手 軽 さ 50/100
コ ス ト 30/100
アレンジ30/100
身体負担30/100
知  識50/100
ペ ー ス 30/100
牛肉ダイエット
太る食品としてイメージされているものの一つに、お肉があるのではないでしょうか。

ダイエットのために落とすべきは脂肪であって、筋肉まで落としてしまったらマイナスになります。筋肉を作る素材となるたんぱく質はむしろ積極的に摂るべきですが、食事でたんぱく質を多く摂れるのは、5種類の食品しかありません。

それは、肉、魚、卵と乳製品、それに大豆です。この中で筋肉のために最も体内に吸収されやすいといわれているのがお肉なのです。

身体にたまった体脂肪を落としてやせるためには、体脂肪を燃焼させなければなりません。そのためにもっとも大切なことは、身体を温める食べ物をしっかり摂ることです。

身体を温める食べ物で最初に浮かぶのがお肉です。お肉をしっかり食べて、冷えを解消して脂肪が燃えやすい身体をつくりましょう。→ダイエットと脳の関係について

まず牛肉は、鶏肉に次ぐくらい低カロリーです。そしてたんぱく質を多く含んでいるので、からだに筋肉をつけたり、脂肪燃焼効果を高めてくれます。

それだけでも効果がありあそうですが、実はそれ以上にポイントとなるのが、カルニチンという物質です。アミノ酸から作られるカルニチンには、私たちのからだにたまった脂肪を効率よく燃焼させる働きがあるので、なくてはならない物質です。

カルニチンが体内の脂肪を燃焼させているので、毎日の食生活でそれほど体脂肪をため込まないですんでいるのですが、カルニチンが不足すると内臓や皮下の脂肪を燃焼させる力が弱くなるだけでなく、食事で食べたばかりの脂肪もうまく燃焼できません。

つまり、体内にある脂肪が消費しきれず、体脂肪は増えて肥満になってしまうのです。


チェックKeyWord L-カルニチン
L-カルニチンは心臓の細胞に多く、そのエネルギーの70%は脂肪から作られています。つまり、心臓が働き続けられるのも、L-カルニチンのおかげなのです。しかし、L-カルニチンは年齢とともに減少します。脂肪を燃やすためには、脂肪をエネルギー源とするL-カルニチンを積極的に補う必要があります。


アミノ酸の一種であるL‐カルニチンは、同じお肉でも、羊肉>牛肉>豚肉>鶏肉の順に多く含まれています。ただし、脂身や鶏皮などの白い部分には含まれていませんので、同じ鶏でも、ささみのような白いお肉より、できるだけもも肉のような赤いお肉を選ぶようにすることが大切です。→アミノ酸で痩せる仕組み

また、赤身肉以外を買うなら、挽き肉よりは豚コマ、豚コマよりは鶏むね肉というように、できるだけ加工されていない、塊の大きいお肉を選ぶようにしましよう。

また、最新の冷凍冷蔵庫でもよほど上手に解凍しなければ、ドリップ(肉の水分)と一緒に栄養や旨味が流れ出てしまう可能性もあります。このように、お肉の冷凍保存はリスクも大きいので、あまり大量買いせず、購入後は栄養価が落ちる前に早く食べ切るようにしましょう。



安いお肉で大満足する人は、やせられない
日本人はもともとやわらかくて旨味の多い霜降り肉が大好きな国民です。旨味たっぷりの脂っこい部分が大好きな人も多いでしょう。

お肉を食べたときの幸福感は、お肉に含まれる旨味成分アラキドン酸の一部が、脳内で「至福物質」とも呼ばれるアナングマイドに変化するためではないかと言われています。このアナンダマイドの幸福感は、脂身たっぷりの安いお肉でも感じることができます。

そのためか、比較的高価なロースのような赤身肉より、むしろカルビのような安い肉のほうが好きという人も多いのですが、太りやすいだけでなく、身体の酸化や動脈硬化の原因になりますから、少なくとも一度に大量に食べるのはやめましょう。

お肉だけは、価格より「赤さ」で選ぶようにしましょう。赤身肉には脂肪燃焼に欠かせないビタミンA(レチノール)やビタミンB群、亜鉛、鉄といった栄養が豊富に含まれています。

中でも、体脂肪の燃焼をサポー卜する成分、アミノ酸の一種であるL‐カルニチンは、牛ヒレ肉のような赤色の濃い肉ほど豊富に含まれています。ダイエットといぅと、低脂肪な鶏のささみやむね肉を選ぶ人が多いのですが、L‐カルニチンはこれらにはあまり含まれていません。

多少高くても栄養素が豊富に含まれる「燃えるお肉」を選ぶほうがずっとお得だということを、しっかり覚えておきましょう。

下記にはカルニチンを多く含む食材をリストアップしました。普段から食べているものがどれほどあるでしょうか?

カルニチン含有量100gあたり
食品名 カルニチン含有量(mg)
牛肉 130
豚肉 69
鶏肉 32
あさり 23
牡蠣 23
19
サンマ 16
アジ 14
アボカド 12
車えび 9
マグロ 4
牛乳 3
サツマイモ 0.9
0
ほとんどの野菜、果物 0



ダイエット中、肉を食べる時は鶏肉でささみが特におすすめ…常識でありこれはダイエッターの基本かもしれません。しかし、ダイエット効果から考えると牛肉の方が勝っている部分もあります。

気になるカロリーですが、牛肉のモモ赤身は、100g127kcal。
それに対して、とり肉のモモは、皮をはずした場合、100gが116kcalでほとんど同じです。
もし、皮をはずさなければ、とり肉は253kcalもあります。たしかに、鶏肉と変わらないほどの低カロリーです


とり肉はヘルシーで牛肉は太るというイメージは改善されたと思いますが、牛肉にはカロリーがとでも高い部位もあります。

赤身に細かい脂身が溶け込んだ、いわゆる霜降り肉と呼ばれている部位です。
サーロイン、リブロース、バラなどがあります。こういう脂ぎった肉では、当然、ダイエットはできませんので注意が必要です。

牛肉の中でもダイエットに向くのはどんな部位
牛肉を食べればカルニチン効果で痩せれるとはいっても、牛肉ならなんでもいいわけではなく部位選びが大切になってきます。
脂肪を燃焼させるカルニチンは、赤身の部分にしか含まれていないことを参考にしましょう。

牛肉なら、サシが入ったやわらかいお肉よりも、ヒレ、ロース、もも肉など赤身の多い部位を選びます。脂の多い肉はやわらかくて美味しいですが、たんぱく質に対して、脂質の割合が多いためです。

まずロース肉ですが、見るからにおいしそうですが、100gで、468kcalもの高カロリーなので不向きです。
サーロインは値段も高いですが、カロリーも高く、498kcalもあります。

バラ肉です。100gが390円と値段はまあまあですが、カロリーがなんと、517kcalもあります。焼き肉屋さんのメニューにある「特上カルビ」は、霜降り肉で、最高に柔らかくおいしい部分です。1頭の牛に少ししかない貴重な部分なので、値段も力ロリーも特上です。

どんどん食べれる場所が少なくなっています。

次は肩です。100gが320円と、値段はかなりリーズナブル。肝心のカロリーですが、「肩」という部位は、高カロリーの「肩バラ」や「肩ロース」とはまったく違い、脂肪が少なく赤身が多いので、143kcalしかありません(脂身をよけた場合)。

値段が安い、力ロリーが低い、赤身が多い、という点でダイエット向きです。
でも肩ってあまり使えるイメージを持てませんよね。

最後は牛肉のモモ肉です。値段は安く、カロリーは脂身の部分をよければ、140kcalしかなく、鶏肉のモモより少し多いだけです。

そして、脂身をよけたモモの赤身には、脂肪燃焼効果の高いダイエット成分がたっぷり入っていますのでダイエット向きの部位です。


肉は種類と部位によってはカロリーが大きく変わります。そのポイントは脂身が多いか少ないかの違いです。
脂身の少ない肉の部位を知っておけば、油の摂りすぎがまねくカロリーオーバーを防ぐことができます。

鶏肉は皮がついていなければ低脂質・高たんぱく質でダイエット中のおすすめ食材となります。皮つきを購入した場合は、皮を取り除きましょう。

豚肉や牛肉は部位によってカロリーが異なります。ダイエット中は脂身の少ない赤身肉(もも、ヒレ、かたなど)がおすすめ。バラ、ロース、サーロインは脂身が多くカロリーが高いので控えるようにしましょう。

スーパーなどで「切り落とし」「こま切れ」などと表記されているものは、さまざまな部位が混ざっています。カロリーがわかりにくいので、部位がわかるものを購入するようにしましょう。

牛肉
全体的に脂質が多めですが、赤身部分には脂質の代謝をスムーズにするL-カルニチンが豊富なので、ステーキなどの肉料理を食べるときは牛肉の赤身を選び、霜降りは高カロリーなので控えましょう。
部位 100g当たりのカロリー
かた 180
かたロース 240
リブロース 263
サーロイン 293
ヒレ 133
ランプ 234
バラ 371
もも 182
そともも 215
ひき肉 224
豚肉
カロリーは牛肉より低めです。赤身部分には、糖質の代謝をスムーズにするビタミンB1が豊富なので、ごはんや甘いものなど、糖質摂取量が多くなりがちな人は豚肉を使ったおかずを多めに食べましょう。
部位 100g当たりのカロリー
かた 216
かたロース 253
ヒレ 115
バラ 386
もも 183
そともも 235
ひき肉 221
鶏肉
良質のタンパク質を低カロリーで摂取できるダイエット向きの優秀な食材です。ただし、皮の部分はカロリーがとくに高いので皮の食べすぎには注意しましょう。
部位 100g当たりのカロリー
513
手羽 221
もも 200
ムネ 191
ひき肉 166
ササミ 105

内臓系は低カロリーで安心は間違い
肉の内臓が低カロリーというイメージをもっている人も多いのですが、タンや牛の丸腸、ギアラ(第4胃)、テールは脂質が多く、高カロリーなので注意しましょう。とくに、テールは100gあたりなんと492kcalもあります。どうしてもホルモンが食べたいというなら、センマイやレバーを食べるようにして、豚のホルモンのほうがカロリーは低めです。


①値段が安い牛肉を買う(値段が高い上等の肉は脂身が多いのでカロリーが高い)
②カルニチンの多い赤身の多い切り落とし肉、小間切れを買う(カルニチンが多ければ多いほど、脂肪を燃焼させるパワーが強い)
③牛肉は、余分な肉汁をペーパーで吸い取り、筋切りし、叩いて下処理する
④牛肉を食べる量は、1回が100グラムまでが理想 
⑤牛肉ダイエット中は、かならず食物繊維の食品を多く食べる(食物繊維が少ないと便秘になり、体重の減少が実感できない) 
⑥晩ごはんでは、炭水化物の主食を食べない炭水化物を抑えて痩せる方法
 
以上6つのポイントです。必ずしも絶対ではありませんがしっかり意識していただければ、年齢にかかわらず痩せていくことができます。



アルコールを飲むと、脂肪酸の合成が活発になって、肝臓などに脂肪が貯まりやすくなります。いわゆる脂肪肝です。ところが、カルニチンは、脂肪酸を分解させる力が強いので、中性脂肪が溜まるのを抑え、脂肪肝になるのを防いでくれるのです。→肝臓とダイエットの密接な関係

スポーツや仕事で忙しく休む暇がなく働いている人はカルニチンが不足する傾向にあります。カルニチンが不足すると疲労が蓄積されるので、疲れる前にカルニチンを摂取すれば次の日も元気に生活できます。

肩こり、関節が痛み、腰痛にもカルニチン効果があります。カルニチン不足が原因で筋肉のハリや凝り、関節まわりの痛みがなかなか改善しないケースが多いのです。
カルニチンは、脂肪を筋肉まで運んできて、筋肉をエネルギーで満たす働きがありますが、この働きが低下すると、筋肉の柔軟性に必要なエネルギーが足りなくなり、肩こりや腰痛、膝の痛みなどの原因になるというわけです。→膝の痛みとダイエットについて

カルニチンを摂るには牛肉の赤身がよいこともわかりました。
牛肉について詳しく調べると、がんを予防する成分が多いことがわかりました。
がんの発生を抑えるイノシトールという物質は、小麦胚芽や大麦に多く含まれていることが知られていますが、それらに次いで多いのが牛肉なのです。

これほどメリットがあれば普段のメニューに取り入れたい材料になると思います。

上手な焼肉の食べ方4か条
焼肉もついつい食べ過ぎてしまう食べ物のひとつで、目の前でおいしそうに焼けるお肉を見ながら、我慢しろというのも酷な話です。
食べ過ぎや脂肪分が気になる人のための上手な焼肉の食べ方4か条をご紹介しましょう。

キムチ&サラダを食べる
最初に野菜を食べて、食べ過ぎを防ぐのは食事の基本。焼肉の場合はサラダのほか、キムチやナムルを注文して、お肉の前に食べましょう。とくにキムチは発酵食品。腸内環境をよくし、体調を整えます。また、キムチの唐辛子に含まれる辛み成分「カプサイシン」には代謝促進効果があるといわれています。

肉の種類の比率
カルビは脂肪分が多く、太りやすい部位でもあります。最近人気のハラミも同様です。
反対に、太りにくい部位がロースで、脂肪分が多い部位ではありますが、「Lーカルニチン」が豊富に含まれています。カルビやハラミは全体の半分以下に抑えて、その分ロースを食べると、太りにくくなります。
また、豚肉と同様にヒレは最も脂肪分が少ない部位です。そのほか、タンやモモも安心して食べられる部位です。

少しずつオーダーし、少しずつ焼く
空腹のときにまとめてオーダーすると、どうしても頼み過ぎてしまうもの。お肉は食べたいものを少量ずつ注文するようにしましょう。

肉はなるべくサンチュで巻いて
カルピ、ハラミ、バラなどの脂肪分の多い肉は、サンチュやエゴマなどの葉もので巻いていただきましょう。生野菜でボリュームアップすれば食べ過ぎを防げますし、脂肪の吸収スピードも抑えられます。



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