手 軽 さ 50/100
コ ス ト 50/100
アレンジ30/100
身体負担70/100
知  識70/100
ペ ー ス 70/100
ぞうすいダイエット
1.ぞうすいにダイエット効果があると注目を集めています。糖質など炭水化物を抜くダイエットが注目されている中で、真逆とも言える方法ですが、日本人の主食はごはんであり、それを食べないとストレスがたまってリバウンドの可能性が高くなるので、それを防ぐ効果もあります。→ごはんで痩せる仕組み

ぞうすいでダイエットするなら、温めて食べることをおすすめします。
なぜ温かくするかというと、血液の循環が良くなるので、からだ全体にスムーズに栄養を運ぶことができるので筋肉の働きが活発になって代謝が向上します。つまり、エネルギーがどんどん燃焼されます。

サラダになるような野菜や果物は、からだを冷やす食品が多いのですが、熱を加えて調理することで温める効果があるので、ぞうすいにたくさん野菜を入れて野菜がゆにすれば、効果も倍になります。→からだを温めて痩せる方法


ぞうすいはお茶わん1杯が約150グラムで105カロリーしかありません。これはごはんの約1/2 、ショートケーキの約1/3ほどに値します。

ぞうすいだけではタンパク質が1.8g、脂肪が0.3gと栄養が不足気味なので、足りないものは薬味やおかずで補うようにしましょう。

またぞうすいは調子が悪いときに食べるというイメージがあるように、胃への負担が少なく消化されやすいのが特徴です。ぞうすいは脂肪をほとんど含まないので、すぐ胃を通り抜けてしまいます。ダイエットをすることだけを考えると腹持ちが悪いのでお腹が空きやすくなります。


食べものの胃内停滞時間
ぞうすい 1時間45分
ごはん 2時間15分
エビ天ぷら 4時間
バター 12時間
ヒラメ刺身 2時間30分
牛乳 2時間
生たまご 2時間30分


そこで薬味やオリジナルのスープをプラスすることで栄養や腹持ちをよくすることができます。

ぞうすいの魅力は自分で味をつくり出せるバリエーションが豊富なことです。ごはんと違って毎日同じ味ではないので楽しさもあります。たとえば野菜のつけ物や肉の塩漬け・乾燥・ロースト・くん製、こまかくきざんだ小菜の数々。その日の気分や体調に合わせて、具や薬味を選択できるのが飽きないポイントになります。

ベースになるスープも、肉のスープ、野菜のスープ、和風、洋風、中華風と、いろいろに応用することができるので作るのも楽しくなりますね。

毎日の朝食には和風が合うかもしれません。和風だしだけでもこんぶ、かつおぶし、にぼしのほかに、ほうじ茶やジャスミン茶を使うなんていう食べ方もあります。

ちょっぴりおしゃれなぞうすいにしたいなら、ゆずやみかんなどカンキツ類の皮を一ひら落としてみましょう。オレンジの皮でトロピカル風にしても良いです。
中国風に魚貝類のだしもいいものです。干えびや干貝柱を使うと味がぜいたくになります。


作り方も簡単でたっぷりのだし汁に少なめのごはんを入れてサラリと仕上げるのがコツです。
まず、ごはんをザルに入れて水洗いし、粘り気を除いて水気をよくきってから沸騰しただし汁に入れ、具を加えてひと煮立ちさせ、すぐ火をとめます。だし汁の量はごはんの重さの2倍ぐらいです。

できればかつおぶしとこんぶの一番だしがいいですね。
冷蔵庫に残っているものもどんどん入れてしまいましょう。
ぞうすいの脇役ならどんなものでも合わせることができます。あなたのアイデアで冷蔵庫のなかもダイエットすることができます。


薬味の基本を紹介
きんしょうばい
さらしねぎ
しその実
あさつき
梅かつお
いりごま
たくあん千切り
ザーサイ
はりしょうが
もみのり
てんかす
パセリみじん切り
フルーツ缶詰
レーズン
スライスアーモンド


ゆず味噌
みそと砂糖を好みで混ぜ、お酒で少しのばします。弱火でよくねったら火からおろし、柚子のしぼり汁とすりおろした柚子皮を加え混ぜます。

ミートソース
ひき肉をフライパンで炒めます。
パラパラのそぼろ状になったら、長ねぎのみじん切りとおろししょうがを、香味野菜として少し混ぜいれます。味つけは、だし汁、みそ、砂糖で、さっぱりとした和風に。

インディアン・ポーク
豚肉のうす切りをせん切りにしてフライパンで炒めます。火が通ったらカレー粉、塩、こしょうを入れ、さらに煮からめるようにします。



食べすぎた翌朝に
胃の負担を軽くし、さらにビタミンの補給にもなるさわやかなメニューです。

ビタミンCと消化酵素をたっぷり含んでのどごしがよい
しらすぞうすい
食材(4人分)
A
しらすぞうすい
ぞうすい…1200g
しらす干し…80g
梅ぼし…4個
B
焼き厚揚げ
厚揚げ…400g
だいこん…120g
しょうゆ
C
茶せんなす
なす…4個
砂糖 塩 しょうゆ

Aしらすぞうすい
湯通ししたしらす干しと、つぶした梅干しをぞうすいの上にのせます。
B焼き生揚げ
生揚げは湯をかけて油抜きし、両面こんがり焼いておろしを添えます。
C茶せんなす
なすはヘタをとらずに縦に切れ目を入れて煮ます。味をつけ、器に盛るとき、ねじるように押します。

おろしぞうすい
食材(4人分)
A
おろしぞうすい
ぞうすい…1200g
大根……200g
もみのり 柚子
B
きすの一夜干し
きす…8枚
ししとう…60g
油…小さじ2
C
梅肉和え
きゅうり…2本
梅干し…4個

Aおろしぞうすい
ぞうすいの上に大根おろしをのせ、もみのりと、柚子の皮を添えます。
Bきすの一夜千し
きすの一夜干しはさっと焼き、炒めたししとうを付け合わせます。
C梅肉和え
きゅうりは、長めのせん切りにし、かるく塩をします。梅干しの身をうらごし、味を整えてからきゅうりと和えます。小さなガラスのはちに、と盛ってください。

肌荒れに
肌や粘膜にもっとも関係の深いのがビタミンA。 ドライフルーツや小魚をたっぷりとって。

じゃこと小松菜のぞうすい
食材(4人分)
A
じゃこと小松莱のぞうすい
ぞうすい…1200g
じゃこ…1カップ
小松菜…1/2束
B
和風サラダ
トマト…中2個
アスパラガス…8本
いか…200g
サラダ油、しょうゆ、レモン
C
ポテトの白煮
じゃがいも…中3個
砂糖、塩

Aじゃこと小松莱のぞうすい
湯通ししたじゃこを、刻んだ小松菜といっしょにぞうすいに混ぜます。
B和風サラダ
いかは皮をむいて熱湯を通し、小さく切ってトマトの輪切りとアスパラを加え、ドレッシングで和えます。
Cポテトの白煮
じゃがいもは4~6個に切って、砂糖、塩で白く煮上げます。


胃の調子がよくない時に
牛乳は胃壁に膜をつくり刺激を弱めてくれます。消化のよい白身の魚をおかずにして。

牛乳ぞうすい
食材(4人分)
A
牛乳ぞうすい
ぞうすい…1200g
牛乳…400cc

パセリのみじん切り
B
鶏肉と野菜のパターソース
鶏肉…200g
にんじん……1本
カリフラワー…160g
バター…大さじ1 1/2
A牛乳ぞうすい
温めた牛乳をぞうすいにさっくりと混ぜ、パセリのみじん切りを散らします。
B鶏肉と野菜のバターソース
鶏肉は一口大に切り一度ゆでておきます。にんじん、カリフラワーを食べやすい大きさに切って色よく塩ゆでし、鶏肉といっしょに器に盛って、とかしバターをかけます。


便秘ぎみの時に
野菜ぞうすい
食材(4人分)
A
野菜ぞうすい
ぞうすい…1200g
春菊、王ねぎ……各80g
セロリ…40g
B
白和え
豆腐…1丁
白ごま…大さじ2
しらたき、たけのこ、にんじん
砂糖、みりん、塩、しょうゆ
C
いかの黄身焼き
いか…280g
卵黄…2個
塩、酒、酢どりしょうが

A野菜ぞうすい
野菜をぞうすいに炊き込み、仕上げにゆでた春菊を散らします。
B白和え
豆腐を空炒りし、ごまと共にすり、味を整え、煮含めた野菜を和えます。
Cいかの黄身焼き
皮をむき水気をふきとったいかを金串に刺し酒と塩で味した卵黄をぬって焼きます。酢どり生姜を添えて。


その他
チーズぞうすい
食材(4人分)
Aチーズぞうすい
ぞうすい…1200g
クリームチーズ…120g
バター…大さじ1 1/2
パセリのみじん切り
Bいかとフルーツのサラダ
いか…200g
バナナ… 1本
オレンジ…1個
りんご…1/2個
ブランデー…少々
フレンチドレッシング

Aチーズぞうすい
ぞうすいの炊き上がりに、クリームチーズとバターを加え、ひと煮立ちさせてから蒸らします。パセリのみじん切りを散らして。
Bいかとフルーツのサラダ
いかの輪切りを塩ゆでし、食べやすく切ったフルーツと共に彩よく皿に盛り、ブランデーを混ぜたフレンチドレッシングを添えます。


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