手 軽 さ 30/100
コ ス ト 50/100
アレンジ50/100
身体負担70/100
知  識50/100
ペ ー ス 30/100
アロマで痩せる!?

ダイエットというと食事制限、運動の2つがまずは頭に思い浮かぶのではないでしょうか?

実は脳もまた痩せるために大きな役割を果たしています。脳は食欲や睡眠、血行など生きるために必要な活動をコントロールしていますが、ストレスを感じるとそれらがうまく調節できなくなります。

気になることがあると何も食べられなくなったり、 おなかはいっぱいなのに何か食べずにはいられなかったりということはありませんか?食欲は見えない力の影響を敏感に受けるようです。

食欲をコントロールするのは、脳の仕事です。つまり、やせること、そして太ることと脳は深い関係があります。さまざまなダイエット法がありますが、基本はもっと根本的なところにあったのです。 脳を健康にすることがダイエットの秘訣といってもよいかもしれません。→脳とダイエットの関係について



ラズベリー イラスト
心地よい香りが食欲のバランスをとる

効果的な匂いの種類として…
「グレープフルーツ」「レモン」「オレンジ」「ラズベリー」 「フェンネル」「タラゴン」「セージ」「ローズマリー」「カモミール」 「ラベンダー」などが代表としてあります。

これらの香りを嗅いだときの嗅覚の刺激は、大脳辺縁系に到達します。あわせてそれが何の香りかという認識も行われますが、 認識と同時もしくはより早く、その香りが好きとか嫌いとか、気持ちいいとか不快とかが優先されます。

したがって好きな香り、心地よいと感じる香りを嗅いだときには、意識することなくリラックスし、その刺激が視床下部に伝わり、自律神経バランスを整え、食欲のバランスをとることにもつながります。

交感神経の働きが鈍いと太りやすくなる
自律神経には、緊張して活動しているときに働く交感神経と、リラックスして体力を回復しているときに働く副交感神経があります。最近の研究では、このうちの交感神経の働きが肥満に大いに関係するといわれています。

太っている人のほうが、交感神経の働きが低いというのです。交感神経から脂肪細胞に活動の命令が伝わると、からだに貯えられた余分な脂肪を分解して、エネルギーとして燃焼させる働きが活発になります。

ここで交感神経の働きが鈍いと、脂肪を燃焼しにくくなるのです。交感神経は呼吸や脈拍をコントロールし、血行促進、エネルギー消費を促して、身体の動きを活発にするため、痩せられるというわけです。

神経が刺激され意欲が増したり精神が安定して健康的にダイエットを続けられるといった補助的作用としてとらえるべきものと思います。 でも補助的作用とはいえ、ダイエットにはそういった意識付けや意欲付けの影響が実はとても大きいので無意識のうちにダイレクトに脳に働きかけることができる「香り」の痩せ効果はなかなか侮れません。上手に活用してみてください。→自律神経とダイエットについて

自律神経の働きを高める香りが役に立つ
香りにはリフレッシュさせて交感神経の働きを高めるものと、リラックスさせて、副交感神経の働きを高めるものがあります。自律神経の機能を高めれば、消化を促進し、食欲を抑制し脂肪燃焼を促進する、といったことが期待できます。

そこで、香りの力で自律神経をトレーニングすれば、太りにくいからだづくりに役立てることができるでしょう。

また、植物の香りには直接脂肪に働きかけ、 脂肪を分解する作用を持つといわれるものもあります。香りの心身に動きかける効果を上手に利用し、ダイエットに役立てましょう。

香りはそのような自分の意志だけではコントロールできない、脳のさまざまな部分に働きかけ、ストレスを軽くしてくれるのだそうです。心身を健康な状態に、やせやすい体に近づけてくれます。



たとえば、 部屋でストレッチをしたり、ダンベル運動をするときは、からだを動かす前に、レモンの精油でつくったオーデコロンを部屋にスプレーしましょう。

レモンの果皮からとれるレモンの精油には、血液の循環をスムーズにさせる働きがあります。また、集中力を高める効果があるため、 この香りを嗅ぐことで、運動に打ち込むことができます。すると、筋肉を鍛える効果が上がり、代謝を促進させることができるでしょう。→筋肉を増やしてダイエットする方法

ダイエットのために始めた運動は、なかなか続かないもの。くじけそうになったときこそ使いたい香りです。


☆レモンフレグランス作り方
レモン(精油)…6滴
ウオッカ(又は無水エタノール)…小さじ1
精製水…小さじ5

①陶器やガラスの容器にウオッカを入れてレモンの精油を加えて、竹串などでよく混ぜ合わせる
②精製水を加え、よく混ぜ合わせればできあがり

※精製水
ミネラルや不純物などを取り除いた水。 薬局で手に入ります。




グレープフルーツ
香りが交感神経を活性化し、これにより、体内生理活性物質ノルアドレナリンが放出され、脂肪燃焼をサポートするたんぱく質UCPが発現。脂肪の燃焼率を上げるといわれています。

甘酸っぱい香りが交感神経を刺激、さらに脂肪燃焼につながるホルモンの分泌を促してくれるそうです。

方法は目に付いたとき手に取って香りをかいだり、手でむいて、ふわりと広がる香りを楽しみます。余裕があれば専用しぼり器でしぼって香りをかぎ、果汁はジュースとしてそのまま飲むことも効果的!グレープフルーツの中でも実はもっとも香りの成分が含まれているのは皮なので、捨てずに部屋に置いておきましょう!→グレープフルーツダイエットの詳しい説明


タラゴン
ハーブの一種、別名エストラゴン。料理に使うことで脂肪の燃焼を促すことができるそうです。
方法は乾燥させた葉を刻んで、ハーブティーにもなりますし、白ワインのボトルにタラゴンを入れ、3日ほど置いておくと香りが移ります。また乾燥させたタラゴンを細かく刻み、バターに練り込む方法もあります。バスタイムには乾燥させたタラゴンを小さな袋の中に入れて、ハーブバスを楽しみます。

ラズベリー
香りの成分のラズベリーケトンには、唐辛子に含まれるカプサイシンの3倍の脂肪燃焼効果があるそうです。脂肪細胞に直接作用して、脂肪の分解を促します。しかし、生のラズベリーを食べて効果を得るには大量に必要になるそうです。


ペッパー
ブラックペッパーのほうが香りが強いそうですホールならそのまま部屋に置いておいても香りを維持できますが、粉末状のものは冷蔵庫に保存します。
方法はパンやおむすびにペッパーをかけます。食べ過ぎには注意です。その他にミルクをひいて香りを楽しむとともに、料理に使います。減塩にもつながります。

フェンネル
エスニック調の独特な甘い香りをもつハーブ。世界各地で食用されています。
減量に効果があるといわれるフェンネル。薬効にもっとも優れるのは、スパイシー で甘みのある種子。強い利尿・発汗作用があり、おなかにたまったガスを排出する駆風作用もあります。

方法は種子をお皿に入れておき、外出前や食後にかみます。 消化を促進したり、口臭を消す働きもあります。その他にドライハーブスプーン1杯、またはフレッシュハーブスプーン3杯に熱湯を注いで5分ほど蒸らし、ハーブティーにも。また枕を縫いフェンネルを詰めて、ハーブピローにもなりますし、パスタをフェンネルの葉や茎をゆでたお湯でつくります。刻んで混ぜて、余すところなく利用できます。


スイートアーモンドオイル(植物油)
アーモンドの仁からとれるオイル。 栄養分が豊かで、肌を癒してやわらかくする効果に優れる。ビ夕ミンD、Eや各種ミネラルも含み、 肌のかゆみを抑えて、疲労した肌を回復させます。


イランイラン
熱帯の樹木イランイランノキに咲く花から抽出。 オリエンタルな甘い花の香りは過食の原因となるストレスや不安、怒りをやわらげて、 幸せな気分をもたらします。


ジャスミン
つる性植物ジャスミンの花から抽出。甘美で誘惑的な花の香りは、抗うつ・催淫・ 鎮静作用があり、自信をなくしたときに勇気と幸福感を与えてくれる。生殖器系に効果があり、生理中のうつな気分や月経痛などに役立ちます。


ジンジャー
しょうがの根茎から抽出。スパイシーで鋭い香りが、精神的に疲れたとき、心を元気にしてくれる。血波循環を促し、鎮痛・発汗作用があるので、腰痛や肩こり冷え性、しもやけの症状をやわらげる。 また、コレステロール値を低下させるといわれています。


ターメリック (うこん)
使用部位:根
香幸料として料理に、黄色い染科として染色に使われることで知られる。体内の酵素を活性化し、脂肋を分解。中性脂肪の沈着を防ぐ。また、肝臓の機能を高め、コレステロール値を下げる。消化しにくい肉料理の下ごしらえに利用すると、 ダイエットにいい働きをします。


マジョラム
シソ科でスパイシーな香りのマジョラムの葉と花から抽出。神経系を鎮静する効果に優れ、 孤独感や哀しみなどを癒す。からだを温め、血液循環を促す動きがあり、 関節の痛みや筋肉痛に高い効果を発揮する


ユーカリ
コアラの好物として有名なユーカリノキの葉から抽出。ミント系のシャープでクリアな香り。興奮した気持ちを引き締め、精神を集中させる助けをする。強力な消毒・ 抗炎症作用で細菌の増殖を防ぎ、抗ウイルス作用もあります。


タンポポ
使用部位:根・葉
利尿作用が強く、消化不良や便秘を解消し、肝機能を高め、血液をきれいにする効果があります。


バジル
使用部位:葉
強壮・疲労回復・精神安定・抗ストレス作用がある。インド原産で、多くの種類があり、世界中で使われている。頭痛をやわらげる鎮痛作用もある。 フレッシュとドライでは、香りの個性が違うのも特徴です。


ローズヒップス
使用部位:実
さわやかな甘い香り。トマトと同じ成分であるリコピエンを含み、利尿や便通をよくする薬効がある。ビタミンCをオレンジの10倍、 レモンの20倍も含み、 さらにビタミンA、B、Eも豊富に含んでいます。


カルダモン
使用部位:種子
カレーを連想させるスパイシーな香り。 体内の熱を取り、からだを冷やす作用、心臓の機能を高め、呼吸を楽にするリラクゼーション効果、消化促進・駆風・脂肪分解作用があります。





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