手 軽 さ 50/100
コ ス ト 50/100
アレンジ30/100
身体負担70/100
知  識50/100
ペ ー ス 30/100
しょうがダイエット今や、日本は空前のしょうがブーム。しょうが入りの商品が次々と発売され、チューブ入りのしょうがを常に持ち歩いてはあらゆる食べ物や飲み物に入れるジンジャラーも急増しているらしいです。

漢方薬には2000年以上の歴史があり、漢方薬の中で処方している医療用の漢方百数十種類のうち、なんと70~80%にしょうがが含まれているのですが、あまり注目されていませんでした。

刺身や冷や奴などの薬味として使われるなど、脇役のイメージが強かったしょうがが、ここまで受け入れられるようになった背景には、体に冷えの問題があります。

冷えは頭痛や肩こり、生理痛、生理不順、腰痛、動悸や息切れ、肥満、アレルギー、うつ症状、胃腸や肝臓、腎臓の不調などの原因となりますが、しょうがは冷えに効き、体を温める強力な作用があるのでダイエットにも最適で取り入れたい食材なのです。


ピリッとした辛味にダイエット効果の秘密が
現代人の体を冷やす原因のひとつとして、水分が多い食べ物や南方系の食べ物、白・青・緑色の食べ物、柔らかい食べ物、生野菜などを食べすぎることがあり、しょうがはこれらとは逆の陽性食品で、体を温めて冷えを解消する効果が働くことで痩せやすくなるわけです。

体が強力に温まることで、全身の臓器が活発に働くようになり、腎臓や大腸の活動もよくなって、排尿や排便の量が増え、さらにはの嬬動運動を促し、便秘を防ぐ作用もあります。

しょうがに含まれている成分の中でもとくに注目されているのが、しょうが特有のピリッとした辛味の主成分であるショウガオールとジンゲロールです。

ショウガオールは、血管を広げて血流をよくし、体を芯からポカポカと温めてくれます。

脂肪や糖の燃焼を促して体内の代謝を高め、発汗や排尿も促進されて、心臓から押し出す血液量を増やし、胸やお腹まわりなど体の深部にまでしっかりと血液をめぐらせて温めてくれます。

これは婦人科系の不調を軽減させる効果もあります。
ジングロールには、代謝機能を高めて、脂肪の燃焼をサポートする働きや、脂肪細胞を太らせない作用もあることがわかっています。

ジングロールを摂取することで脂肪の燃焼が進み、さらに脂肪細胞を痩せたままの状態にキープしておくことができるので、ダイエットに適した成分といえます。

その他の効果
エネルギーの流れをよくして体に活力を与える
心臓を刺激し、血管を開き、血流をよくする
体を温め、血流をよくする
粘液(タンなど)の分泌をよくして、血液の汚れをとる
肝機能の強化、白血球の機能の促進などを通して体内の毒素を分解・処理(解毒)する
コレステロールの低下作用をする
トロンボキサン、プロスタグランデインの生成量を減らし、血小板の凝集力を弱めて、血栓を予防。改善する
発汗を促して体液の流れをよくする
尿の出をよくして水の滞りをとる
健胃作用・抗潰瘍作用
腸の嬬動運動をよくする
血圧の安定化作用(高血圧は低く、低血圧は高く)
鎮静作用、安眠効果



ダイエット方法
しょうがダイエットの方法はとても簡単です。毎食時にしょうがを取り入れることです。ただしょうがばかりのメニューや食べ続けても飽きてくるので、紅茶として飲む方法も手軽でおすすめです。

しょうが紅茶を1日3杯以上飲む
痩せたい人はとくに、もともと体内に水分や脂肪、老廃物が多くたまっているから排泄が旺盛になり、痩せやすくなるのでおすすめ。

今まで飲んでいたコーヒーや緑茶は体を冷やす。飲み物はすべてしょうが紅茶に変更。外食の場合は、チューブ入りしょうがを持参して紅茶に入れて空腹を感じたら無理にガマンせずに、黒糖をたっぷり入れたしょうが紅茶やコンビニなどで売っている甘いしょうが菓子などで糖分補給を。

食事でもしょうがをたくさん食べる
ワカメそばや根菜などの具がたくさん入ったうどん、みそラーメン、ニンニク入リペペロンチーノなどのめん類に、しょうがやネギ、トウガラシやタバスコなどをたっぷりかけて。基本は和食メニューとなるので、しょうが焼きや煮物、味噌汁や薬味などで利用したい。

しょうがはできるだけ加熱して使う

しょうがはできるだけ皮つきのまま使う

しょうが風呂やしょうが足湯に入る
入浴前にしょうが紅茶を飲むと、入浴との相乗効果で、さらに体が温まり、発汗が促される。血行もよくなって、ダイエット効果がアップする。
しょうが風呂に入浴すると体が芯から温まり、大量に発汗する。


しょうがの選び方や保存法
太くてハリがあり、新鮮なしょうがを選ぼう
しょうがをおいしく上手に摂るために、種類や選び方、調理法、保存法など
しょうがは熱帯アジアが原産のショウガ科ショウガ属の多年生植物で、根茎を食用として利用します。

一年中出回っていて、よく見かけるのが「根しょうが」と呼ばれるもの。皮が茶色くて身が硬く、特有の刺激的な辛味や強い香りがある。根しょうがは辛味と風味がもっとも強くなる秋に収穫されてから土の中で2か月以上貯蔵され、その後出荷されます。

一方、初夏から秋にかけて出回る「新しょうが」は、皮が白っぽくて肉質も柔らかくさわやかな香りと辛味が特徴。生食や寿司に添える甘酢漬け(ガリ)などに利用されます。

新しょうがのうち、根茎がまだ小さい初夏に早掘りして、葉がついたままの状態で出荷されるのが「葉しょうが」。こちらも、生食や漬け物にするのが一般的です。

しょうがのダイエットパワーのほとんどは辛味成分に含まれるので、ダイエットのためには新しょうがや葉しょうがよりは根しょうがを選ぶのがポイントです。

全体的に太くてハリがあり、皮にくぼみやシワが少ないものが新鮮だ。さわるとブヨブヨしているものは古いものだと覚えておきましょう。

主なしょうがの辛味成分も精油成分も皮のすぐ下の部分に多く含まれているので、生のしょうがを使う場合はできれば皮つきのまま使ってほしい。

その意味でも国産や無農薬栽培など安全なしょうががおすすめですが、いずれにしてもまずは、表面のくぼみなどに詰まった汚れをたわしなどできれいに取り除き、表面を手でこすりながら流水でよく洗い、清潔なふきんなどで水気を十分に拭き取る下処理を。黒っぽく変色している部分があれば、スプーンでこそげ取っておこう。

この下処理が終わってから、用途に合わせて薄切りやせん切り、みじん切りにしたり、すりおろしたりして使う。


しょうがを食べないほうがいい場合はある?
症状がある人はなるべく控えたほうがいい。
・体温が39度以上ある発熱時。しょうがを摂取すると、舌や顔が異常に赤くなったり、ほてったりする。
・1分間に90回以上の頻脈がある。皮膚が極端に乾燥している
・尿が出ない、日の中や唇が異常に乾燥しているなど、明らかな脱水症状がある