手 軽 さ 70/100
コ ス ト 50/100
アレンジ10/100
身体負担50/100
知  識70/100
ペ ー ス 30/100
とろろ昆布ダイエットとろろ昆布はあまり食卓に登場する機会が多くはないので、馴染みがない食品かもしれません。ダイエットの最強コンビとなるとろろ昆布とはどのようなものでしょうか。

よく登場するのはうどんの上に乗っているペラペラでヌメヌメした食品です。

なんとも味わい深い味がします。このとろろ昆布には、見た目とは違い、水溶性食物繊維のアルギン酸とフコイダンが豊富に含まれています。これらはとろろ昆布を食べるときに感じるヌメヌメの正体なのです。

アルギン酸は、人の消化管では、ほとんど消化・吸収されないため、食べるとを素通りして腸壁へいき、そこで水分を吸収してゼリー状に変化します。

そして、ゼリーの中に、腸内の脂肪や糖質を抱え込んで体外へ持ち出してくれるのです。フコイダンは血液中のコレステロール値の上昇を抑えます。

ともに水溶性で、体内の水分を吸収して膨らむため、腸内でかさが増して排便が促されたり満腹感を感じるので食欲も抑えられるなど、とてもメリットがたくさんあります。まさにダイエットに適した最強コンビなのです。


とろろ昆布のダイエット方法&効果

EPA(エイコサぺンタエン酸)やDHA(ドコサへキサエン酸)は、海の生物だけに含まれる特別な脂肪酸なのですが、とろろ昆布にも豊富に含まれています。

EPAは血液を固まりにくくする効果があり、体内にEPAがたくさんあると、血液はサラサラに流れ、血液の流れがよくなると、体の代謝もアップします。さらに血色のいい、健康的な肌になります。

DHAは、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす作用があります。

フコキサンチンは、脂肪燃焼にパワーを発揮する脂溶性成分。太りにくい体質を作るほか、シミやシワの予防にも効果があります。とろろ昆布ダイエットはとても良いこと尽くめなのです。

昆布はマリンビタミンと呼ばれるほど栄養が豊富ですが、普通に食べているのでは、栄養素を充分に体内に吸収することができません。例えば、昆布でだしを取る場合、役目が終わって取り上げた昆布の中にまだまだ栄養がぎっしり詰まっているのです。

その点でも、とろろ昆布にすることで、そのまま食べるために栄養をとりやすいのです。ダイエットパワーはあの外見の薄さにも秘密があったのです。

とろろ昆布は、数枚の昆布を重ね合わせて圧縮し、薄く削る、という製法で作られています。独自の製法で、極めて細かく切断されるため、有効成分が体内に多く溶け出しやすいのです。食物繊維などのダイエットパワーが存分に発揮されるわけです。

食事で油ものを食べると、油の酵素分解・吸収の器官である小腸で脂肪と糖質が分解されて体の中に吸収される仕組みになっています。

こうして、脂肪が体内に蓄積されてしまうのですが、ここでとろろ昆布と油ものをいっしょに食べると、水溶性食物繊維のアルギン酸とフコイダンが、小腸で脂肪と糖質を抱え込む働きがあるため、体外へ排出してくれるのです。 だから脂肪がたまらないというからくりです。

これは、昆布の細胞の大きさよりも薄く削るというとろろ昆布の加工の特徴が、水溶性食物繊維の溶出量を増やし、血中中性脂肪の上昇抑制作用に影響しているためと考えられています。

とろろ昆布は、食事の前に食べておくのが最も理想的です。すると小腸にとろろ昆布の水溶性食物繊維が先に行って待ち構えています。そこへ食べた油ものが口から流れてきて小腸にきたところでキャッチしてくれるからです。

食前に食べ忘れた!という人も安心してください。 酵素分解に30分ほど時間がかかるので、食中や食事直後であれば、急いで食べれば効果があります。食べるだけで効果があるとろろ昆布ダイエットは魅力的です。


とろろ昆布の豆知識
とろろ昆布は製造過程で水や調味液で煮炊きすることがなく、成分の流失がほとんどないことに加え、その薄さにも秘密がありますので紹介します。

電子顕微鏡でとろろ昆布の繊維を見てみると、細胞が切断されていることがわかります。細かく破砕されていることで、消化管内で有効成分であるミネラルや食物繊維が多く溶け出しています。 また、血中の中性脂肪の吸収が抑制されることがわかっています。


とろろ昆布ができるまでの工程
❶昆布が日本各地から届けられたら、まずは倉庫へ保管。温度15℃、湿度53%というベストな環境が保たれた快適な部屋で、昆布は保存されます。

❷まずは「漬け前室」に移動し、乾燥した昆布を酢につけてやわらか<します。昆布によってにつける最適な時間は異なります。

❸昆布がやわらかくなったところで、酢から取り出し、今度は「養生室」に移動。昆布をゆっくり休ませて、酢がしっかり昆布の中心まで染みわたるのを待ちます。

❹調味液を加えながら、かくはんします。調味に醸造酢を使用します。ここでの味つけが、とろろ昆布の味を決定する大事な工程となります。

❺昆布をチップ状にしてドラムにいれ、混ぜます。この時に、細かい砂などの汚れも落とします。数種類の昆布を配合しブレンドすることで、おいしくなるのです。

❻養生され、しっかり酢が浸透した昆布は、一定の長さにカットしていきます。

❼チップ状の昆布を型枠に入れ、約2トンの圧力でギュギュッとプレスしていきます。昆布は、半分の厚さまでに圧縮されてブロック状のかたまりになります。

❽もう一度 「養生室」 で休んだあと、成形。層になったブロックの積層面を、機械で0.02mmという極薄に削ります。刃先は、毎日職人の手で研ぎ直されています。


保存方法
〇室温で暗所に保存して。
冷蔵庫は結露するから×
とろろ昆布は、酸素と光という条件が揃うと急激に劣化が進みます。開封後は、光を避けるために暗所での保存がおすすめ。 冷蔵庫は温度変化によって結露するので、開封のいかんにかかわらず室温で保存しましょう。

ごはんと一緒に
〇ごはんを抜いたら逆効果の場合も!!
ご飯は抜かないほうがいい。とろろ昆布ダイエットに食事制限はありません。制限をして必要な栄養がとれないほうが深刻です。むしろ、ご飯を抜くことで体が飢餓になると、脂肪をため込んでしまう体質になってしまうかもしれません。


とろろ昆布レシピ
とろろおにぎり
材料(3個分)
とろろ昆布…8g
ごはん…300g(茶腕2杯分)
昆布の個煮…10g
梅干し 1個
青じそ一適量
①とろろ昆布を短く切り、できるだけ細かく指でほぐす。
②ごはんに塩昆布、佃煮やせん切りした青じそを混ぜ込み、1つには梅干しを入れ、お好みの形ににぎる。
③1を全体にまぶす  

とろろ納豆丼
材料
とろろ昆布…6g 
納豆…1パック 
ごはん…150g
①納豆に添付の調味料を入れ粘りが出るまでかき混ぜる。とろろ昆布をゆびでほぐす

パンとろろ昆布
材料
とろろ昆布…10g
食パン…(6枚切り)1枚
バタ一 (またはマーガリン)…5g
トマトケチャップ…大さじ1
ピザ用チーズ…20g
①食パンにバタ一を塗り、ケチャップを塗る
②とろろ昆布をのせ、ピザ用チーズをのせてトースターでチーズが溶けるまで焼く。好みで白いりごまをまぶす 
③温かいごはんに2をのせる 


だしまきたまご
材料(2人分)
とろろ昆布…10g
卵…4個
だし汁…80ml
砂糖…小さじ2
塩、しょうゆ…各小さじ1/2 .
サラダ油…大さじ1
①卵を割りほぐし、だし汁、砂糖、塩、しょうゆと混ぜ、とろろ昆布を指でほぐして合わせる 
②卵焼き器を熱し、油をひいて1を1/3ずつ流し入れながら焼く





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