手 軽 さ 50/100
コ ス ト 50/100
アレンジ30/100
身体負担50/100
知  識30/100
ペ ー ス 50/100
リセットダイエットとは?
リセットダイエット
ダイエット中にありがちな誘惑に負けて食べすぎてしまうことって誰でもあります。食べたものはどうしようもないので後悔しても仕方がありません。そこで即実践したいのが、摂り過ぎた栄養(カロリー)が体脂肪になる前にプラスマイナスゼロにしてしまうリセットダイエットなのです。

リセットダイエットとは、1週間の間、食べてはいけない食品と調味料を摂取しなければ好きなだけ食事の量を摂っても良いというものです。

アメリカで始まったダイエット法で、炭水化物抜きダイエットを発展させ、細かな食事メニューを指定し、より実践しやすい形にまとめたものです。 体に無理をかけず、健康的なダイエットになるようにリセットダイエットは工夫されています。

栄養素に気を配り、効率のいい減量を目指して組まれたダイエットメニューです。3食の食事内容はシンプルで実践しやすく、たった7日間で終わらせることができるという点もリセットダイエットのいいところです。→ダイエットと栄養素の関係

期間の中で炭水化物、油分、調味料に規制をかける等、食事制限をすることによって減量する方法です。また、食品や調味料も制限されるので、味覚を正常に戻す(リセットする)意味もあります。

この1週間集中食事制限のリセットダイエットは、カロリー計算をする必要もなく、朝、 昼と夕食は、お肉かお魚を食べることができ、さらに好きなだけ野菜を食べることができます。

しかし、いくつか食べてはいけない食品があり、調理の方法にも制限があります。 1週間と期間が短いことも魅力で、リラックスしてできるうえに間食のお菓子やアルコールなども制限し、これらのルールを守れば、1kg~最大で5kg。 平均で2kg~3kgくらい減るんだそうです。


ダイエット中に食べすぎて体重を測ってみると、案の定太ったと落ち込んだ経験はだれにもあるはずです。でも、体重が増えた原因は体内に残っている水分の重さであることがほとんどです。

その理由は、食べ過ぎてしまって過剰に摂取した栄養素が体脂肪に変化するには、2~3日かかるといわれているため。食べてすぐ脂肪になるわけではなくて猶予期間があるのです。その期間にとりすぎたカロリーを消費してしまえば体脂肪になるのを防ぐことができます。

このしくみをうまく利用するのがリセットダイエットです。リセットダイエットの期間中は食事管理だけではなく、意識的にからだを動かして痩せることを意識しましょう。

このときに注意したいのが過度な食事制限です。食べ過ぎたからといって食事量を減らしたら栄養が偏るので太りやすいからだをつくる原因にもなります。体脂肪を燃焼させるためにはさまざまな栄養素が必要で、体内に必要な栄養が不足していると、体脂肪も燃焼することができなくなってしまいます。リセット期間中に脂肪を燃焼させるために必要な栄養素を紹介するので積極的に食べよう。


リセットダイエットは、1週間、NGとされる食品と調味料を食べないだけの簡単な方法なので誰でもできます。

【NG食材・調味量】
穀類、芋類・かぼちゃ・とうもろこし・アボカド・脂身が多い魚や肉(鶏肉の皮、うなぎ、大トロ、ブリ、鮭のハラス等)・油分 ・加工肉や練り製品・ナッツ類 ・豆類(納豆や豆腐)・乳製品・お酒・砂糖・マヨネーズ・ケチャップ・ソース・ドレッシング・ バター・マーガリン等

これらでなければ量はたくさん食べても良いということですが、けっこうハードです。

【積極的に摂りたい食材・調味量】
緑黄色野菜
体脂肪の燃焼を促進するための必須栄養素がたっぷり
体脂肪の燃焼を促進し、エネルギー代謝を高めるために必須のビタミンCたっぷりの緑黄色野菜や果物はお助け食品ナンバー1です。なかでも緑黄色野菜には代謝に関わるビタミンB群も豊富に含まれています。

白身魚・豆腐・鶏のささみ
筋肉量を減らさないために、タンパク質を摂る
筋肉量を減らすと代謝が落ちて、リセット後に太りやすいからだになってしまうので、筋肉の材料となるタンパク質はしっかり摂りましょう。ただし、できるだけ脂肪の少ない赤身の肉、白身魚を食べよう。

豚肉、レバー、紅鮭、うなぎ
糖質をエネルギーにスムーズに変換する
ビタミンB1は糖質がスムーズにエネルギーへと変換されるためには必須です。ネギやニラなどはビタミンB1の吸収率を高めてくれるので、レバニラや豚肉を使ったミートソースなどはおすすめです。

ヨーグルトなどの発酵食品・こんにゃく・きのこ
便秘は肥満の原因になるので腸の調子を整え、便通をよくすることがダイエットの基本です。腸内環境を整えてくれるヨーグルトをはじめとした乳酸菌たっぷりの食品や、腸の老廃物を除去してくれる食物繊維たっぷりの食品をとるようにしましょう。


リバウンドしやすいダイエット法のリセットダイエットですが、いくつかのポイントを押さえておけば大丈夫です!まずは正しいスタート日から始めるということが、重要になってくるのです。正しいスタート日は、体調が比較的良好な時期、つまり月経直後1~2週間を意味します。

リセットダイエットを行っている間は、できれば外食はしない方がよく、そのためには人と会わないですむようにするためには、難しいですが長期休暇をとるなどするといいでしょう。

さらにはリセットダイエット中は、食べたものすべてをダイエット日記に記すようにするのも成功の秘訣です。リセットダイエット期間が無事終了してもダイエット日記をやめず、少なくとも1ヶ月くらい続けると、さらに太ることの歯止めになります。 →ダイエット日記をつけて生活を見直そう

食べた記録を日記につけて毎日体重を量る事により、どの様な食事で体重が落ちやすいか、逆に太りやすいか等、体のバイオリズムも把握する事が出来るようになります。

このようにリセットダイエットを成功させる秘訣は、脂肪へ変わりやすい食材を使わないようにすることで、それにより今残っている余分な脂肪をエネルギーに変えようとするのです。

毎回の食事で一度にたっぷりと盛り付けることもおすすめのリセットダイエット成功のポイントです。おかわりはしないようにし、一度に全部盛り付けると、食事量を把握することができ、まず目で見て満足できるという点が成功につながります。

リセットダイエットはたった1週間だけと心に決めれば、大好きなお菓子、アルコール、ご飯を食べないのもその期間だけと我慢をすることができるでしょう。 たった1週間を乗り越えるだけで、スマートになった自分を手に入れることができるのです。

成功するための5か条
①食べすぎた翌日から2日間は野菜・低脂質食を猶予期間中には体脂肪に変わりやすい糖質や脂質の多い食品を減らしましょう。

②食物繊維が多い食品をいつもよりもたっぷりと
食物繊維が多い野菜を先に食べて、脂質・糖質の体内への吸収量を減らします。

③ごはんなどの炭水化物は朝食と昼食に夕食は野菜中心の食事を
炭水化物はからだのエネルギー源なので全く食べないのはダメです。食べるなら早い時間帯にしましょう。

④スイーツや果物は15:00までに
スイーツは避けたいですが、気分転換やストレスをためないために砂糖や果物は体脂肪がたまりにくい時間帯に摂取しましょう。できれは15:00のおやつまで。

⑤アルコールは控える
リセット期間中はできればアルコールは避けたいですが、飲み会など避けられない場面は糖質の多いビールや洋酒ではなく、焼酎などの糖質が少ないお酒をチョイスします。


リセットダイエットを行っていくと、それまでいかにいいかげんな食生活を送っていたかに気づくこともあります。油分、糖分を摂り過ぎたり、味付けが濃過ぎたり、偏食気味の食習慣を送っていたのなら効果抜群です。リセットダイエットで味覚もリセットできるようにしましょう。→痩せる食生活に変える方法

脂肪に変化しやすい食物の摂取をカットし、体内の余分な脂肪を効率良く燃焼させる為のリセットダイエットプログラムは、血液中の脂肪濃度を減少して体内を綺麗にする効果もあります。リセットダイエットでの食生活は、近頃さかんに話題になるデトックスのための食事にもなるというわけです。→デトックスのダイエット効果

覚悟を決めて1週間リセットダイエットを実践すると考え方もリセットされます。しっかりダイエットできたという自信が、前向きな考え方につながります。リセットダイエットのプログラムを実践して体重をコントロールできるようになれば、 もっと楽しく毎日を送れることは間違いないでしょう。



この記事を見た人は、下記にも注目しています!