海外の栄養成分表示
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海外の栄養成分表示って日本の栄養成分表示とは異なります。食品などで輸入品など海外製品の多くは左記のように表示されていると思います!

英語で書いてあるだけで読むのに戸惑ってしまいそうですが、書いてある内容は実は日本とそう差はありません!ただ基準値はアメリカなど海外の基準になっているので注意が必要です。

確かに外国の人と日本人では体質が違うということもあるかもしれませんが、特にアメリカは栄養成分などに力を入れているので、日本より数値は優秀かもしれませんので信頼できるでしょう!

パーセントデイリーバリュー*(%DV*)は1日の食事2000カロリーを基準(米国基準)と決められていて、規定の栄養素を定めているようです。

特に2000カロリー基準で定められている成分は「*印」がつけられている場合も多いようです。Daily Value(略:DV)とは1日に必要な栄養成分の摂取量目安です。デイリーバリューは米国食品医薬局(FDA)によって定められた1日の栄養摂取目安量のことを示しています。


日本の栄養成分表示 画像
日本のmgやgといった内容量での表示と比較してどうでしょうか?個人差はあると思いますが、このデイリーバリュー表示はわかりやすくて親切と言えるのではないでしょうか!




海外の栄養成分表示 画像
デイリーバリューを決めている米国食品医薬品(FDA)とは、食品を初めに医薬機器などの消費者が普通に生活することにおいて関わりを持つ機会のあるものなどの許可や違反品などの取り締まりなどを専門的に行うアメリカ合衆国の政府機関です。日本で言えば厚生労働省に当たります。

DV値の種類として2つ分けられているようです。

daily reference values = 毎日の基準値

reference daily intakes = 参照すべき1日の摂取量

上記の" DV種類 "のように成分表記に%DVの種類の記載がされていることはあまり無いようにも思います。

海外栄養成分表にデイリーバリューの記載があるほとんどは、たんぱく質やコレステロール、総脂肪や、ナトリウムなどです。糖類、ビタミン、ミネラルといったものは決められていない、もしくは表示されていないことが多いです。

Daily Value (DV) not establishedとは「デイリーバリューは決められていない」という意味です。

どういう基準で%DVとして決められているかと言えば、やはり過剰摂取によって問題となるものが多いからではないでしょうか。たんぱく質の摂取のしすぎは肝臓や賢臓の負担になりますし、コレステロールの摂りすぎは動脈硬化や肥満の原因になります。→肝臓とダイエットについて

こういったような問題があるからこそ%DVとして決められているのかもしれないですね。決まりごととはいえ、我々のために記載されている配慮なので感謝するべきことなのです。


calories エネルギー 熱量の単位。
daily valu 1日の摂取量 1日の栄養摂取目安量
total fat 脂質 脂肪・ろうなど単純脂質、燐脂質・糖脂質など複合脂質および
ステロイドなどと性質や構造が似た物質の総称。
水に溶けにくく、有機溶媒には溶けやすい。
saturated fat 飽和脂肪 飽和脂肪酸は肉類や乳・乳製品の脂肪に多く含まれ、
中性脂肪やコレステロールなどの血液中の脂肪濃度の上昇に関与しています
trans fat トランス脂肪 食用油を高熱で処理する、また水素を加えて固まりやすくする時に生じる不飽和脂肪酸。
マーガリン、ショートニングなどの加工油に多く含まれる
polyunsaturated fat 多価不飽和脂肪 一部の多価不飽和脂肪酸には脳神経の発達やアレルギー症状を和らげるなど他の脂肪酸にない働きをします。
monounsaturated fat 一価不飽和脂

オリーブ油などに含まれるオレイン酸が代表です。飽和脂肪酸の代わりに摂ると
動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らします。

cholesterol コレステロール 動物性ステロールの代表的なもの。血管壁に多量に沈着すると動脈硬化の要因となる
sodium ナトリウム、塩 生体では細胞外液に多く、体液の浸透圧維持や筋、神経の刺激の伝達に重要
potassium カリウム 心臓機能、筋肉機能を調節する
野菜類、イモ類、豆類、果物類、肉類、魚類
注意点:摂取量が増加することによって血圧値の低下、脳卒中の予防、骨密度の増加につながる。
特に日本人はナトリウムの摂取量が諸外国に比べて多いため、
ナトリウムの尿への排泄を促すカリウムの摂取は大切
total carbohydrate 炭水化物、糖質 糖類およびその類の類縁化合物のこと。生物界に広く分布し、身体の構成成分、エネルギーとして重要
carb 炭水化物
dietary fiber 食物繊維 食物成分のなかで、人の消化酵素では消化できないものの総称。整腸作用や各種効用がある
sugars 砂糖 蔗糖を主成分とする天然甘味料。サトウキビなどから得られる。
protein タンパク質 約20種類のアミノ酸がペプチド結合によりつながったもので、種類は多い。
calcium カルシウム 骨、歯などの硬組織をつくる。血液をアルカリ性にする。
血液の凝固作用に関係。心臓の収縮作用を増す。
小魚類、牛乳、チーズ
注意点:成長期にカルシウムが不足すると成長が抑制され、
成長期を過ぎても骨量が徐々に減少し始めるので十分な摂取に心がける
iron 酸素を運搬し、栄養素の燃焼に役立つ
肝臓、卵、きな粉、煮干し、のり、かき
注意点:欠乏により貧血や運動機能。認知機能の低下を招く
phosphorus リン 骨・歯などの硬組織をつくる。エネルギー代謝を円滑にする
卵黄、肉類、魚類、ぬか、チーズ
folate 葉酸 発育を促進する。基礎代謝を盛んにする
藻類、海産物類 
folic acid 葉酸
copper 鉄の利用を容易にする
肝臓(牛)ココア、チョコレート
thiamin チアミン ビタミンB1の化学名。サイアミン
riboflavin リボフラビン ビタミンB2の化学名
niacin ナイアシン ナイアシン(抗ベラグラ性ビタミン、別名:ニコチン酸)…胃腸の働きを正常に保つ。
酵母、肉、魚、豆類、緑黄色野菜
biotin ビオチン ビオチンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です
pantothenic acid パントテン酸 パントテン酸は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素で す
magnesium マグネシウム 筋肉の興奮性を高める。神経の興奮性を低める。
小麦はいが、ふ、えんどう、穀類、ほうれんそう、肉類
zinc 亜鉛 皮膚、骨格の発育、維持。
魚介類、肉類、玄米、豆類、チーズ
selenium セレン 組織細胞の酸化を防止する
魚介類、卵類、穀類、肉類、乳製品
chromium クロム 正常な脂質代謝。糖代謝の保持に必要
肉類、全穀類製品
molybdenum モリブデン 亜硫酸オキシターゼの補酵素
豆類、バナナ
minerals ミネラル 栄養素として無機質。カルシウム、ナトリウム、カリウム、硫黄、鉄などの無機塩類。
manganese マンガン 骨、肝臓の酵素作用を活性化する。骨の生成を促進する。コレステロールの合成、エネルギーづくりに働く
種実類、玄米、のり、しょうが
iodine ヨウ素 (抗貧血性ビタミン、別名:プテロイルグルタミン酸)…各種貧血に効果を表す。身体の成長、発育を促進。髪の色を若々しくする。
緑黄色野菜、卵黄、魚卵
retinol レチノール ビタミンAの異称
tocopherol トコフェロール ビタミンEのこと
isoleucine イソロイシン 必須アミノ酸のひとつ。たんぱく質の構成成分
leucine ロイシン 必須アミノ酸のひとつ。ほとんどのたんぱく質に含まれ、特にヘモグロビン、カゼインなどに多い
lysine リジン 必須アミノ酸のひとつ。ほとんどのたんぱく質に含まれ、特にヒストン、アルブミン、筋肉たんぱく質に多い
methionine メチオニン 必須アミノ酸のひとつ。たんぱく質の構成成分の一つで硫黄を含む
cystine シスチン たんぱく質を構成するアミノ酸の一つ。毛、つめ、などのケラチンに多く含まれる
phenylalanine フェニルアラニン 必須アミノ酸のひとつ。多くのたんぱく質に含まれ、体内で酵素の働きによりチロシンとなる
alanine アラニン アミノ酸のひとつ。たんぱく質の構成成分
tyrosine チロシン アミノ酸のひとつ、フェニルアラニンから生成され、メラニンやアドレナリンの原料となる
threonine スレオニン =トレオニン。必須アミノ酸のひとつ。脱脂粉乳・カゼイン・ゼラチンなどに含まれる
tryptophan トリプトファン 必須アミノ酸のひとつ。たんぱく質に含まれるが、含有量が少なく欠乏しやすい。
valine バリン 必須アミノ酸のひとつ。多くのたんぱく質に含まれる。
histidine ヒスチジン アミノ酸のひとつ、たんぱく質に含まれ、ヘモグロビンに最も多い。幼児では必須アミノ酸
Acid 水溶液中で水素イオンを放出する物質
xylitol キシリトール 食品添加物の甘味料の一種。ダイエットや虫歯予防に利用される
aspartame アスパルテーム アスパラギン酸とフェニルアラニンから合成した甘味料。砂糖の180~200倍の甘みがあるがカロリーは少ない。
sorbic acid ソルビン酸 食品添加物の合成保存料。カビ、細菌、酵母などの発育を阻止する作用がある
pectin ペクチン 植物、特に果実の細胞壁の中層を形成するコロイド性の多糖類。りんごやみかんに多く、
砂糖や酸を加えるとゼリー状になる。ジャムなどに使われる。
natrium ナトリウム 筋肉、神経の興奮性を弱める。体液をアルカリ性に保つ
食塩、みそ、しょうゆ、ハム
注意点:高血圧協会のガイドラインで7g/1日以下がすすめられている
ester gum エステルガム 松脂の成分をエステル化してつくられるガムの原料のチクルに似た樹脂感を出す食感改良剤としてガムベースに配合される。
chicle チクル サポディラの樹液を煮詰めた固形物。ガムの基材。
vanillic バニリン バニラの果実中に含まれる、菓子などの香料用
lactic acid 乳酸 有機酸のひとつ。筋肉中に蓄積されると疲労の原因となる。また乳酸菌の発酵で生じ、
さわやかな酸味をもち、清涼飲料の酸味剤に利用
lecithin レシチン 燐脂質のひとつ。卵黄、大豆、酵母などに多い。
amylase アミラーゼ でんぷん。消化酵素のひとつ。あめやビールの製造に利用
stevia sweetener ステビア甘味料 キク科ステビア属の多年草からとった甘味料。砂糖の300倍の甘さがあるが、糖分を含まないので低カロリー
licorice リコリス カンゾウの一種。スペインカンゾウのこと。根をキャンディーやグミなどの菓子類の風味づけに用いる
caramel カラメル キャラメルとも。糖類を熱して作る飴状の褐色の物質。菓子、料理やウイスキー、ビールなどの風味付けや着色に用いる
catechin カテキン 植物色素の一種。多くの植物に存在し、酵素または酸と反応してタンニン様の物質を生成する
yellow beeswax ミツロウ ミツバチの巣を構成する蝋。つやだし剤、化粧品などに利用
glutamine グルタミン たんぱく質を構成するアミノ酸のひとつ。植物では発芽した種子や小麦に多い。
arginine アルギニン 塩基性アミノ酸のひとつ。たんぱく質、特に魚類に多く含まれる
cellulose セルロース 植物の細胞壁の主成分をなす多糖類の一種。ぶどう糖が直鎖状につながった構造をしている
pyrophoric acid ピロリン酸 =ニリン酸
fructose 果糖 果実やはちみつなどに含まれる単糖類。ぶどう糖と結合すると蔗糖となる。甘みは糖類中最高。

fruit sugar

果糖
chromium クロム 常温では安定でさびにくく、耐食、耐熱性にすぐれ、ステンレスなどの合金に用いる
lutein ルテイン 葉の葉緑体や動物の卵黄、黄体などに含まれる黄色の色素
lycopene リコピン カロテノイド色素のひとつ。トマト、スイカに多く含まれる赤色色素
cobalt コバルト 陶磁器の青色着色顔料
vanadium バナジウム 鋼に少量加えると強度が増すので、添加剤として重要
nickel ニッケル 展延性に富み、強磁性を表す
boron ホウ酸 弱酸性で弱い殺菌力がある、うがい、洗眼などに用いられる
germanium ゲルマニウム 金属と非金属の中間に位置する
beryllium ベリリウム 有毒で粉じんの吸引により肺の障害が起こる
aresevic ヒ素 水に溶けない。化合物は毒性が強い
lead 柔らかく重い金属
mercury 水銀 有毒。化学薬品などに用いる
cadmium カドミウム 塩および蒸気は有毒
vitamin A ビタミンA 抗眼病性ビタミン、別名;レチノール)…発育を促進する。細胞に対する抵抗力の増進。視力を調節する。
肝臓、うなぎ、バター、チーズ、卵黄、魚卵、緑黄色野菜
注意点:通常の食事で過剰になることはあまりないが、ビタミン剤や魚の肝臓による取り過ぎに注意する。
過剰摂取により、頭痛、脱毛、筋肉痛などの症状があらわれる
vitamin C ビタミンC ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、 抗酸化作用を持つ栄養素です
vitamin D ビタミンD (抗くる病性ビタミン、別名:カルシフェロール)…紫外線に当たると皮膚に生成される。
骨や歯のリン酸カルシウムの沈着を促す
魚肉、きのこ類
vitamin E ビタミンE (抗不妊性ビタミン、別名:トコフェロール)…生殖機能を正常に保つ。禁句の委縮を防ぐ。体内にはほとんど蓄えられない
小麦の胚芽、油脂類、うなぎ、魚卵
vitamin K ビタミンK (抗出血性ビタミン、別名:フィロキノン)…血液の凝固性を保持し、止血、解毒、利尿作用を有する
緑黄色野菜
vitamin B1 ビタミンB1 (抗脚気性ビタミン、別名:サイアミン)…消化液の分泌を促す。食欲を増進させる。
神経系統の調整をおこなう。エネルギー代謝として作用する
米や麦のはいが、外皮、豚肉
注意点:激しい運動、肉体労働をする人、アルコール類を多くとる人、
ストレスを感じている人は十分な摂取を心がける
vitamin B2 ビタミンB2 (発育促進ビタミン、別名:リボフラビン)…発育を促進する。アミノ酸、脂質、炭水化物の代謝に必要
肝臓、酵母、卵黄
注意点:コレステロール低下作用や血液凝固作用を正常に保つ働きがあるので、
動脈硬化が気になる人は十分に摂取する
vitamin B6 ビタミンB6 抗皮膚炎性ビタミン、;別名:ピリドキシン)…皮膚の健康を保つため必要なビタミンで、
皮膚の抵抗力を強め、かぶれやにきびを予防する
酵母、肉、魚、豆類、にんにく、牛乳
vitamin B12 ビタミンB12 ビタミンB12は、赤血球の形成を助ける栄養素です


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