手 軽 さ 70/100
コ ス ト 70/100
アレンジ30/100
身体負担30/100
知  識70/100
ペ ー ス 30/100
そうめんダイエット
そうめんダイエットは聞きなれない言葉だと思います。あのお中元でもらったりするそうめんで痩せることができるのです。

食事全体の摂取カロリーを抑えられるそうめんダイエットとは名前の通り、そうめんをメインに食べるダイエット法です。なので、「そうめんってカロリーが低いんだ」と思われるかもしれませんが、実はそうでもないのです。

100gあたりのカロリーは127kcalで、うどんは105kcal、白米は168kcalとなっています。白米よりはカロリーが低くて、うどんより高いというデータがあります。→食品別カロリー一覧表

そうめんはダイエットにおいて、カロリー数が多くて、敬遠されがちな食べ物ですが、あまりカロリーという数値はあてにならないですし、うまく利用すればダイエット効果があります。

どういうことかといいますと、そうめんは満腹中枢を刺激しやすい小麦粉で生成されているため、簡単に満腹感を得られることができるのです。

GI値という指標があり、高いと血糖値を上げやすくする食材ということになっており、血糖値が上がりやすいと、食べたものがすぐに吸収されやすくなってしまいます。つまりGI値が高いほど食べてもすぐにお腹が空いてしまう、腹持ちが悪く満腹感を得にくい食材ということになります。

そうめんのGI値は68で、同じ小麦粉からできているうどんが80、日本人の主食である白米は84と比べると低い数値になっています。同じ量を食べたとしてもそうめんが一番腹持ちが良いということになります。お腹が空きにくいと間食なども抑えられるので、痩せやすくなるでしょう。→GI値の低い食品で痩せる方法

食事に1回はそうめんメニューを取り入れると白米の食事メニューより脂質や糖質が抑えられて痩せやすくなります。

たしかにそうめんを食べた後にご飯やその他の食品を食べてしまうと脂肪が蓄積されてしまう、元になってしまいますが、そうめん以外の食品を食べなければ、太ることはまずありえないのです。

またそうめんを食べたとしても、摂取カロリーが消費カロリーより下回っていれば太る心配は、ほとんどありません。


そうめんは白米やうどん、そばと比較しても決してカロリーに大差がない食べ物ですが痩せることができます。

その理由は、そうめんを食べるときのスタイルにあります。自分がそうめんを食べるときのことを少し思い浮かべてもらいますと、そうめんを食べるときは、そうめんしか食べないんじゃないでしょうか。

例えばそうめんとピザ、そうめんとから揚げのような、そうめんとガッツリとしたおかずを一緒に食べる人は少ないと思います。
どちらかというとあっさりしたものを選ぶでしょう。

ご飯が主食の日本人にとって、白米のみで食べる人は少なく、おかずなどの1品が必ず必要になります。ごはんよりもおかずの方が油分が多いことがほとんどです。
うどんやそばも天ぷらなど揚げ物との相性が良いです。

一方そうめんは麺つゆを始めそんなにカロリーがあまりない「具材」を選択できるからです。

そうめん自体はカロリーが高いのですが、そうめんを食べるときはそうめんしか食べないので、1食での摂取カロリーを抑えられるのです。


水分を多くとり満腹感を感じやすい
そうめんは食べる方法と言ったら、水に浸したそうめんを、めんつゆで食べる方法が多いです。この方法でそうめんを食べると、そうめんと一緒にたくさんの水分をとることになり、お腹が膨らみやすくなります。

「そうめんを食べるときはそうめんだけを食べる」というのも、そうめんを食べるとお腹が膨らみやすく、満腹感を感じやすいというところも関係があると思われます。

満腹感を感じやすくなれば食欲を抑えて、余分なものを食べずに済みます。分量さえ守ればそうめんはダイエットに適した食べ物なんですね。

飽きにくく続けやすい
そうめんを食べる方法の中で、ネギや生姜などを入れる薬味があります。そうめんは薬味を入れることで、いろいろな味を楽しむことができます。→生姜のダイエット効果

世の中には「○○ダイエット」といったような、特定の食べ物を食べるダイエットがあります。でも特定の食べ物をずっと食べていると、たとえそのダイエットが良いダイエット法でも、飽きてしまいます。

その点、そうめんはいろいろな味を楽しめるので、飽きにくく続けやすくなります。

ダイエットは何よりも続けることが大切ですから、そうめんダイエットは続けるのに適したダイエット法なのです。



そうめんばかりでは栄養が偏ってしまうため本当にレシピの選択で「具材」は健康面や栄養面の高いものを選ぶことができます。

そうめんのレシピの中で麺つゆを選択される方は多いと思いますがこれだけでは栄養が偏り何日も続けていれば飽きてしまい結果、栄養失調やストレスを抱えてしまいます。

そこで登場するのがそうめんでは王道の「刻みネギ」です。まさしく王道にして最強の組み合わせです。

そう、そうめんにはご飯とはまた違い「薬味」を選択肢に入れることができます。「薬味」は味も変えてくれますが一番の魅力はやっぱり「香り」です。

「薬味」でそうめんに合うのは・大根おろし・なめこ・山芋・青のり・柚子胡椒・梅干しなどこれだけでもかなりカロリーが抑えられ尚且つ飽きないように工夫ができるのです。

また、アレンジをするならそうめんを温めてにゅうめんとして食べる方法もおすすめです。温めた方が少量でもおなかいっぱいになり、温かい食べ物は胃腸にも良いので、スムーズに消化されますし、からだが温まるので血流の流れも良くなり、代謝アップにつながります。


ではどのようにして、そうめんダイエットを実践していけばいいのか具体的に例を紹介します。

基本的には通常の白米の料理からそうめんに置き換えることで痩せれます。まず特に予定(飲み会や食事)などがない場合は、夕食はそうめんだけにしてください。その代わり朝食や昼食はタンパク質や野菜類のみの、生活をしばらく続けます。

夕食でそうめんを食べたら、12時間ぐらいはしばらく何も食べないようにしてください。そうすることで心地良い感じの空腹感を感じることができて、徐々に体が脂肪を燃焼し始めます。

始めの内は難しいかもしれないので、12時間より期間を少なくしても構いません。
その場合は朝食は炭水化物や糖質を食べないようにしてください。

標準体型の人なら、一般的にそうめんいっぱい食べるだけでもすぐに満腹感は得られるかと思います。

さて上記のことが達成できたら、今度はそうめんの量自体を少なくしてください。

そうめんは確かに満腹感を得やすくダイエットに最適ですが、カロリーが多いことには変わりません。そこでより高いダイエット効果を得るために、そうめんの量を半分に減らしてみてください。

始めのうちは辛いかもしれませんが、慣れてくれば、そうめんダイエットはうまくいきます。

そうめんは家計にも負担がかからない値段で買えるうえに、調理に時間もかかりません。誰でもすぐに実践できるメリットもあります。ぜひ頑張ってみてください。



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