手 軽 さ 50/100
コ ス ト 70/100
アレンジ30/100
身体負担70/100
知  識50/100
ペ ー ス 50/100
そもそも胆汁酸って何?
胆汁酸でダイエットする方法
胆汁の主成分の1つです。

肝細胞でコレステロールから合成され、脂肪酸を乳化する働きがあります。

腸内で大部分は再吸収され肝臓に戻ります。
と言ってもイメージしづらいので、分かりにくいと思います。

例えば私たちは油をてんぷらとか炒め物で摂取しており、口から摂取した脂質は人体の消化管の水中で油滴となります。その脂質である油滴を消化するすい臓リパーゼなどは膵液という水に含まれています。

油と水はご存知のように混じり合わないので…

つまり、代表的な脂質であるトリグリセリドを消化するすい臓リパーゼはその油滴に接触できません。

しかし化学反応は水の中でないと起こらない…

ということは、接触できなければ反応もおこらない。

油を溶かす方法はあるけど、道具がない!胆汁酸はこれらを合わせてくれる働きがあります。

ですから、ここで肝臓から分泌される胆汁酸が必要という理屈になります。

さらに詳しく言いますと、コップに油と水を入れて混ぜてもなかなかきれいに混ざらず、すぐ分離してしまいます。

水にリパーゼが溶けていて分解するときにはリパーゼが油の分子を1個取り込んでは分解するという繰り返しですがこの様な状態では殆ど反応は進みません。

そこで、このコップに洗剤を入れてかき混ぜると、油は細かい粒子になって水の中に溶け込み、水と触れる面積が大幅に増えます。

胆汁酸はこの洗剤と同じ界面活性剤で、油を細かくして水の中に分散させる手助けをして、油の消化を助けます。


先ほどの説明から分かるように胆汁酸ダイエットは健康的にやせるダイエット方法としてきつい運動や無理な食事制限なしで内臓脂肪が減るということです。

この胆汁酸ダイエットは内臓脂肪を減らすので、内臓脂肪が多い男性向きかもしれません。

しかし最近では女性も無理なダイエットの影響で内臓脂肪の多い隠れ肥満になる人が増えているそうです。

胆汁酸は新しい方がよく働きます。

しかし胆汁酸の量は個人で決まっていて増やすことは難しいそうです。

なので古い胆汁酸を体外に出して、その分新しい胆汁酸を作り出すことが大切です。

食物繊維は古い胆汁酸を吸着して便と一緒に体外に排出されます。

なので食物繊維の多い食事が重要です。→食物繊維とダイエットの関係について

簡単にまとめると…

❶食物繊維の多い食事をとります。

❷腸もみ運動することによって便通をよくして新しい胆汁酸を作り出します。腸マッサージダイエットの詳しい説明

❸新しい胆汁酸が褐色脂肪細胞を活性化させて、内臓脂肪を減らす。

という内容でした。

このダイエット方法は体重は極端には減りません。
無理な食事制限は筋肉が落ちて基礎代謝が減る事によりリバウンドしやすくなります。
胆汁酸ダイエットは体重よりも内臓脂肪の量を減らすため理想的なダイエットなのかもしれません。→無理なダイエットの危険性について


「マイタケ」
他のキノコにはないMXフラクションという成分が入っていて、
この成分が余分な脂肪を胆汁酸とともに便として排出したり腸を活発にする効果があるそうです。
マイタケは週3回くらいでも大丈夫とのことです。

「大麦」
食物繊維が豊富で、ゴボウの約2倍、白米の約20倍もの食物繊維があるそうです。

「杜仲茶」
杜仲茶にも胆汁酸の排泄作用が高い成分「アスペルロシド」が入っているそうです。
マイタケ+大麦+杜仲茶で便通を良くして、新しい胆汁酸を作り出す。
そして新しい胆汁酸が増えると褐色脂肪細胞が、太る元になる悪い脂肪を減らしてくれるそうです。


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