栄養のとり方からアスリートを目指す方法
ここではあなたがアスリート・スポーツ選手として現在の食事内容がふさわしいかをチェックしていきます。ダイエットとはちょっと離れてしまいますが、動いて痩せる方にもおすすめの情報です。

下記の15項目に該当するものがあれば選択して診断ボタンをクリックします。
アスリート度の解説は下記に記載してありますので是非参考にしてトップアスリートを目指しましょう!

①間食はしない
②ごはんやパン、麺類はあまり食べない
③練習後は食欲がなく、帰宅してからの食事はあまり食べれない
④練習を終えたときに、ノドがカラカラだ
⑤競技・試合が近づくと、こってりしたものを食べてスタミナ補給
⑥お腹がペコペコの状態で練習をはじめることがある
⑦肉や魚、大豆製品(納豆など)や豆類を食べることが少ない
⑧牛乳が苦手で、納豆などの大豆製品もどちらかといえば嫌い
⑨あさりやシジミ、ほうれん草、豆腐、レバーはめったに食べないか嫌いだ
⑩競技・試合前は時間がなくてもしっかり食べるようにしている
⑪基礎体力づくりの時期も本番に向けた調整の時期でも食事内容は変わらない
⑫朝起きると身体に疲れが残っている
⑬練習中にスタミナ切れをよく感じる
⑭けがをしやすい
⑮最近、よくめまいを感じる



チェック項目が0の人!
該当項目が0の人はスポーツ選手・アスリートとして理想的な食事をとっていると考えられます。現在の食生活を維持して、競技力を磨いて下さい。自然と筋力や持久力も向上していくと思います。



チェック項目が1と2の人!
該当項目が1つか2つだった人は悪い食事内容にはなっていないようです。該当した内容を改善するだけで十分でしょう。しかし、項目⑫~⑮に該当してしまった人は、まず原因をよく考えてから改善します。食事内容以外の環境や練習内容など精神的な問題が潜んでいるかもしれません!




チェック項目が3~8の人!
あなたの食事内容には改善すべきポイントが少なからずあります。現在の食事を続けていると並みの選手以上になるのはむずかしいかもしれません。該当項目によって簡単に改善できたり、難しいものもあるでしょうが、ワンランク上の選手を目指すならひとつでも構いませんから長期的な改善をこころがけてください。




チェック項目が9~15の人!
もしあなたが激しい練習を毎日こなしているのなら、身体のどこかしらに不調をかかえていませんか?たとえはっきりとした不調がなくてもこのままの食事を続けていると、過労やけがでダウンしてしまう可能性を秘めています。アスリートにとって食事がいかに大切かを理解するとともに早急な改善に努めましょう!


練習内容とその目的が時期によって違うのにあわせて食事内容も合わせてあげる必要があります。まず身体づくりの時期では材料となる栄養素としてたんぱく質が重要になります。

魚、肉、豆類などを少し多めにするのがポイントとなります。練習前の空腹は厳禁で、エネルギーが不足している状態では能力を発揮しきれませんので、間食をとりましょう!おすすめなのはバナナやエネルギーゼリーです。


練習が終わってから糖質を含むスポーツドリンクやジュースは危険です。ノドが乾いていても少量を少しずつ飲むのがポイントで、まとまった糖質が身体に入ってくると、食欲をコントロールしている脳が満腹になったと考えてしまうから、肝心の食事をきっちり摂れないからです。→ダイエットと脳の関係について

本番が近づくと体調の管理が重要となりビタミンを多くとります。野菜や果物などに多く含まれています。さらにスタミナが必要な場合はご飯や麺類、パンなどの糖質を食べてエネルギー源を確保します。

疲労が抜けない時にはビタミンCが効果的!これも野菜や果物に含まれている栄養素です。また競技や試合前ははじまる3~4時間前までには食事をすませておきましょう!

これは消化するのにそれくらいの時間が必要なためで、食べた後すぐでは集中力の低下や腹痛の原因となります。そして注意したいのが脂質(油)です。これは消化に4時間以上かかってしまうために、胃腸に負担がかかります。


スポーツ選手が必要とする競技力は種目によって違います。例えばマラソンランナーには持久力が必要不可欠です。ウェイトリフターに必要なのは強い筋力です。

自分が行っている種目では何が不可欠なのか、持久力か筋力か、それとも両方のバランスなのかを見極めることも大切です。はっきりさせることで有効な食事法を実行していきましょう!

1マラソン・競歩・スキー・自転車・トライアスロン
身体を削ってでもゴールに到達する強靭な持久力が要求される

特に大切な栄養素:糖質
持久力運動では糖質と脂質が使われます。食事から極端な脂質をカットしていない限り、体脂肪は十分にたくわえられていると考えて良いので、糖質はたくわえが比較的少ないので、しっかりとっていきたい!

注意してとりたい栄養素:鉄・カルシウム
汗にはミネラルが含まれており、大量に汗をかく選手にはミネラルの補給が必要です。貧血も多くみられるので鉄分も合わせてとりたい!


2水泳・カヌー・スピートスケート・ゴルフ
持久力も必要、筋力も重要、難しいけど両立がカギ

特に大切な栄養素:糖質
このグループの選手は練習量が多く、消費するエネルギーも大きい。糖質不足は筋肉を弱くしてしまいます。

注意してとりたい栄養素:たんぱく質
練習にウェイトトレーニングやインターバルを取り入れている場合は特にたんぱく質をとっておきたい。


3サッカー・ラグビー・バスケット・ホッケー
持久力と瞬発力、集中力と判断力、すべての運動能力をハイレベルに

特に大切な栄養素:糖質・たんぱく質
バランス良い栄養素をとることがこのグループには必要で、エネルギー源となる糖質と筋肉の材料となるたんぱく質は必須!

注意してとりたい栄養素:ビタミン・ミネラル
コンタクトプレーが多いので骨の強化が不可欠といえる。主成分のカルシウムと吸収を助けるビタミンDも重要です。


4バレー・テニス・バドミントン・卓球・アメフト・野球
瞬間的なパワーとシャープな動きを可能にする筋肉をつくろう

特に大切な栄養素:たんぱく質
2、3グループと共通であるが練習の目的に合わせてたんぱく質は調節したいところ!

注意してとりたい栄養素:ビタミンC
関節は結合組織というものに守られているが、その材料となっているのはコラーゲンで、これの接着効果を強める働きをしているのがビタミンCである。全シーズンにおいて補給したい栄養素!


5ボクシング・レスリング・空手・柔道
激しいぶつかり合いを制するのはスピーディーなパワーと粘り

特に大切な栄養素:たんぱく質
減量をうまく行えるかどうかがポイント。筋力を落とさず、体脂肪を落とすのが目標です。そのためには脂質を抑えながらたんぱく質を増やそう。肉や魚は良質なたんぱく源であるが、脂質も多いので大豆製品や豆類がおすすめ。

注意してとりたい栄養素:ビタミン・ミネラル
減量をするには食事の量を減らすことになる。するとビタミンやミネラルも減ってしまいがちなので、サプリメントを使用してでも必要量は確保したい!


6スピードスケート・水泳(短距離)・陸上(短距離)・跳躍
短時間に持てる全ての筋力を出し切る瞬発力が命

特に大切な栄養素:たんぱく質
このグループは常に高い筋力を保つ必要があり、たんぱく質は人より多くとりたい。

注意してとりたい栄養素:脂質
体脂肪が増えると瞬発力は低下するので摂りすぎには注意。脂質は少ないものを選ぼう。


7ハンマー投げ・砲丸投げ・ウェイトリフティング
勝負を決めるのは筋肉量。ひたすら筋肉を太く

特に大切な栄養素:たんぱく質
スポーツ選手は体重×1.5gのたんぱく質をとりたいものだが、このグループは体重×2gを目標にしたい。

注意してとりたい栄養素:カルシウム
牛乳など乳製品で補いたいところだが、苦手な人には海藻や豆腐、納豆などでも代替可能。


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