手 軽 さ 50/100
コ ス ト 30/100
アレンジ30/100
身体負担70/100
知  識50/100
ペ ー ス 50/100
押し麦ダイエット
芸能人やモデルもはまっている押し麦ダイエットですが、押し麦を普段のごはんに混ぜるだけで手軽にダイエットを始められます。

運動が苦手な方も食事制限がつらい方でも行いやすいです。

押し麦を混ぜたご飯を食べ続けて内臓脂肪が減ったという報告もあります。

でも、どうして押し麦でダイエットできるのでしょうか。また、どうすると成功させやすいのでしょうか。


まず1つめの理由として押し麦にはβグルカンという成分が豊富に含まれています。βグルカンに内臓脂肪を減少させる働きがあります。

食事で糖分を摂って血糖値が上昇すると、糖を取り込むインスリンが分泌されてます。取り込まれた糖分は肝臓に貯蔵されたり筋肉などで利用されます。使われず糖が余ると脂肪として蓄積されます。

βグルカンは食後の血糖値の上昇を穏やかにしてインスリンの過剰な分泌を抑制したり、GLP-1というインスリンを適度に抑える物質の分泌を促します。インスリンの分泌が抑制されることで脂肪としてため込まれにくくなり、内臓脂肪が減少します。→血糖値とダイエットの関係について

2つめの理由は押し麦というのは何かというと大麦を蒸して、食べやすいように平たく潰して食べやすくしたものです。
押し麦は食物繊維も豊富です。食物繊維には水溶性と不溶性があるのですが、押し麦はどちらも多く含んでいます

1日に摂りたい食物繊維は18g以上ですが、日本人の多くが5gほど足りていません。食物繊維には便のかさを増やす、腸の働きを促す、善玉菌のエサになって腸内環境を整える働きがあり、不足すると便秘になります。→腸内環境を整えて痩せる方法

ご存知の通り、食物繊維は、便秘の解消に効果があります。
腸内の善玉菌の餌となり、腸内環境を整える働きがあります。普段食べている白米に押し麦を混ぜれば簡単に食物繊維量をアップできます。お通じがよくなってぽっこりお腹が解消します。→食物繊維とダイエットの関係について


押し麦は、食品に混ぜるだけでOK、簡単に摂取することができます。
乳酸菌のたくさん入ったヨーグルトに混ぜて食べれば、効果も倍増です。
プチプチとした食感も楽しめて、満足感も得られるダイエットに理想的な食材です。

また、押し麦には食後の血糖値の急上昇を抑える効果があるのが魅力的です。
血糖値が上昇すると体に負担がかかり、元に戻る時に精神的なイライラを引き起こします。

日本人と言えばお米ですが、精製して栄養のある部分を取り除いたお米は栄養価が低く、血糖値を上げやすい食品なのです。

血糖値を下げる食事を取りたい方には、麦ごはんがおすすめです。
白米8割に対して麦を2割程度混ぜると食べやすく、満腹感を得ることができます。→血糖値とダイエットの関係について

白米のもちもちとした食感と押し麦のプチプチとした食感を楽しむことができ、少量でも満足できます。

冷めてもおいしいので、朝に炊いてお昼や夜に食べるのもよいです。お弁当に大麦ご飯を持って行けば、外食をするよりもダイエットによいです。

朝に食べると昼や夜に食べなくても血糖値の上昇が抑制されます。昼や夜は食事が自由にできない方は、朝に食べるとよいでしょう。

ダイエット中に気をつけたいのは、貧血とカルシウム不足です。
女性は貧血になりやすく、一番多いのが鉄欠乏性貧血です。

押し麦には、白米の2倍の鉄分が含まれているので、貧血対策にも効果が期待できます。

効果的に貧血を改善したり、予防するには他の栄養素も一緒に摂取することが重要になってきます。

鉄分に葉酸とビタミン12が加わることで、一人前の赤血球が出来あがりますので、緑黄色野菜や魚介類を摂取するようにします。

カルシウムは、白米の2倍含まれているため、骨粗しょう症予防に効果が期待できます。

その他としてまとめてゆでて冷凍保存しておくと、スープやサラダなどに使えて便利です。

毎日のお食事に栄養満点の押し麦を取り入れて、健康的に痩せることを目指しましょう。



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