたサービスもありますし、どれくらいのペースで痩せればよいかなどサポートもたくさんしてありますので、これらの効果を利用してみましょう。



他人と一緒だと食べ過ぎて太る可能性が高い
食事の量というのは食べる時の周囲の環境が非常に影響しています。ピクニックや外で食べるとおいしく感じたり、盛り付けがきれいだとおいしく感じるのはそのためです。

それ以外にも人間は誰もがひとりでいるときよりも他人が一緒のときのほうが多く食べてしまうというデータがあります。しかも無意識のうちにです。

アメリカの心理学者の研究によると、飲み会やパーティーなどの集まりで家族以外の他人と一緒に食事をするといつも以上に食べてしまい、それが友人である場合はさらにその量が増えるというデータが報告されています。

さらにそれだけではなく、集まりに参加する人数が増えると、増えた人数分だけ、ひとりあたりの食事量が増えるという信じがたいデータです。ひとりで食べているときに比べると、2人では41%、3、4人では53%、5人では71%、6人では76%と人数が増えるたびにパーセンテージが上昇していきます。

つまり、ひとりならカラアゲをひとつつまめば満足できるところを、人数の増加とともにひとつ増え、ふたつ増え、ほかのつまみにもどんどん手が出てしまい、パーティーのせいで食べすぎということになるのです。食べ過ぎてしまうことはきっと誰しも経験があると思います。

確かに飲み会やパーティーなどの外食メニューは珍しいものや種類も多く、つい手が出てしまうのは仕方ありません。
集まりを断るわけにもいかず、ダイエットを目指すダイエッターにとってはつらいところですが、上手に回避する方法もありますので、それを身につけておけばいいのです。

たくさんメニューがあるということは欠点でもある反面、実は長所にもなります。それは自分の目で見て食材を選べるということです。

どんな食材が低カロリーで体に負担が少ないか、また、どのように分量を調整すればいいかということがわかっているというのが前提になりますが、自分に合うおかずを選んで組み合わせればいいのです。間違っても高カロリーのカラアゲやコロッケなどの揚げ物や栄養が少ないフライドポテトやラーメンなどは避けるようにしましょう。→参考「食品種類別カロリー 一覧表」サイト内

食べても大丈夫なものとダメなものの見極めが大切なので、知識がある程度必要になってきますが、野菜系や海草、魚、肉、豆類は大丈夫なので積極的に選びましょう。→参考「外食時のメニュー選び」サイト内

やってはいけないのが、あっさりとダイエットをあきらめてしまうことです。食事のカロリーよりも、その気持ちを元に戻すことの方が大変になります。飲み会やパーティーは何かの縁で集まる楽しい場所なので、ちゃんと食べましょう。

人と一緒だと、誰もがたくさん食べてしまうものなのだということを今回理解できたので、いつもより多く食べてしまっても罪悪感は少ないと思いますので、楽しい気持ちで出かけましょう。



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