理想のボディラインになるためのまとめ
目次
人生で何を目標にするのか、その目標実現に向けてどのようにアプローチしていくのか。 大きな壁にぶち当たった時に、あきらめてしまうのか、それともとことんチャレンジし続けるのか。
すべての成否は、個人の美意識の持ち方によって変わります。自我をコントロールしながら、自分の美意識をまっとうできれば、本当の自分を手に入れることができます。
欲求や世間のムードに流されて、美意識を失ってしまえば、「本当の自分」がどこにいるのかもわからなくなります。なぜなら、人間、自分自身だけはごまかすことができないからです。
一流のスポーツ選手たちのひたむきな姿などは、分かりやすい例でしょう。トップレベルのアスリートは、練習でも本番でも、勝負どころで歯を食いしばれるか、リスクを恐れず挑戦できるかという自分自身との戦いの連続です。
他人との勝負の前に、自分に克つ(勝つ)こと、が大前提ですし、より高い頂を目指すならとてつもない努力が必要となったり、一般人では出会うこともないほどの、ピンチやリスクに立ち向かわなければならない場面も出てきます。
自分が根幹からぐらつくようなピンチに遭遇した時、自分の中で弱さを感じた時に、 進むべき道、取るべき方法の判断基準となるもの。それが、個人の美意識です。言い換えると、自己イメージによって、何を選ぶかが異なってくるのです。
高い自己イメージの持ち主は、前向きにチャレンジする方向性の判断ができます。逆に、低い自己イメージの持ち主は、それなりの選択や、逃げる方向の判断をしてしまいます。
世のトップアスリートたちは、プロフェッショナルとしての高い美意識を持って、どんな困難な状況にも前向きに立ち向かい、 自分を成長させているのです。
ボディデザインのトレーニングも、続けていくと辛い場面にも遭遇します。きつくなってくると、時間がないからしょうがない、昨日頑張ったから今日は軽めに、今日はちょっと疲れているからと、自分の中ですぐに言い訳を考えてしまい、それに納得しようとしてしまいます。頑張ろうとする自分と、楽をしたい自分が葛藤を始めるのです。
私も日々、そういう葛藤と戦っています。しかし、理想のボディデザインを手に入れ、それを維持していくためには、自分の目標に対して、諦めずに日々努力し続けなければなりません。
そこで鍵となるのが、高い自己イメージに基づいた美意識です。あきらめそうになった時、挫けそうになった時、「本当に自分はこれでいいのか?」と自分に問いかけてみるのです。自己イメージが低い人なら、最初は「自分はこんなもんだ」、「しょうがない」という答えが出てくるでしょう。
それでも、「本当に?」と問いかけてみてください。そのうち、頑張ろうとする自分が目覚めてきます。現状を変えたい、何とかしたい、より良くしたいと思っている、自分の声が聞こえてきます。
高い美意識による「本当に?」という繰り返しの問いかけに答える声。それこそが、まさに「本当の自分」なのです。
ただ、ここで問題となるのが日標の設定方法です。もちろん、目標は高く持つべきです。
しかし、目標が高ければ高いほど、今の自分との距離感を強く感じて、絶望的になってしまう人もいるでしょう。そういう時は簡単に達成できる目標なら志高い 目標とはいえない。と言い聞かせてください。高く掲げた目標を達成するためには、まず最初の一歩を踏み出さなければなりません。
でも、逆に言えば、最初は一歩だけでいい。その一歩だけで、今まで思ってもみなかった方法論に出会えたり、掲げた目標が、さらに輝いて魅力的なものに思えてきます。
その繰り返しで、また一歩と、長い階段を一段一段上がるように、筋トレを続けていく。その先には、カラダが自然とアナタの美意識に応えてくれる世界が待っています。
カラダを鍛えれば、ココロが磨かれる。これは世の中の真理です。
あなたは、自分の美意識に応えていますか?
自分の美意識を意識すれば、本当の自分も見えてきます。
ボディラインは筋肉が決め手
「お腹をへこませたい」「張りのあるバストが欲しい」「脚をすらっとさせたい」「ヒップアップさせたい」「Tシャツの似合う、たくましい背中が欲しい」私たちは誰もが、自分のボディラインについていくつかの注文を持っています。
それを実現させるために、あなたはまず何をしますか?とりあえず、効果があるといわれているサプリメントを摂る?補正下着でなんとかする?それとも、いまさらムリと諦めますか?
ボディラインは、今からでももちろん変えることができます。その方法は、筋肉を鍛えること。
私たちの健康状態から運動能力、ボディラインや表情を含めた全体の印象を決定するもの。それは、全身の筋肉のコンディションです。血管や内臓も筋肉で、歩く、走る、跳ぶ、持ち上げる等々のすべての動作や姿勢、笑う、泣くといった表情に至るまで、全身でおよそ650もある筋肉が関わっているのです。
体つきを変えたいなら、運動して自分自身の筋肉を鍛えるしかありません。筋肉を鍛えていれば、必要のないぜい肉がつくこともありませんし、いつも緊張感のある姿勢を保っていられるので、若々しい印象を周囲に与えることができます。
筋肉を鍛えるメリットは、他にもあります。筋肉量が増えると基礎体謝量(生命を維持するために必要なエネルギー消費量)が増え、消費エネルギー量が増加します。日常生活を送っているときも筋肉量が多い分、消費エネルギーが増えるわけですから結果的に脂肪燃焼につながります。
また、肩こりや腰痛などの不定愁訴も、筋肉を鍛えることで軽減する効果も。
さあ、あなたの体をデザインするつもりで、早速筋カトレーニングを始めましょう。まずはじっくり3ヵ月。きっと「変わってきた」という手応えがあるはずです。
コアが弱るとこんなにデメリットが
「胴部安定筋肉群」。この長い漢字たちを眺めるだけでも、コアが大事な筋肉群であることが想像できますね。コアが弱くなると体に歪みが生じ、痛みが出たり、スムーズに動けなくなってしまいます。
他にも、血行不良、消化・吸収といった内科系の機能が低下するなどデメリットがたくさん。
また、内臓を支えているのがまさにコアの部分なので、中年以降お腹がぽっこり出てきたという人の多くは、コアが緩んで本来あるべきところに内臓が納まっていない可能性も。特に女性に多い問題としては、尿もれや便秘なども指摘されています。
コアは、私たちが人間らしく生きるために欠かせない筋肉。さらには健康そのものにも大きく関わっているのです。
体を左右する骨盤と背骨
私たち人間を他の動物と区別する最大の特徴は、直立二足歩行であること。きちんと立ち、歩くためには、コア(体幹)で自分の胴体をしっかり支えなければいけません。そこで重要になってくるのが骨盤の位置。
骨盤が前傾していたり後傾していたりすると、ぐらぐらしないように上半身でバランスを取ろうとするので、体が歪んだり、腰や肩、背中に痛みが発生してしまうことに。スタイルも悪く見え、さらには生理痛や冷え性・むくみにもつながるという指摘も。
最近よく耳にする「大腰筋」は、コアの中でも骨盤周辺にあり、特にコアマッスルと呼ばれ、背骨と骨盤をつないでいる大切な筋肉です。この大腰筋を鍛え、骨盤と背骨を正しい位置に戻していくことは体調改善にも効果的です。体の歪みを矯正するのにも、筋トレが有効なのです。
コアトレーニング独特の動きと呼吸をマスターしよう
〈動き〉
なかなか自覚できず、鍛えにくいコア。鍛えるためには、マシントレーニングやエアロビクスなどとは違った特徴的な動作が必要です。まずはゆっくりと自分の動作をコントロールすることに慣れていきましょう。反動などの勢いを使っては効果が出ません。簡単そうに見えて、実際やってみると結構キツイもの。コアを中心とした内層筋(体の内部の一筋肉)を鍛えることで、ひとつの動作に参加する筋肉が増え、体全体のエネルギー消費量も上がります。
(呼吸)
コアの中に「腹横筋」「骨盤底筋群」「多裂筋」という筋肉がありますが、どれも呼吸する際に使っている筋肉。つまり、コアトレーニングでは意識的に呼吸を行うこと自体をトレーニングとして位置づけているのです。またピラティスでは胸式呼吸(吸うときに肋骨を広げる方法)、太極拳では腹式呼吸というように、それぞれのトレーニングで用いる呼吸法もいろいろ。意識して使い分けられるようになれば、コアトレーニングの上級者です。
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